「転職がしたい。でももう30代だし、転職は厳しいよな…」なんて転職を諦めていませんか?確かに30代は転職が厳しいイメージがありますね。
以前は「一生一社」という考えがありましたが、今では働き方改革等により多様な働き方が可能になりました。ですが、やはり自分の年齢を気にするあまり、転職に踏み出せない方もいるでしょう。
そこで本記事では、そんな転職のことでお悩みの30代の方に向けて「30代はまだ転職できるのか」「30代で転職するメリットとデメリット」「30代にぴったりな転職エージェント」を紹介していきます。
本記事を読むことで転職を成功させるコツが理解でき、希望する転職先につくための糧になるので、ぜひ本記事を参考にしてください。30代からでもきっといい就職先が見つかりますよ!
出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/4191254?title=%E3%82%AA%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%81%AB%E3%81%84%E3%82%8B%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%B3&searchId=1975403854
30代で転職を成功するコツを紹介
30代男性にとっては、20歳代に比べて転職をすることは難しいことでしょう。ですが、「転職を成功するコツ」を知ることで、見える景色も異なるでしょう。早速以下で「30代で転職を成功するコツ」を紹介します。
- 自己分析をする
- 自分の経験やスキルが企業側のニーズに直結するかを確認する
- 在職中に転職活動をする
転職を成功させる鍵となるのは、上記の3項目になります。以下で詳しくみていきましょう。
自己分析をする
30代で転職を成功するには、まず「自己分析」をして自分を深く知ることから始めましょう。具体的にお伝えすると、以下の項目を深掘るといいですね。
- なぜ転職したいのか
- 転職先で最も成し遂げたいことは何か
- 自分の強みとは何か(性格でも良いです)
- 自分が培ってきた経験やスキルにはどんなものがあるか
- 自分の経験やスキルを活かして企業側に何が貢献できるか
参考:https://tenshoku.mynavi.jp/knowhow/manual/step2/07/マイナビ転職
自己分析をするのはとても大事なことです。自己分析をすることにより、自分のしたいことや自分の成し遂げたいことが明確になり、転職先も決めやすくなります。
培ってきた経験やスキルが企業側のニーズに直結するかを確認する
自己分析をした後、自分の培ってきた経験やスキルが企業側のニーズに直結するかを確認しましょう。なぜなら、各企業にはそれぞれの採用基準があるからです。
いくら転職者が経験やスキルが豊富だとしても、転職先の希望に合わなければ採用されることはないでしょう。
なので、自己分析が終わった後は、自分の経験やスキルが企業側の採用基準を満たすかどうかを確認しましょう。また、採用基準に満たない場合は、他の会社を探すか満たすようになるまで再挑戦すると良いです。
在職中に転職
転職活動は「在職中に行うこと」を推奨します。なぜなら、会社を離れてから転職活動をすると、会社に在籍していない期間は収入のない状態になります。
転職活動して、すぐに次の転職先が見つかるとは限りません。在職中に転職活動をすることによって、希望先の企業の審査に落ちても、金銭面を気にすることなく、何度も転職活動に挑戦できます。
30代ってまだ転職できる?
