「新しく管理職に任命されたけど、心構えやマインド・テクニックを知ることができる”おすすめの本”は無いものか…」
とくに突然任命されてしまった場合、今すぐ部下へのマネジメントや”管理職としての成長”に活かせる書籍が欲しいですよね。
そんなあなたの悩みを解決するため、『管理職がマネジメントや成長に役立てられる”おすすめの本”9選』を紹介していきます。
読み切れば、新米管理職のあなたを助けてくれる名著が見つかることでしょう。ぜひ最後まで読んでくださいね!
(トップ画像出典:https://unsplash.com/photos/nKEARsgmrqc)
管理職におすすめの本①:ディズニー7つの法則
『ディズニー7つの法則』はフィクションストーリーを楽しみながら、ディズニー・ワールドが厳守しているルールを学べる本です。
中でも筆者がオススメするのは、「誰もがキーパーソン」という法則。管理職は忘れがちになる部分だと思います。
管理職になると「他の社員を指導しなければならない」と思ってしまい、自分の考えを押し付けてしまうことが多くなることでしょう。
しかし指導ばかりでは、部下は付いてこられません。最悪の場合、精神を病んで退職してしまう可能性もあります。
だからこそ「誰もがキーパーソン」というルールを活用し、できるだけフラットな職場環境を作ることの大切さが書かれていますよ。
あなたが”ネガティブな理由で社員が離れない部署”を作るため、非常に役立つ本だと言えるでしょう。
管理職におすすめの本②:ディズニーCEOが実践する10の原則
『ディズニーCEOが実践する10の原則』は、ウォルト・ディズニー・カンパニー現会長(前CEO):ロバート・アイガーさんの自伝です。
テレビ局の雑用係だった彼が、エンタメビジネスで『キング』になるまでの半生と成功哲学が語りつくされていますよ。
そして「10の原則」という形で、優れたリーダーシップに必要な要素も徹底解説!
中でも「すべての人(部下)と誠実に向き合い、公平に共感を持って接すること」の大切さを強く学べるので、部署の人間関係を円滑にするため役立つ一冊です。
ピクサーやマーベルなど、身近なビッグネームも多く登場します。親近感を持って、楽しみながら読めることでしょう。
管理職におすすめの本③:7つの習慣
『7つの習慣』は、全世界で4,000万部以上の売り上げを誇っている大ベストセラーです。
自分の価値を高めながら、他人とも良い関係を作りあげるための習慣が7つ書かれていますよ。
筆者は個人的に、4つ目の習慣である「Win-Winを考える」に感銘を受けました。
自分と相手、両方のメリットを考えられるようになったキッカケとなっています。
多くのビジネスマンの愛読書であり、マネジメントだけでなく「自己啓発」にも大きく役立つ『7つの習慣』。
読んで実践するだけで、管理職として一回りも二回りも大きく成長できることでしょう。
管理職におすすめの本④:人を動かす
『人を動かす』は、日本だけでも500万部以上が売れている世界的ベストセラーです。
自分の思い通りに人を動かし、そして自分の説得を通すための原則が惜しげもなく解説されていますよ。
部下からの反発を減らし、「とてもスムーズに仕事を進められる職場」を作るためには欠かせない一冊と言えるでしょう。
何より脅しや暴力など、あくどい手法はまったく無いのが素晴らしいと思っています。
そして原則の数は合計15個と、大ボリュームの内容になっている『人を動かす』。
ある意味「当たり前のことばかり」が書かれているので、読んだ直後から実践できますよ。
管理職におすすめの本⑤:マネジメント 基本と原則
『マネジメント 基本と原則』は、”経営学の神様”と言われるピーター・F・ドラッカーさんが書いた名著です。
「マネジメントとは実践であり成果を出すこと」との考えを軸に、管理職の使命と仕事・考えるべき戦略が解説されていますよ。
「顧客は誰か」・「どんな成果を出すべきか」を自問しながら読むと、自分のチームへの理解度を深められるでしょう。
『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら(もしドラ)』の元ネタにもなっている今著。
日本の職場でも活用できるマインドが詰め込まれた、「管理職の必読書」とも言える一冊ですよ。
管理職におすすめの本⑥:はじめての課長の教科書
『はじめての課長の教科書』は、管理職としての振る舞いを学べる本です。
「褒めるときは皆の前&叱るときは一対一で」を始めとした、管理職にとって基本的なテクニックはもれなく紹介されていますよ。
筆者は今著で「自分の負けパターン(失敗パターン)を知っておく」という、新たなマインドを身に付けられました。
「課長と部長の違い・課長と経営者の違いは?」というユニークな視点でも、話が整理されています。
最後まで読めばあなたも、”部下への正しい接し方”や”部署単位での効率的な仕事の進め方”を数多く見つけられることでしょう。
管理職におすすめの本⑦:究極のリーダーシップ
『究極のリーダーシップ 最大の成果をあげるための10の極意』は、YouTuberとしても有名な講演家:鴨頭嘉人(かもがしらよしひと)さんの著作です。
「日進月歩」と表現される現代でも大切にされる、”リーダーとしての極意”が書かれた指南書ですよ。
管理職がもっとも苦心する「部下の心を動かすための方法」が、具体的に記されています。
鴨頭さんはマクドナルドのアルバイトから、のちに同社で”日本最優秀店長”として表彰されるまで上りつめた経歴の持ち主。
さらに登録者100万人以上のYouTubeチャンネルも運営しています。マネジメント実績が素晴らしい彼の話には、大きな説得力を感じられますよ。
管理職におすすめの本⑧:上司が「鬼」とならねば部下は動かず
『上司が「鬼」とならねば部下は動かず』は、”上司の仕事とは何なのか?”をしっかり見直せる一冊です。
「会社の目的は勝つことであり負けないこと・社員すべてが強くなければならない」という信念で書かれた今著。
どうすれば管理職として強く成長していけるのかが、事細かに説明されていますよ。
「部下に厳しくすることが重要!」ではなく「優しくなりすぎるな!」のマインドも学べます。
多くの読者、とくに経営者から圧倒的な支持を得ている『上司が「鬼」とならねば部下は動かず』。
あなたも「鬼」となって、優しすぎない上司としての接し方を学んでみましょう。
管理職におすすめの本⑨:駆け出しマネジャーの成長論
『駆け出しマネジャーの成長論』は、東京大学の准教授:中原淳さんが書いた”新米管理職向け”の一冊です。
「いきなり管理職に任命され、今までの業務もこなさないといけない。そして年上の部下・派遣社員・外国人従業員もしっかり管理しないと…」。
そんな風に、多くのストレスを突然抱えてしまった人にピッタリの名著ですよ。
膨大なデータをもとに、多様な部下の育成・活用策&他部門との調整・交渉のコツなどが具体的に書かれています。
著者は大学で教職をしているので、文章もロジカル&読みやすく表現されていますよ。
「とにかく実用的なマネジメント法を今すぐ知りたい!」と考えているなら、まずは今著から読みましょう。
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管理職におすすめの本についてまとめ
新しく管理職になった人がマネジメントや成長に役立てられる、”おすすめの本”を9冊紹介しました。
どれもこれもが名著であり、管理職として苦労しているあなたをまず間違いなく助けてくれることでしょう。
筆者はとくに『駆け出しマネジャーの成長論』をおすすめします。
管理職としての心構えや部下育成テクニックが、分かりやく解説されていますよ。
この記事で紹介したのは、短期的にも長期的にもあなたを支えてくれる本ばかり。
懐に余裕があれば全てを購入して、管理職としてのスキルをどんどん伸ばしていきましょう!