あなたはヘッドハンティング式の転職サイト、「ビズリーチ」をご存じですか?
ヘッドハンティングで転職を考えている人なら、名前ぐらいは聞いたことあるかもしれませんね。ビズリーチは以下のような方にぴったりの転職サイトです。
- 現在年収が750万円以上で、さらなる年収UPを目指している。
- 転職活動に時間を割くことができないので、スカウトを気長に待ちたい。
- 優秀で信頼できるヘッドハンターにハイクラスな求人を紹介してほしい
どうですか?少しでも上記に当てはまるのなら、この記事を読み進めることを強くおすすめします。
今回は筆者があなたのために、ビズリーチのおすすめポイントや、口コミ、デメリットまで全部まとめてご紹介するので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
ビズリーチはヘッドハンティング式の転職サイト
「ビズリーチ」は日本で初めて設立されたヘッドハンティング式の転職サイトです。
ヘッドハンティングとは、とある企業が他の企業から優秀な人材を引き抜くことです。その人材を引き抜く人のことをヘッドハンターといいます。
登録者が自分で求人を探して応募するタイプの転職サービスとは違い、ビズリーチに登録すると、企業やヘッドハンターから直接スカウトされることができます。
転職サービスは無料で利用できるものが一般的ですが、ビズリーチはあえて有料会員の枠を作ることで登録者の質を維持しています。これでハイクラスにふさわしい人材に絞ったサービスが運営できるのです。
つまりビズリーチは、現在でも一定以上のポジションに着いていて高収入を得ている人が、さらにキャリアアップするためのサービスとなっているのです。
今よりさらに高みを目指したい人にとってはとても便利な転職サイトでしょう。次からはビズリーチのおすすめポイントを3つご紹介します。
おすすめポイント① ハイクラスな求人がたくさんある
「役員クラスの募集を探している」、「年収800万円以上希望」といったミドル~ハイクラスの求人を探したいという明確な目的がある人にとって、必ずしも一般的な転職サービスが使いやすいとは限りませんよね。
この点ビズリーチはハイクラス求人に特化した転職サービスなので、比較的効率よく転職先の候補を検討できます。ビズリーチのメインターゲットは年収750万円以上の求職者です。
これに該当する人や、ある程度地位のある人ならばヘッドハンターからたくさんの案件を紹介されるでしょう。
実際このようなハイクラスの求人には、「競合の会社に採用動向を知られたくない」、「新規事業のため世の中に公表できない」といった理由で非公開求人になっているケースがあります。
非公開求人とは、企業が社名を明かさず人材を募集することです。
そのため、ヘッドハンター経由でのみ紹介可能な案件が多いのです。
その点ビズリーチは非公開求人もたくさん扱っていますので、ハイクラスなポジションを狙う人はビズリーチでレアな求人を手に入れることができる確率が高いです。
おすすめポイント②ヘッドハンティングに受け身でスカウトされる
一般的な転職サービスは、登録者が自力で求人を検索して応募する形式が一般的です。中には企業からスカウトメッセージが来るような、スカウトサービスがある転職サイトもあります。
ビズリーチはこのスカウトの部分に特化したサービスです。自分から応募するのではなく、ヘッドハンターから案件の紹介を受け、推薦してもらう仕組みとなっています。
もちろん企業から直接スカウトされることもあります。さらにその中でも「プラチナスカウト」という特殊なスカウトをされる人もいます。(有料会員のみ)
プラチナスカウトの特徴は、社長を含む役員との面接が約束されていることです。このプラチナスカウトが来たら機会を逃さないようにしましょう。
おすすめポイント③登録者がヘッドハンターを選べる
ビズリーチでは、ヘッドハンターが一方的に登録者へ声をかけるだけでなく、登録者がヘッドハンターを選んで求人の紹介を依頼することができます。(有料会員のみ)
このビズリーチにおいて、案件を紹介してくれるヘッドハンターの立ち位置は非常に重要なものです。特にヘッドハンターとの相性はとても重要になってきます。
ですからヘッドハンターが転職に関する専門的な知識やコネを持っているかどうかという点は注意して見ておく必要があります。
ビズリーチではヘッドハンターの評価を5段階評価で確認することができるので、「信頼できるヘッドハンターか否か」という判断がしやすいです。
ビズリーチの無料プランと有料プランとでは何が違うの?
