「相手企業にヘッドハンティングのお礼メールを送りたい。でも、どのように書いて良いのかが分からない…。」
ヘッドハンティング採用で相手企業にお礼メールを送って、感謝の気持ちを伝えたいと考えることもあるでしょう。
そこで、この記事ではヘッドハンティングのお礼メールについて解説していきます。
この記事を読めば、お礼メールの書き方について迷わなくなります。
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ヘッドハンティングのお礼メールは、選考に影響する?

「企業からのヘッドハンティング採用で確実に採用されたい。この場合、相手にお礼メールを送ると選考が有利になるのだろうか…。」
企業からヘッドハンティングの声がかかり入社したいと思える企業なら、相手にお礼メールを送って採用される確率を少しでも上げたいと考えるものです。
確かに、お礼メールを相手企業に送ることで、礼儀がしっかりしている誠実な人というイメージを相手企業に与えることができます。
しかし、相手企業にヘッドハンティングのお礼メールを送ったとしても、選考に影響しません。
ヘッドハンティングのお礼メールは、いつ送ればいい?

ヘッドハンティングのお礼メールを、相手企業に送る場合はいつがベストなのか悩むところです。
ヘッドハンティングによる面接結果は、1週間以内で決まることが多いため早めに送るようにした方がいいです。
ベストは、面接を行った当日です。当日なら、面接官もあなたのことを覚えていてくれる可能性が高いです。遅くても2日以内にお礼メールを送りましょう。
面接後にお礼メールを送りたいとあらかじめ決めているなら、面接官の連絡先は確実に把握しておきましょう。
面接後に面接官の連絡先が知らなかったとなると、相手にお礼メールを送るのが遅れてしまいます。

ヘッドハンティングのお礼メールを送ることで得られる効果

ヘッドハンティングのお礼メールを送ったからといって、選考が有利になることはありません。ですが、お礼メールを送ることによって以下の効果を得られるのも事実です。
- 採用担当者から、あなたの入社意欲が高いと見られる
- 面接時にあなたが言えなかったことを、お礼メールで伝えられる
- お礼メールを送ることによって、他の応募者と差別化が図れる
特に面接が苦手な人で、面接官にあなたのことを充分に伝えられなかった場合、改めてお礼メールで伝えるという方法は有効です。
エージェントサービス経由なら、お礼メールはどうすればいい?

ヘッドハンティングサービスのエージェントを経由して、ヘッドハンティング採用の面接を受けた場合、お礼メールを誰に送ればいいのか分からず悩むこともあります。
この場合、あなたがお礼メールを送るのは不要です。その代わり、担当のエージェントに早めに連絡しましょう。
担当のエージェントに連絡する時には、あなたが面接で伝えられなかったことについて話しましょう。担当のエージェントが、あなたの代わりに企業の採用担当者に連絡してくれます。
面接が複数回ある場合の、ヘッドハンティングのお礼メール

「ヘッドハンティング採用で、面接が3回もあった。この場合、どうやってお礼メールを送ればいいのだろう…。」
ヘッドハンティング採用では、複数回に渡って面接がある場合もあります。この場合、それぞれの面接後にお礼メールを送っても問題ありません。
ですが、全てのお礼メールをそれぞれの面接官に形式的な文章で毎回送るのは、事務的なものとして見られてしまいかえってマイナスになりかねません。
お礼メールを形式的な文章で送るのではなく、それぞれの面接であなたが感じたことなどを一言だけでも書くことで、事務的な文章ではなくなります。
お礼メールが事務的な文章ではなくなることによって、あなたの感情がこもった文章を相手に伝えることができます。
「次の項目から、ヘッドハンティングのお礼メールの書き方を具体的に紹介していきます。」
ヘッドハンティングのお礼メールの書き方①件名

ヘッドハンティングのお礼メールで最初に紹介する書き方は、件名についてです。
ヘッドハンティングの採用担当者の元には日々、大量のお礼メールが届くため、メールのチェックに時間を取られがちです。
あなたが送るメールの件名が分かりにくいものだと、採用担当者はメールを読んでくれないかもしれません。そのため、お礼メールの件名は、以下のようにシンプルすれば充分です。
- 【面接の御礼】○月○日:氏名
ヘッドハンティングのお礼メールの書き方②相手や自分の名前など

ヘッドハンティングのお礼メールで次に紹介する書き方は、相手や自分の名前についてです。お礼メールの本文を書く前に、相手の会社名や所属、名前を以下のように書きましょう。
- ○○株式会社
- ○○部○○課
- ○○ △△様
そして本文を書いていき、本文が書き終わった後に自分の名前と会社名、連絡先などを書いてください。
- 名前
- 会社名
- 郵便番号
- 住所
- メールアドレス
- 電話番号
ヘッドハンティングのお礼メールの書き方③伝えきれなかったこと

次に、ヘッドハンティングのお礼メールであなたが伝えきれなかったことについての書き方をご紹介します。
ヘッドハンティング採用の面接が苦手な人は、なかなか相手に自分の意見を伝えられなかったと、悔しい思いをしてしまうこともあります。
この場合、あなたが面接で伝えきれなかったことを、お礼メールで採用担当者に伝えましょう。以下の例文を参考にしてください。
先日の面接では緊張してしまい、うまくお話することができず失礼しました。ですが、面接中のお話のなかで、~の部分に感銘を受けました。
貴社に入社後、前職で培った~のスキルと経験を活かして、貴社の発展に貢献していきたいです。
ヘッドハンティングのお礼メールの書き方④最終確認

ヘッドハンティングのお礼メールを一通り書き終えたら、最終確認を必ず行いましょう。ヘッドハンティングのお礼メールを送るタイミングは通常、2日以内と早めに送る必要があります。
採用担当者にお礼メールを早く送らないと採用担当者の目に入らないので、早くメールを送らないといけないと焦りがちです。
ですが、お礼メールを書き終えたものの、最終確認を行わずに誤字脱字に気付かないまま送ってしまうと、かえってあなたの印象を悪くしてしまいます。
せっかくのお礼メールを台無しにしたくないのなら、はやる気持ちを抑えて、以下の最終確認だけは怠らないようにしましょう。
- 相手の名前や会社名、連絡先といった情報
- 自分の名前や会社名、連絡先の情報
- 誤字脱字
- 自分の書いたお礼メールの内容が、相手に伝えたい内容になっているか
特に、相手の企業名や採用担当者名は間違えやすいので、注意しましょう。
まとめ
ここまで、ヘッドハンティングのお礼メールの書き方について紹介していきました。内容を振り返ると、以下の通りです。
- ヘッドハンティングのお礼メールは、選考に影響しない。ただし、相手企業に好印象は与えられる
- お礼メールを送るベストなタイミングは、面接を行った当日。遅くても2日以内
- エージェント経由のヘッドハンティングなら、お礼メールを送らず、エージェントに直接連絡を
- ヘッドハンティング採用の面接が複数回あった場合、事務的な内容は避けて、それぞれにお礼メールを送る
- お礼メールを一通り書き終えたら、最終確認は必ず行う
ヘッドハンティングのお礼メールは、採用担当者にあなたの感謝の気持ちを伝えるものです。
選考に有利になるかどうかといった視点ではなく、相手にどう伝えれば、自分の気持ちが伝わるかを意識して書いてみてはいかがでしょうか。
この記事を参考にして、ヘッドハンティングのお礼メールを相手企業に送って、あなたの感謝の気持ちを伝えみてはいかがでしょうか。