転職について調べていると、「リクルートエージェント」というサービスをよく目にしますよね。
エグゼクティブ転職のエージェントは他にも多数存在しますが、中でもリクルートエージェントは高い実績を持つ為、キャリアに自信がないという方でもエグゼクティブ転職できる可能性があります。
この記事ではリクルートエージェントに向いている人、特徴やメリット・デメリットについて紹介していきますので、是非参考にしてみて下さい。
リクルートエージェントってどんなサービス?
リクルートエージェントの歴史は40年と長きに渡り存続しており、業界では有名な大手の転職エージェントです。
2018年にはNTTコムオンラインの調査で「親しい人に最もおすすめしたいエージェントサービス」として第1位に選ばれたという実績があります。
※正式名称は「NTTコム オンラインNPSベンチマーク調査 転職エージェント部門2018年」です
また、対応がとても親身との評判が多く寄せられており、相談だけでも利用できる為、転職を迷っている方でも安心して利用できます。
リクルートエージェントの特徴① 転職支援実績No1
リクルートエージェントの歴史は40年と長く、この期間転職を果たした方は累計約45万人です。(2018年3月期)
単純計算で1年で11,250人、1月に937人の方が転職しているという事になります。
これだけ多くの転職者を転職に導いているので、多くの転職者を受け入れられるサポート体制が整っているという事が言えます。
また、「どんな転職エージェントを使えばいいか分からない」といった場合、まずは実績No1であるリクルートエージェントを利用してみるのも良いでしょう。
リクルートエージェントの特徴② 非公開求人数が20万件以上
リクルートエージェントでは、非公開求人の件数が20万件と業界最多数の件数を誇っています。
非公開求人は企業が他企業に自社のプロジェクトや施策を知られないようにする為、必要としている人材を一般公開せずに求人をするといったものです。
リクルートエージェントは業界最多数の非公開求人があるので、それだけ企業からも信頼されているという事が言えます。
非公開求人には比較的求めるレベルが高いものが多い傾向にあり、高収入の見込めるハイクラスの求人を見つけられる可能性が大きいというメリットがあります。
リクルートエージェントの特徴③ 専門コンサルがフルサポート
個人で転職活動を行う場合、求人を探す・企業との連絡・履歴書作成・日程調整など、すべて自分で行う必要がある為、ある程度の時間と労力が必要になります。
ですが、転職エージェントでは上記に挙げたものを含め、諸々のサポートをしてくれます。
中でもリクルートエージェントは「サポートが充実している」という評判があり、初回の面談ではキャリアの棚卸・方向性の明確化・職務経歴書の添削なども行ってくれます。
- 転職に関する相談
- 求人紹介
- 希望する企業への応募
- 面接の日程調整
- 履歴書・職務経歴書の添削
リクルートエージェントでエグゼクティブ転職って実際どうなの?
転職エージェントのサービスはリクルートエージェント以外にも多くの種類があり、どれを選べばいいのかわかりませんよね。
どのサービスにもメリット・デメリットが存在し、現在の状況や重視する点によって良し悪しは変わってきます。
リクルートエージェントのクチコミで高評価のもの・低評価のものをそれぞれまとめると、以下のクチコミが特に目立っています。
高評価のクチコミ
●求人件数が多い
とても多くの求人紹介を受けることができ、予想していた以上の求人の多さに驚きました。紹介された企業はほぼ自分自身の希望する職種とマッチしており、これまでの職歴を活かせるような企業が数多くあったので、広い視野を持って検討することができました。
(引用:https://minhyo.jp/r-agent)
●担当者の対応が親身で良い
実際に担当者の方にお会いすると、とても親身になって私の希望を聞いてくださいました。まだあまり希望が固まっておらず、私自身あいまいな要望ばかりでしたが、一生懸命引き出してくださり、とても多くの案件を見せてくださりました。
(引用:https://minhyo.jp/r-agent)
●模擬面接などのサポートが充実
選考が進んで模擬面接(想定させる質問への対処方法アドバイス)も丁寧にご対応いただけたことが、実際の面接時の自信にもつながり最終的に内定をいただけたと感謝しております。
(引用:https://minhyo.jp/r-agent)
低評価のクチコミ
●希望の条件に合う求人が見つからない
紹介数は多いが、希望条件に合わないものばかり。定期的に求人の応募数を知らせてくれるメールが来るが、事務職だからか良さげな企業には、100名以上の応募があり、何らかの資格や強みがないと、圧倒的に不利。
(引用:https://minhyo.jp/r-agent)
●担当者の対応が悪い
電話アポイントの日に連絡をしてこず、メールで確認をしたものの一切連絡を返してこなかった。電話相談の時に必要ということで、時間のかかるキャリアシートを作成したにも関わらず、この対応です。案内出来る求人がないならないで一報いれるべきでは?
(引用:https://minhyo.jp/r-agent)
●仕事を紹介してもらえなかった
面談の日程を決めた後に「面談の日までにアンケートに答えてください」と言われたのでアンケートに答えた所、「貴方にご紹介出来る仕事はないので面談をキャンセルさせてください」と、あちらからお断りされてしまいました。
(引用:https://minhyo.jp/r-agent)
※参照元の文章では文末に引用元の記載がありましたが、閲覧しやすい様に改行及びフォントの変更を行っております
リクルートエージェントに向いている人
良い口コミも悪い口コミもありましたが、実際にはどんな人が向いているのでしょうか?