ビズリーチには無料プランの「スタンダード会員」と有料プランの「プレミアム会員」があります。
その「プレミアム会員」からさらに、「タレント会員」、「ハイクラス会員」と分かれています。実際に表にしてみましょう。
ランク | スタンダード会員 | プレミアム会員 | |
タレント会員 | ハイクラス会員 | ||
料金 | 無料 | 2,980円/月 | 4,980円/月 |
特徴 | 基本的に企業からの スカウトを待つのみ |
年収1,000万以上の 求人に応募できない |
年収1,000万以上の 求人に応募できる |
まずは無料のスダンダート会員から解説していきます。スタンダート会員は、自分の経歴を登録した後、ヘッドハンターからのスカウトを待つのみのプランです。
ヘッドハンターへの相談や、自分から求人の検索・応募はできません。これは有料会員のみの特典です。次に、タレント会員とハイクラス会員の違いはこちらになります。
- タレント会員…月額2,980円。年収1,000万円以上の求人には応募できない。一部のハイクラス専門を除くヘッドハンターに相談が可能。
- ハイクラス会員→月額4,980円。年収1,000万円以上の求人に応募できる。ハイクラス専門のヘッドハンターにも相談が可能
また、プレミアム会員は秘匿性の高い求人に自ら応募することもできます。
長い目で転職を考えている方はスタンダード会員でも良いとは思いますが、「短期で転職活動を終了させたい」「より高みを目指したい」という方にはタレント会員か、ハイクラス会員をおすすめします。
ビズリーチでヘッドハンティングを体験した人の口コミ
今まではビズリーチのおすすめポイントや特徴に関して解説してきました。そうなるとやはり実際にビズリーチで転職を体験した人の口コミが気になりませんか?いくつか興味深い口コミをご紹介します。
以前は銀行に勤めており、同じ職種での転職を考えていましたが、思った以上に求人に触れる機会が多く「これだけあるのなら他の業界に職種に転職するのもありだろうな」と思いました。
スカウト機能も、無料プランでも思ったよりいろいろな会社からもらうことができ、結果として証券会社への転職、年収UPができました。(証券会社/年収480万円→560万円)
他のエージェントも見ていたので、ビズリーチにはサポート体制があまりないのを知って、少し残念でした。特に面接はネックだったのでなおさら・・・。仕方ないので、面接対策とかは他のエージェントに頼んで、添削してもらいました。
ビズリーチはCMなどで目にする機会も多く、ハイクラス向けの求人が多い、と解釈していました。
その認識は間違っていませんでした。なんせ、前職の倍の年収をいただけることになったのですから。(経営企画/年収500万円→1000万円)
(引用:Bizreach(ビズリーチ)ってどんな転職エージェント?特徴・評判を紹介、ビズリーチの悪い評判を徹底検証|利用者200人の口コミからわかる全注意点)
筆者が調べたところ、ビズリーチに関しての口コミは賛否両論でした。良い評価もあれば悪い評価もあります。
やはり転職慣れしている人や、元々ハイクラスレベルの地位で働いていた人からの口コミは概ね良い印象ですが、転職初心者やあまり会社で地位が高くない人には少し使いにくいという一面がありそうです。
ということで、次はビズリーチでヘッドハンティングをするデメリットを2つご紹介します。
ビズリーチでヘッドハンティングをするデメリット
ビズリーチにはたくさんのメリットがありますが、もちろんデメリットもあります。ですから少し調べてみると悪い口コミもよく見かけます。
ですが「利用前に知っておくべき注意点」を把握し、それをうまく活用すれば、ビズリーチでの転職が上手くいく可能性は格段に上がります。それではビズリーチのデメリットを2つ挙げてみましょう。
- 急ぎの転職には向かない
- 他の転職エージェントと比べて手厚いサポートが受けられない
急ぎの転職には向かない
ビズリーチは今すぐに転職したい人には不向きのサービスといえるでしょう。
そもそもレアなハイクラスの案件を扱っているサービスですので、「ヘッドハンターに希望を伝えて、それに合った案件を待つ」というスタイルが一般的です。
ですから基本的に受け身の状態になるので、自分にぴったりの案件が待てど暮らせど来ない時もあります。