「30代だけどまだ転職できるの?」と不安になる方もいるでしょう。結論から言うと、転職するのは”可能”です。ではなぜ30代で転職可能なのか、以下のデータをご覧頂くとわかります。
年別 | 転職成功者全体の平均年齢 | 男性の転職成功者の平均年齢 | 女性の転職成功者の平均年齢 |
2019年 | 31.7歳 | 32.5歳 | 29.8歳 |
2020年 | 32歳 | 32.9歳 | 30.1歳 |
参考:https://doda.jp/guide/age/DODA
この表から見てわかるのは、コロナ禍の今でも働き方改革等の変化により、男女問わず、転職成功者の平均年齢が年々上がっていることです。きっと2021年以降の転職者の平均年齢も上がるでしょう。
上記で30代男性で転職を成功させることが可能だと理解したうえで、以下では30代で転職するメリットやデメリットについて紹介します。
30代で転職するメリットを紹介
30代での転職は難しいイメージがありますが、30代で転職するのにはメリットがあります。それは「今まで培ってきた経験やスキルが転職時の糧になる」ということです。
30代になると、20代の時とは違い、経験やスキルがあるかが転職できるか否かの分岐点になります。
30代にもなると、今までの人生の中で培った経験やスキルが何かあるはずです。その経験やスキルを自信を持ってアピールすることで、採用される可能性がグンッと上がるでしょう。
30代で転職するデメリットを紹介
上記で「30代で転職するメリット」を紹介しましたが、メリットにはデメリットが必ずついてくるものです。この章ではデメリット部分を紹介します。
- 30代はポテンシャルだけでは採用されない
- 30代の未経験業種への求人数が少ない
デメリットを2つ挙げました。具体的に30代での転職のデメリットを見ていきましょう。
30代はポテンシャルだけでは採用されない
30代の転職のデメリットは「30代はポテンシャルだけでは採用されない」ことです。
20代までならやる気や熱意があれば、企業側に採用される場合が多かったのですが、30代はそうはいきません。
30代は20代とは違い、より高度なスキルが求められます。今までの人生の中で培ってきた経験やスキルが重要になってきます。
その経験やスキルが会社の求める要件と合致した場合、採用される確率が高くなるでしょう。
30代の未経験業種への求人数が少ない
上記の「30代はポテンシャルだけでは採用されない」の見出しと似ていることですが、30代の転職には経験やスキルが大事だと考えている企業が多数存在します。
まだ30代前半なら、未経験業種や職種の求人数は少なくないものの、35歳以上にもなると即戦力+リーダシップなど求められるスキルや経験は多くなるので、未経験業種や職種への求人数が少なくなります。
未経験の業種や職種に転職は可能?
「30代は経験やスキルが大事。じゃあ未経験への転職はできないの?」と思う方もいるでしょう。
上記の「30代で転職するメリットとデメリット」でお伝えしたように、30代で転職するには「経験やスキル」が必要です。
しかし、経験やスキルが必要とはいえ、未経験の業種や職種に転職できる可能性はあります。なぜなら30代の未経験求人数は少ないものの、まだ応募できる枠が残されているからです。以下は未経験求人数のデータです。
マイナビエージェント | パソナキャリア | doda |
508件 | 314件 | 4,405件 |
参考:各ホームページより抜粋(2021年11月現在)
上記のデータからわかるように、もし未経験業種や職種を狙うならdodaエージェントを介して転職活動をすることで、転職成功確率はグンッと上がるでしょう。
30代での転職を成功させたいなら転職エージェントがおすすめ!
「30代での転職を成功させたい!」と思う方は転職エージェントをおすすめします。
なぜなら転職エージェントでは転職者に対してカウンセリングを行い、あなたの強みや長所を引き出してくれます。あなたの強みや長所を引き出すことで、自分では気づかなかった新たな発見がどんどん出てくるでしょう。
また、転職者に対して履歴書や職務経歴書の書類作成のサポートや面接対策をしてくれるので、書類作成や面接対策のことでわからないことがあれば、キャリアアドバイザーがすぐ対応をしてくれるので安心でしょう。
30代におすすめの転職エージェントを紹介
上記で「30代で転職を成功させたいなら転職エージェントがおすすめ」と紹介しました。転職エージェントは転職者に対してのサポートが手厚いのが特徴です。次は「30代でおすすめの転職エージェントを紹介します。
