今回の記事では、「管理職の魅力って何があるんだろう…」と気になっている方向けに書かれています。
「給料が上がるのは嬉しいけど、責任も大きいし、体も心も辛くなってしまう…」と管理職に昇進するのをためらう方も多いはず。
一見デメリットばかりの管理職ですが、見方を変えたら管理職をやった方があなたのキャリアにとって良いこともあるんですよ。
今回の記事では、思わず管理職になりたくなる魅力を7つ紹介していますので、ぜひ最後までご覧になってください。
あなた自身が働きやすくなり、スキルアップにつながる!
管理職になれば給料が増える分、責任が重くなったり、休日も仕事のことを考えないといけなかったり、精神的な負担も多くなる…。
一見すると、デメリットが大きい管理職ですが、見方を変えたら魅力的なところもあります。
例えば、管理職になることで、あなたの意見が通りやすくなり、うまくいけばあなた自身が今よりも働きやすくなるかもしれません。
また、管理職という業務自体がスキルアップにつながり、あなたの成長を加速させることもありえますよ!次の見出しでは、この記事で紹介する管理職の魅力を7つお伝えします。
管理職の7つの魅力はこちらです。
今回の記事では、管理職の魅力を7つ紹介していきますが、概要はこちらになります。
- 部下をマネジメントする経験ができる
- やり方次第で自分の時間を作ることができる
- 裁量権が大きくなる
- チームの雰囲気を変えることができる
- 会社の理念や方針を理解できる
- 経営について学ぶことができる
- 転職でも大いにアピールできる
最近は、「管理職にはなりたくない」という方が多くなっていますが、これら管理職の魅力7つを知ると、「管理職っていいかも?」と感じるようになるに違いありません。
それでは、次の章から、管理職の魅力を一つ一つ紹介していきますよ。
管理職の魅力①やり方次第で自分の時間を作れる
管理職の1つ目の魅力は、やり方次第で自分の時間を作ることができることです。実際、管理職になると、部下のマネジメントに加えて会議や商談など、タスクが増えて自分の時間が作りにくいのも事実。
そして、残業が増えて大変だから管理職はやりたくない方も多いですが、きちんと部下に仕事を振っていけば、業務時間内にチームとしての仕事を完遂することは可能です。
適切に部下に仕事を振って、あなたが管理する側に多く回ることができれば、あなたは自分の時間をしっかりとることができます。
平社員だった頃よりも、自由に使える時間が増える可能性があるので、スキルアップや研修参加など、やりたいことに時間を割けるかもしれません。
管理職の魅力②裁量権が大きくなる
管理職の2つ目の魅力は、あなたの裁量権が大きくなることです。ある程度の枠組みの中ではありますが、経営者が求める成果を出すことができるのであれば、基本的に仕事のやり方を問わないことも多くなります。
例えば、それまではチームメンバーに共有したい内容を紙に印刷して、回覧していたとします。そうなると、回覧順番が後になったメンバーには伝達が遅れ、結果的にチームの生産性が下がってしまうかもしれません。
もし、あなたの裁量でチャットツールや社内メールを導入できたとしたら、一瞬で情報伝達できるかもしれませんよね。結果的に、業務効率がよくなり、チームの生産性が改善する可能性もあります。
このように、裁量権が強くなれば、あなたの意見がチームで通りやすくなり、あなた自身が働きやすい環境に変えることができますよ。
管理職の魅力③チームの雰囲気を変えることができる
管理職の3つ目の魅力は、チームの雰囲気を変えることができることです。平社員で働いていると、「もっと気軽に話しやすい雰囲気だと仕事がはがどるのにな…」と思うことはありませんか?
チームで仕事をする上では、雰囲気はとても大切。雰囲気が悪いと、部下が管理職に気軽に相談できず、事前にミスを防ぐことができないことも多くなります。
チームの雰囲気をよくすることができるということは、そのチームにいるあなた自身も働きやすくなることになります。
どれだけ業務的にきつい内容であったとしても、チームの雰囲気がよければ乗り越えられることもあるはずですよ。
管理職の魅力④会社の理念や方針を理解できる
管理職の4つ目の魅力は、会社の理念や方針を理解できることです。管理職になると、経営者から直接、会社の理念や方針を聞く機会も増えてきます。
平社員の時には理解できていなかった会社の意思決定の具体的な部分が、管理職になると見えてくることもあるのです。
例えば、平社員の時には、参加しなかった運営会議や大切な商談を経験することで、あなたのいる部署が会社の何の事業で役に立っているのかをもっと理解できるかもしれませんよ。
結果的に、会社の理念や方針を理解できることで、今よりも仕事の意義を感じ、やりがいを持って業務に向かうことができるかもしれませんよ。
管理職の魅力⑤部下をマネジメントする経験ができる
管理職の5つ目の魅力は、部下をマネジメントする経験ができることです。管理職になると、多かれ少なかれ部下がつき、彼らの教育をする必要が出てきます。
管理職の役割の一つに、チームの生産性を向上させることがあげられます。また、部下をうまくマネジメントして、あなたの思う通りに働いてもらうのも管理職の役割でしょう。
そのためには、部下一人ひとりの特徴を踏まえた上で、的確な指示と能力に見合った業務を割り振りすることが必要になります。
管理職は、現場でプレイヤーとして働くのとは違った困難さがありますが、それを含めて管理職でしか味わえない貴重な経験になります。
管理職の魅力⑥経営について学ぶことができる
管理職の6つ目の魅力は、経営について学ぶことができることです。平社員と違って、管理職は平社員が気にしなくてよいような予算や人事、事業計画、投資に関わることができます。
例えば、「〇〇案件をとってきたら、この案件に何人の従業員を割いて、どれくらいの時間を使うのか、そして純利益はいくら手元に残るのか…」というように、経営的な視点を養うことができるのです。
このように、経営的な視点があることで、少ない労力で最大限の利益を生み出すことができるかもしれません。
また、今は独立などを目指そうと考えていなくても、いつかその時がくれば管理職をした経験は役立つでしょう。
管理職の魅力⑦転職でも大いにアピールできる
管理職の7つ目の魅力は、転職でも大いにアピールできることです。転職の際に、「管理職」という経験はかなり重要視されます。
管理職という経験は、何かの資格では代替できない立派な実績です。即戦力を求める企業にとっては貴重な逸材になるでしょう。
実際、現場でプレイヤーとして活躍する人材は多くても、プレイヤーをまとめる力のある逸材は転職市場で、そう多くはありません。
また、転職活動をする際には、「経営的な側面から物事を考えることができる」という点で、管理職を経験したことを存分にアピールすることも可能ですね。
まとめ
今回の記事では、管理職の7つの魅力を紹介しました。出世したくないという方も近年多くなってきていますが、管理職を務めることは、魅力もたくさんあることがわかりましたね。
「管理職」という経験は、資格勉強で取れるものではありません。あなたが今の会社でさらなる出世をするにしても、転職するにしても、チームをマネジメントしたという経験は、あなたの実績と評価になります。
もし、この記事を読んでいる方で、管理職になるチャンスがあるのであれば、ぜひその機会を逃さずトライしてもらえたら幸いです。最後まで読んでいただきありがとうございました。