急ぎの転職を検討している方は、他の転職エージェントを活用しましょう。
他の転職エージェントと比べて手厚いサポートが受けられない
これに関しても事実で、ビズリーチでは以下のサポートが受けられません。
- 面倒な転職の手続きの代行
- 自分のPRポイントの整理
- 万全な面接対策
- コンサルタントによる年収交渉
- 退職トラブルの相談
これらのサポートができない理由は、ビズリーチはヘッドハンター式の転職サイトなので、他のエージェントにいる専門のコンサルタントがつかないからです。
転職エージェントとは、転職を検討している人と採用を考えている企業の仲介をして、求職者の転職を支援するサービスです。求人に関するプロのコンサルタントが転職活動をサポートしてくれます。無料で利用できるサイトもあります。
そのためヘッドハンティングされるような実績や役職がないと、あまりサポートが受けられない可能性が高いです。
転職に関するサービスを受けたい方は、他の転職エージェントにも頼むといいでしょう。他のエージェントと同時に登録することで、ビズリーチのデメリットをある程度カバーできます。
ビズリーチと併用するべき転職エージェント
そんな風に悩んでいるあなたのために、筆者がビズリーチと併用すべき転職エージェントを2つご紹介します。
転職エージェント① JACリクルートメント
こちらの「JACリクルートメント」は外資系・国内企業のグローバルポジションの転職においては国内実績ナンバーワンです。ハイクラスの案件については業界でもトップレベルといってもいいでしょう。
特にキャリアや実績に自信のある人は、絶対に登録しておきたい転職エージェントです。
転職エージェント② ランスタッド
年収800万円以上の外資求人をお探しなら、「ランスタッド」に登録しましょう。ランスタッドは人材派遣をメインに世界39ヵ国で人材ビジネスを展開している、世界最大級の外資系の転職エージェントです。
特に、海外への転職にはとても強いことで知られています。独自案件も保有しているので、将来的に年収800万円以上を目指す方にとてもおすすめできる転職エージェントですよ。
ビズリーチでのヘッドハンティングで成功する方法2つ
最後はビズリーチであなたがヘッドハンティングでの転職を成功させるためのポイントを2つご紹介します。
- 転職意欲が高いことをしっかりアピールする
- 自分から積極的にヘッドハンターに相談する(有料プランのみ)
転職意欲が高いことをしっかりアピールする
ヘッドハンターや企業からのスカウトを増やすには、転職意欲が高いことをアピールしましょう。その簡単な方法として、毎日ログインすることをおすすめします。
採用担当者が確認する職務経歴書一覧画面では、最終ログイン日時が新しい人が上位に表示されるため、毎日こまめにログインすることで、採用担当者に「あ、この人は転職する意欲が高いな」と判断されやすくなります。
多くの採用担当者の目に触れる確率を高くするためにも、毎日のログインを心がけましょう。
自分から積極的にヘッドハンターに相談する(有料プランのみ)
ビズリーチの有料プランに登録した後は、積極的にヘッドハンターに相談しましょう。
ヘッドハンターは好条件、好待遇の傾向がある「独占案件」を保有していますが、求職者が何もアピールしないのでは良い案件を紹介してもらえるわけがないですよね。
積極的にヘッドハンターとコミュニケーションをとり、あなたの存在をじっかりアピールしましょう。そして届いたスカウトはどんな案件でも返信は必須です。
ビズリーチでは転職成功者の多くが、「5名以上のヘッドハンターや企業の採用担当者とのコネクションを作っている」というテータが実際に公式から報告されています。ぜひビズリーチを上手に活用してください。
まとめ ビズリーチでのヘッドハンティングはおすすめできる?
今回は大手ヘッドハンティング式転職サイトの「ビズリーチ」をご紹介させて頂きました。ビズリーチは企業の役員などのハイクラス向けの求人サイトです。
なかなか使いこなすのは難しいかもしれませんが、積極的にヘッドハンターとコミュニケーションをとって、少しでもいい案件をゲットしましょう。
そしてビズリーチを利用するときは、先程ご紹介した転職エージェントも一緒に登録することをおすすめします。
最後までお読み頂きありがとうございました。少しでもあなたの転職活動の参考になれたのなら幸いです。