今回の記事は、「管理職ってどんなメリットがあるんだろう…」と気になっている方向けに書かれています。
管理職といえば、責任が重くなってとにかく大変そうというイメージがありますよね。
デメリットが多そうな管理職でも、見方を変えたらメリットに見えてくることもあるんですよ。
そこで、今回の記事では、管理職を目指す7つのメリットを紹介します。どれか一つのメリットでも、良いなと感じたら、ぜひ管理職を目指して欲しいです。
管理職のメリット7つはこちらです。
今回の記事では、管理職を目指す7つのメリットを紹介しますが、概要は以下の通りです。
- 給料が上がる
- ステータスが上がる
- 部下がつき仕事を振れる
- 仕事の仕組みを変えることができる
- 出会う人が変わる
- 仕事のやりがいが増す
- 転職の時に役に立つ
デメリットが多いと思われがちですが、見方を変えたらメリットも結構あるんですよ。
次の見出しから、管理職を目指す7つのメリットを一つずつ紹介していきます。
管理職のメリット①給料が上がる
ここからは管理職を目指すメリットを紹介します。1つ目のメリットは、給料が上がることです。これは、誰もが思いつくメリットでしょう。
厚生労働省の「平成30年賃金構造基本統計調査」によれば、役職別の平均月給が以下のように、報告されています。
役職 | 男性 | 女性 | ||
平均月給 | 平均年齢 | 平均月給 | 平均年齢 | |
非役職者 | 22万円 | 20~24歳 | 22万円 | 20~24歳 |
係長級 | 40万円 | 45歳 | 36万円 | 45歳 |
課長級 | 54万円 | 49歳 | 46万円 | 49歳 |
部長級 | 66万円 | 53歳 | 59万円 | 52歳 |
このように、役職が上がっていくごとに給料がどんどん上がっていることがわかりますね。
お金があれば幸せになれるわけではありませんが、たくさんある方が不安や我慢していたことを少なくすることができます。
そのため、給料が増えることで、今よりも豊かな生活を送ることができる可能性は高くなりますよ。
管理職のメリット②ステータスが上がる
管理職を目指す2つ目のメリットは、あなたのステータスが上がることです。管理職になると、〇〇部長や〇〇支店長など何かしらの肩書きがつくことがほとんど。
名前で呼ばれるのも良いけど、いざ「部長!」と声を掛けられると嬉しくなるものですよ。肩書きで呼ばれることで、自分が他の社員よりも一目置かれる存在と感じやすくなります。
さらに、肩書きで呼ばれることでモチベーションが上がって、さらにやりがいを持って仕事ができるかもしれませんよ。
管理職のメリット③部下がつき仕事を振ることができる
管理職を目指す3つ目のメリットは、部下がつき仕事を振ることができることです。
管理職になると、部下を複数人持つことになりますが、彼らに仕事を振ることで、あなたがやりたいことをする時間を作れるようになります。
例えば、書類作成を部下にきちんと指示しておくことで、あなたは顧客との商談時間を十分に確保することができるかもしれません。
このように、部下をうまくマネジメントできれば、あなたは仕事を管理する側に回って、あなたが本当にやりたい仕事に集中して取り組むことができるようになりますよ。
管理職のメリット④仕事の仕組みを変えることができる
管理職を目指す4つ目のメリットは、仕事の仕組みを変えることができることです。管理職は、平社員よりも裁量権が強くなります。つまり、あなたが良いと思ったことがあなたの部署で採用されやすくなるのです。
例えば、立場の低い平社員の意見が右から左に流されてしまっていたとしても、管理職が意見を述べれば通ることもよくある話です。
このように、管理職になれば、それまでの慣例を変えることだって十分可能。
平社員の時に「もっとこうすれば業務が効率的なのに…」と思っていたことを、管理職になればその部署の仕事の仕組み自体を変えやすくなります。
管理職のメリット⑤出会う人が変わる
管理職を目指す5つ目のメリットは、出会う人が変わることです。管理職になれば、平社員の時とはまた違った仕事での出会いが増えます。
よくあるのが、管理職になると、平社員の時には参加しなかった会議や研修に出入りするようになります。そうなると、それまで出会っていた人とは、違う考えや背景をもった人と交流するようになるのです。
出会う人が変わることで、あなたは多くの刺激を受け、人生そのものがより豊かになる可能性があると言っても過言ではありません。
このように、管理職になることで、人間関係もアップデートされていくので、あなた自身の成長にも繋がります。
管理職のメリット⑥仕事のやりがいが増す
管理職を目指す6つ目のメリットは、仕事のやりがいが増すことです。管理職は、平社員と違った役割があり、それを達成した時の喜びはかけがえのないものになります。
例えば、現場の第一線で働いていた平社員の時は、自分の成績だけを気にして努力していれば良かったかもしれません。
しかし、管理職になれば、部下一人ひとりが、目標達成のために、順調に取り組めているかをこまめにチェックしてアドバイスをするチームマネジメントをしなくてはいけません。
複数の部下をまとめて目標を達成できた時の喜びは、人で目標を達成した時よりも嬉しいもので、仕事のやりがいがより大きくなるでしょう。
管理職のメリット⑦転職の時に役に立つ
管理職を目指す7つ目のメリットは、転職の時にも役に立つことです。管理職をしたという経験は、転職市場では重宝されます。
なぜなら、管理職というものは、資格勉強だけで取れるものではなく、一つの会社である程度頑張った人がなることができる特権のようなものだからです。
また、中途採用を行う企業の中には、平社員よりも経営的な視点・チームマネジメント視点を持つ管理職を欲しがるところもあります。
そのため、転職活動をする時に、管理職をしたという経験はアピールできるポイントになりますよ。
チャンスがあるなら、管理職を目指してみませんか?
管理職になることで、デメリットは数多くあります。業績のプレッシャーにストレスを感じたり、失敗の責任があったりと…。
しかし、今若くて体力があるうちにできることを挑戦したほうが、将来の可能性を広がります。仮に失敗したとしても、若ければいくらでも挽回できるチャンスはめぐってくるものです。
また、若いうちに苦労した人は、打たれ強くなり多少の困難にぶつかってもへこたれなくなるでしょう。このような人は、きっと40歳、50歳になってからも実績を上げて成長していくに違いありません。
管理職になれるのは、その部署で大抵一人でしょう。そもそも管理職になれるチャンスが少ないため、そのチャンスが今巡ってきているのであれば、ぜひ挑戦してはいかがでしょうか?
まとめ:管理職を目指す7つのメリット
今回の記事では、管理職を目指す7つのメリットについてお伝えしました。管理職には、いろんなデメリットがあってやりたくないと思う方も多いでしょう。
しかし、見方を変えたらメリットも結構あって、あなた自身の成長やキャリアアップにも繋がる可能性もありますよ。
ぜひ、今回の記事を通して、少しでも、管理職に魅力を感じていただけたら幸いです。
最後に、改めて管理職を目指す7つのメリットを載せておきますので、ぜひ参考にしてみてください。
- 給料が上がる
- ステータスが上がる
- 部下がつき仕事を振れる
- 仕事の仕組みを変えることができる
- 出会う人が変わる
- 仕事のやりがいが増す
- 転職の時に役に立つ