「情報処理安全確保支援士の資格って転職に有利なの?」と疑問に思っていませんか?
この資格が転職に有利なのであれば、給料が上がったり、自分のキャリアアップに繋がったりしそうですよね。
今回は、情報処理安全確保支援士の資格が転職に有利なのかや、転職活動する際のポイントについてお伝えします。
「情報処理安全確保支援士の資格を活用して転職したい!」と考えている方はぜひ参考にしてください。
(出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/2210990?title=%E3%83%91%E3%82%BD%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%81%AE%E3%82%BB%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%81%AE%E4%BF%9D%E8%AD%B7&searchId=3431667610)
情報処理安全確保支援士は転職に有利!
情報処理安全確保支援士の資格は、情報処理安全確保支援士の資格は転職にかなり有利です。
総務省の情報通信白書令和2年版によると、パーソナルデータの収集にあたって「収集するデータのセキュリティの確保」を最も重視すると答えた企業の割合が、2017年から2020年にかけて大幅に増加しています
(参考:https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r02/pdf/n3400000.pdf(第3章4節−5))
また、セキュリティ対策に従事する人材の充足状況に関する2019年の調査では、日本企業の約9割が「不足している」と回答しています。
セキュリティ確保の需要増加と人材不足により、セキュリティに関する知識がある人材、つまり資格保持者の需要は高まっていくと言えるのです。
情報処理安全確保支援士の資格が有利に働く職種は?
転職活動の際、情報処理安全確保支援士の資格が有利に働くのは、どのような職種なのでしょうか。例えば以下のような職種が挙げられます。
- セキュリティエンジニア(プログラマ)
- 社内SE
セキュリティエンジニア(プログラマ)はセキュリティシステムの提案や設計、運用を行う仕事。社内SEは会社の内部システムの導入や運用を行う仕事です。
情報処理安全確保支援士の資格は、セキュリティに関する専門的な知識を持つアピールとなるので、以上のような職種への転職時に有利に働きます。
また、セキュリティ強化を図る企業の増加に伴って、セキュリティエンジニアやプログラマの求人が特に増えてきていますよ。
情報処理安全確保支援士が転職したら年収はどのくらいになる?
情報処理安全確保支援士を活用して転職した場合、どのくらいの年収を得られるのか気になりますよね。
年収について明確な情報は公開されていません。そこで本記事では、経済産業省の調査結果をお伝えします。(参照:https://warp.da.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/11646345/www.meti.go.jp/press/2017/08/20170821001/20170821001-1.pdf)
調査によると、セキュリティエンジニアを含めたIT技術スペシャリストの年収は平均758.2万円でした。
ただしこの年収のスキル標準レベルは3.9であるため、この年収を得るには、ある程度の経験や年数を重ねる必要があると言えるでしょう。
スキルレベル4は「部下を指導できるチームリーダーレベル」に相当します。
情報処理安全確保支援士は実務経験があれば転職に有利?
情報処理安全確保支援士を活用して転職する場合、実務経験があれば有利なのでしょうか?
結論、実務経験があった方が転職には有利です。未経験の方より求人が多いため、応募の幅が広がるでしょう。
実務未経験の方でも応募できる求人はあります。しかしながら、未経験だと周りに置いていかれそうで不安ですよね。
未経験の方には、後にも紹介しますが、業界についてのコンテンツがある転職サイトや転職エージェントを利用して業界を学ぶことをおすすめします。
情報処理安全確保支援士の資格は登録すれば転職に有利?