- マイナビエージェント
- リクルートエージェント
- dodaエージェント
- ビズリーチ
- ロバート・ウォルターズ
上記の5つの転職エージェントの特徴を以下で一つ一つ詳しく見ていきましょう。
非公開求人数が30,000件以上!マイナビエージェント
まず紹介する転職エージェントはマイナビエージェントです。マイナビエージェントは非公開求人が30,000件以上とトップレベルの転職エージェントです。以下の表は2022年1月に調査した求人数になります。
全体の求人数 | 公開求人数 | 非公開求人数 | |
マイナビエージェント | 66,300件 | 約33,400件 | 32,900件 |
参考:Google調査
上記の表を見ると、非公開求人数が公開求人数に負けじと多いことがわかることでしょう。全体の求人数の約5割が非公開求人数です。
マイナビエージェントには非公開求人が多いので、何か目標がある・やりたいことがあるという風に自分の進みたい道がはっきりしている30代の方にはおすすめな転職エージェントです。
【30代転職】転職支援実績No.1!リクルートエージェント
30代での転職を成功させたいならリクルートエージェントも良いでしょう。リクルートエージェントは転職支援実績No.1の転職エージェントです。
iT・エンジニア業界や営業、事務など各業界の事情に詳しいキャリアアドバイザーがあなたのお悩みや希望、スキルを考慮した上で、求人を紹介してくれます。
また、リクルートエージェントを利用するメリットはキャリアアドバイザーが転職者の強みや長所を発見してくれることです。
キャリアアドバイザーとのカウンセリングを通して、今まで自分でも気づかなかった強みが発見できるので、「自分の経験やスキルに自信がないが、転職を成功させたい30代の方」にはおすすめの転職エージェントです。
【30代転職】転職者満足度No.1!dodaエージェント
3つ目におすすめの転職エージェントはdodaエージェントです。dodaエージェントは転職サイト兼転職エージェントの2つの側面を持つ総合型の転職エージェントです。
仕事をする上での条件や募集求人を自分で指定して検索することができたり、カウンセリングを通した転職者の希望やスキルをもとに求人の紹介やスカウトメールを送ってくれたりするなど2つの魅力を兼ね備えています。
なので、「転職先を自分で探してみたい」「でも自分の市場価値も知りたい」という2つの魅力を味わいたい30代の方にはおすすめな転職エージェントです。
【30代転職】年収800万円求人数1,028件!ビズリーチ
4つ目に紹介する転職エージェントはビズリーチです。ビズリーチは年収800万円以上の高年収求人を狙える転職エージェントです。ビズリーチで実際に扱っている高年収求人数を以下の表で紹介します。
年収800万円以上 | 年収1,000万円以上 | |
ビズリーチ | 1,028件 | 410件 |
- 上記の表を見てわかるように、ビズリーチでは高年収の求人が多いでしょう。ビズリーチでの転職活動は高年収がメリットですが、今までの経験やスキルを活かし、長期的なキャリア形成をしていくことが大事になります。
- そんな年収を上げたいが、長期的な目線で自分のキャリアも形成していきたい30代の方にはおすすめの転職エージェントです。
歴史21年目の外資系転職エージェント!ロバート・ウォルターズ
最後に紹介する転職エージェントはロバート・ウォルターズになります。ロバート・ウォルターズは2000年に設立してから約21年経つ外資・グローバル企業に転職するための転職エージェントです。
履歴書は英文。面接は英語という風に英語取得が必須な転職エージェントです。英語は日常会話レベルの知識はNGで、ネイティブレベルかつ論理的な英語を話さないと面接に合格することはありません。
ですが、ネイティブレベルの英語を取得すると、外資系やグローバル企業に貢献ができるようになります。そんな「外資系やグローバル企業で働きたい」30代の方にはおすすめの転職エージェントです。
まとめ:迷わず、30代の今転職しましょう!
「転職したいけど、30代で転職は厳しいよな…」と転職について不安に思っているあなたに本記事を作成しました。
紹介内容は「30代はまだ転職できるのか」「30代で転職するメリットとデメリット」「30代にぴったりな転職エージェント」でした。
32歳は転職成功者の平均年齢でしたね。経験やスキルは大事にはなってきますが、もっとも大事なことは”挑戦”です。
気になった転職エージェントに登録をし、実際にキャリアアドバイザーと面談をしてみましょう。きっと、素敵な求人を紹介してくれますよ。