担当者にもよりますが、希望の条件や意志が曖昧でもしっかり引き出してもらえる為、そもそも転職しようか迷っている方や希望の条件が定まっていない方にオススメです。
上記のクチコミにもあるとおり、紹介してもらえる求人数が多いです。中には初回面談で100件以上紹介してくれるケースもあるようです。その為、多くの求人を比較して選びたいという方には向いているサービスです。
また、他のエージェントでは紹介してもらえなかったが、リクルートエージェントでは30件以上紹介してもらえたというケースもある為、他の転職エージェントで紹介してもらえなかった方にもオススメです。
- そもそも転職しようか迷っている方
- 希望の条件が定まっていない方
- 多くの求人を比較して選びたいという方
- 他の転職エージェントで紹介してもらえなかった方
もし「思っていたのと違うなぁ」と感じられたなら、こちらの記事で転職エージェントの選び方について紹介していますので、参考にしてみて下さい。
リクルートエージェントで扱っているエグゼクティブ転職の求人
幅広い業界の求人があると評判のあるリクルートエージェントですが、具体的にはどんな業界があるのでしょうか?
実際に転職決定者の多い業界としては「IT・通信、医薬、メーカー」の業界。
職種では「営業、IT通信系エンジニア、事務系スペシャリスト」が多いようです。
とはいえ、リクルートエージェントは業界No.1の求人数を誇るため、基本的にはどんな業界、職種の求人もあると考えて間違いありません。
リクルートエージェントでエグゼクティブ転職で行う際の流れ
転職エージェントを利用するにあたり、流れを把握しておくことは、転職を成功させるためのポイントの1つです。
何故なら、担当者が段階毎にどんなサポートをしてくれているのかが分かるからです。
といっても、基本的には担当者の方が案内してくれるので、ざっくり頭に入れておけば大丈夫です。
リクルートエージェントでは下記の流れで申し込み~内定・入社が決まります。
01サービスへのお申し込み
サイトの流れに沿って必要事項を入力してください
02サービス利用開始のご連絡
お申し込みから7日以内にお電話かメールでご連絡いたします。※求人状況によっては、キャリアアドバイザーとの面談・相談サービスの提供が難しい場合もございます。予め、ご了承ください。
03キャリアアドバイザーと面談
対面またはお電話にて、あなたのご希望やご経験などをお伺いします。
04求人紹介・書類添削
面談結果をもとに、最適な求人を紹介します。
05応募・書類選考・面接対策
応募先が決まった後、キャリアアドバイザーがあなたの志望企業に推薦いたします。
希望される場合は合格に向けた面接対策などを受けることができます。
06内定・退職交渉・入社
内定後も、年収交渉・入社日の調整・円満退社のための手続きやアドバイスなど、最後までサポートいたします。
(出典:https://www.r-agent.com/)※引用元と記載形式が異なる為、「01~06」の位置及び行間の変更を行っています
基本的には上記の流れとなりますが、複数の求人に応募したり、希望の求人に応募したが、落ちてしまったという場合は「求人紹介・書類添削」と「応募・書類選考・面接対策」の段階を繰り返すことになります。
リクルートエージェントでエグゼクティブ転職を効果的に!
これまでメリット・デメリット、特徴などをお伝えしてきました。
ただサービスを利用するだけでも強い味方となってくれるリクルートエージェントですが、下記の2のつコツを押さえることで、より早く、より希望に合った企業へ入社する可能性を上げることができます!
転職時期は最短可能日で伝える
リクルートエージェントに限った話ではないですが、エージェントの人間は転職者の入社により報酬を受け取る為、転職時期を早く設定しておくと、優先した対応をしてもらえます。
担当コンサルタントの対応に不満があれば担当変更の依頼をする
担当者の中には不慣れな人や、知識が浅い人、性格が合わない人などが存在します。
もしそのようなことがあれば、担当者の変更が可能である為、変更の依頼をしてみるとよいでしょう。
エグゼクティブ転職をリクルートエージェントで行う際の注意点
最後に、リクルートエージェントを利用するにあたって、注意点が2つあります。
転職時期が決まっていないと後回しにされる
前項目でもお伝えしましたが、エージェントは転職者の入社によって報酬を受け取る為、転職時期が決まっている転職者を優先的に対応します。
その為、「どうしても決められない」という時以外は極力転職時期を担当者に伝えるようにしましょう。単純計算
転職時期を早めるように言われる場合がある
転職時期が決まっていた場合、状況や担当者によって、伝えていた転職時期よりも早く転職したほうが良いと言われる場合があります。
特に早める必要も理由もない場合は、断って問題ありませんので、しっかり断りましょう。
エグゼクティブ転職なら実績No1のリクルートエージェント
リクルートエージェントは無料で利用することができ、個人で行う場合に必要になる諸々の作業や手続きまでサポートしてくれるので、転職活動の強い味方になってくれるでしょう。
今回ご紹介した内容を以下にまとめましたので、情報の整理にご活用ください。
- 面談や面接などサポートが充実している
- 求人数が多く、求人の業界・職種の幅が広い
- 担当者によって対応に差がある
- 転職決定者の多い業界は「IT・通信、医薬、メーカー」の業界
リクルートエージェント 公式サイトにも情報が載っていますので、こちらも併せて確認してみるとよいかと思います。
転職は「時期やタイミングが難しい…」「希望する求人が見つからない」「時間がない」といった悩みを抱えてしまいがちですが、使えるサービスを駆使すれば解決することもあるので、積極的に利用して行きましょう!