情報処理安全確保支援士は、試験に合格さえすれば転職に有利ですが、資格登録はするべきなのでしょうか。
結論、現在のご自身の経済状況を鑑みて、先に登録するか転職後にするか、あるいはしないか決めてください。
企業によって様々ですが、資格登録をしていると、転職後の優遇が良くなる場合があります。
しかし資格登録のコストは高いですし、講習を受ける必要もありますよね。そのため「絶対に登録するべき!」と一概には言えません。
転職活動で情報処理安全確保支援士を有利に活用するポイント
転職活動で情報処理安全確保支援士の資格を有利に活用するポイントは以下の2つです。
- 資格補助制度がある会社を選ぶ
- 複数の転職サイトに登録する
資格補助制度がある会社を選ぶ
情報処理安全確保支援士は、登録や講習にかかるコストが高い資格です。
自身で負担すると痛手になりますが、会社によっては、資格維持に関わる料金を負担してくれる場合があります。
転職先を選ぶ際は、料金の負担をしてくれるかどうかも観点の1つにするべきでしょう。
複数の転職サイトに登録する
転職サイトに登録する時は、複数のサイトに登録しましょう。企業によっては、異なる条件で複数のサイトに求人を出している場合があるからです。
複数のサイトに登録すれば、「こっちの求人の方が給料高い!」のように、より良い条件の求人を選ぶことができますよ。
ここからは、一部ではありますが、情報処理安全確保支援士の求人がある転職サイトを3つ紹介します。
簡単な登録が必要なサイトもありますが、どのような求人があるか気になる方は、ぜひ見てみてください。
- マイナビIT AGENT
- WORKPORT
- type
おすすめ転職サイト・エージェント①マイナビIT AGENT
1つ目に情報処理安全確保支援士の方へおすすめするのは、転職エージェント「マイナビIT AGENT(アイティー エージェント)」です。
- 公開求人数:11,600件
- 情報処理安全確保支援士で検索した求人数:132件
- 対応が速い
- 業界未経験でも手厚いサポートを受けられる
- 非公開求人を多く取り扱っている
マイナビIT AGENTは大手マイナビエージェントが運営している、ITやWeb業界に特化した転職エージェントです。
ITやWeb業界出身の担当者から手厚いサポートを受けられるので、業界未経験者でも安心して転職活動できますよ。
「未経験だけどITやWeb業界で活躍したい!」という方は、以下マイナビIT AGENTの公式サイトを確認してみてくださいね。
おすすめ転職サイト・エージェント②WORKPORT
2つ目に情報処理安全確保支援士の方へおすすめするのは、転職エージェント「WORKPORT(ワークポート)」です。
- 公開求人数:51,879件
- 情報処理安全確保支援士で検索した求人数:92件
- 対応が手厚く速い
- 業界未経験向けの求人が多い
- 他社にない非公開求人を多く取り扱っている
WORKPORTの魅力は対応の速さです。求人の提案や日程調整、メールの返信といった対応の速度に定評があります。
また、求人数は大手に匹敵するほど多く、他社にない非公開求人も多く取り扱っています。
「いち早く転職活動を進めたい!」という方は、以下WORKPORTの公式サイトを確認してみてくださいね。
おすすめ転職サイト③type
最後に情報処理安全確保支援士の方へおすすめするのは、転職サイト「type(タイプ)」です。
- 公開求人数:2,769件
- 情報処理安全確保支援士で検索した求人数:17件
- AIが最適な求人をマッチングしてくれる
- 合同企業説明会「エンジニア転職フェア」を開催
- 転職ノウハウやキャリア形成に関する記事コンテンツが充実
typeで扱っている求人の約半数が「IT・通信・Webエンジニア」の求人で、関連職種は27種類とかなり細分化されています。
求人の多くは首都圏に集中しており、typeが開催する合同企業説明会「エンジニア転職フェア」も東京で行われます。
「転職したら首都圏で働きたい!」という方は、ぜひ以下typeの公式サイトを見てみてくださいね。
【まとめ】情報処理安全確保支援士の資格で転職に有利に!
今回は、情報処理安全確保支援士の資格が転職に有利に働くのか、転職活動のポイントは何かについてお伝えしました。
セキュリティ犯罪が横行する現代、情報処理安全確保支援士の需要は高まっていくと予想されます。
実務未経験の方でも、業界について学べるコンテンツのある転職サイトやエージェントがあるので安心です。
情報処理安全確保支援士を活用し、情報セキュリティに関する知識をアピールして、ぜひ転職を成功させてくださいね。