「部下と不倫をしているけど大丈夫だよね。バレても問題は少ないだろう。」
あなたは職場で部下と不倫関係になっていませんか。不倫をしても特に問題無いと思っていませんか。実は社内不倫をした場合はリスクも大きいですし、バレた場合の処分はとても厳しいです。
この記事では、部下と不倫した場合に考えられるリスクと、社内外で受ける処分を紹介します。あなたがもし部下と不倫をしている場合は、どれだけ大変なことになるのか読んでみてください。
(トップ画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/3552579?title=%E5%96%A7%E5%98%A9%E3%81%99%E3%82%8B%E7%94%B7%E5%A5%B3)
部下と不倫関係になった…バレないよね?
あなたは既婚者なのに、同じ職場の部下に恋愛感情を持っていませんか。または、部下から恋愛関係を求められていませんか。
不倫関係になれば、1日の半分は同じ職場にいるので2人は楽しいでしょう。しかし、社内で不倫をしている人が身近にいれば、迷惑を受ける人が少なからずいます。
また、不倫をバレないようにしても、周りは2人の関係に気づいています。本当かわからないから触れないだけでしょう。
最近の企業は、社内のモラルを乱すような社員は厳しく処分する傾向があります。ここからは、部下と不倫した場合のリスク3つと、不倫が発覚した場合受ける処分を3つ紹介しますね。
部下と不倫した場合のリスク①社内の雰囲気がおかしくなる
部下と不倫した場合のリスクの1つ目は「社内の雰囲気がおかしくなる」です。
管理職と部下で不倫をしていれば、職場で毎日顔を合わせますし、仕事で一緒に行動をすることもあるでしょう。不倫関係を隠していても、自然と2人の雰囲気が周りに伝わります。
上司と部下で仲が良いことは悪くありませんが、仕事上の関係では限度があります。周りからすると、不倫関係はその限度を超えているので、異常に見えてしまうでしょう。
業務全体に支障が無いように見えても、不倫している人がいると、仕事がやりづらいなどと思われていて、社内の雰囲気が悪くなっていきます。
部下と不倫した場合のリスク②独身者は結婚が遅くなる
部下と不倫した場合のリスクの2つ目は「独身者は結婚が遅くなる」です。
部下が独身の場合は、他の人と付き合えずに時間が過ぎてしまうでしょう。部下は不倫だから今は結婚できなくても、将来は上司と結婚できると考えているかもしれないからです。
不倫は上手く隠せていても、やがては何かのタイミングで発覚します。発覚したあとは、関係を終わらせるか、周囲の反対を押し切って関係を続けるかになりますが、大抵は続かずに別れるでしょう。
関係が終わったときに、部下の結婚できる適齢期を過ぎてしまったら、上司は責任を取れませんよね。部下のことを大切に思うなら、早いうちに関係を解消しましょう。
部下と不倫した場合のリスク➂片方から情報が漏れる
部下と不倫した場合のリスクの3つ目は「片方から情報が漏れる」です。
大抵は、社内不倫は公にせず、隠れて関係を続けるでしょう。しかし、片方が秘密にしていることに耐えられず、不倫関係を周囲に話してしまう可能性があります。
特に仕事ができる既婚男性と不倫している部下の女性は、仕事ができる人と付き合っていることを周りに話してしまう傾向があるようです。
不倫を続けていると、予想もしないところから2人の関係が漏れることはあるので注意しましょう。
不倫が発覚した場合の処分①配偶者から慰謝料請求と離婚請求
ここからは、不倫が発覚した場合の処分について3つ紹介します。不倫が発覚した場合の処分の1つ目は「配偶者から慰謝料請求と離婚請求」です。
自分の配偶者または、部下の配偶者から慰謝料を請求されることがあります。自分と部下の両者とも慰謝料を支払うことになり、最低1人300万円は請求されるでしょう。
また、不倫の事実を会社にも認めさせるために、配偶者が会社に内容証明を送る可能性も高いです。内容証明がきっかけで社内不倫が会社全体に知れ渡ることもあります。
最悪の場合は、配偶者から離婚請求もされるでしょう。離婚となれば、財産分与や子どもがいれば親権や養育費の問題なども発生し、複雑になるでしょう。
不倫が発覚した場合の処分②部下と共に異動か解雇の命令
不倫が発覚した場合の処分の2つ目は「部下と共に異動か解雇命令」です。
会社によって不倫の処分がどの程度になるか変わりますが、プライベートと言えど会社内の問題なので、確実に処分は下されるでしょう。
処分は優しくても2人とも別部署に異動、または左遷です。最悪の場合は解雇となる可能性があります。業務に支障をきたしたり、業務時間中に不倫をしていた場合は悪質と見なされて、処分の内容が重くなるでしょう。
特に世間の評価が重要な企業は、不倫などモラルを乱すような行為が発覚した場合、厳しい処分を出す傾向があるようです。
不倫が発覚した場合の処分➂社会的地位を失う
不倫が発覚した場合の処分の3つ目は「社会的地位を失う」です。
不倫で会社を解雇された場合は、再就職が難しいでしょう。今までと同じような業務ができる会社に就職しようとしても、不倫の事実は他社にもうわさで伝わり、門前払いされます。
解雇される前の待遇を受けられる会社に就職できないと、経済的に苦しくなり、やがては朝から晩までアルバイトや派遣で過ごすことになります。
また、不倫の事実は自分が住んでいる近所でもいつの間にか広まり、世間から冷たい目で見られるようになります。
自分達はバレていないと思っても周りは気づいている
自分達はバレないように不倫をうまく隠していると思っても、周りは気づいています。1日の大半を過ごす会社内で2人の雰囲気が変わったり、残業が増えたりすれば、周囲はおかしいなと感じますよね。
また、2人で歩いているのを見かけたなど、社外で目撃されている可能性があるのです。
周囲の人が不倫現場を目撃しても報告しないのは、自分が処分されるかもしれない、社内の人間関係が悪化するかもしれないという恐れがあるからです。
問題が大きくなる前に、不倫関係を止めた方が自分にも周りにも傷が深くならずに済みますよ。
不倫は社会だけでなく家族も壊す行為
ここまで部下と不倫をするとどのようなリスクや処分があるか紹介しました。
社内で不倫をするだけでも、会社内の雰囲気を悪くするなど、悪影響を及ぼします。さらに社内の雰囲気が悪くなると、人間関係も悪化し、業務全体に支障が出ます。
会社内の問題なら本人達の処分で済みますが、不倫は自分の家族または部下の家族を壊すことになり、その家族全員が精神的に傷を負うことになるでしょう。
不倫をした人は「相手の仕事の悩みなど解消できなかった方が悪いから自分は正しい。」などと配偶者を責めることがあります。しかし、不倫は「不貞行為」であり、主張がいくら正しくても不倫をした人は訴えられます。
部下と不倫すると起きるリスクは? まとめ
今回は部下と不倫すると起きるリスクや受ける処分について紹介しました。不倫は本人達が良いと思っていても、会社や家族など周囲に予想以上に悪い影響を与えています。
最近は不倫が発覚すると厳しく処分される傾向があるので、「たった1回なのに?」と思っても、社内の雰囲気を壊したり、公私が管理できていない人と見なされて信用を失います。
社内の立場を失ったり、家族を失ったりするリスクを負えるなら不倫を続けても良いですが、そのリスクを負えないなら不倫は今すぐに止めましょう。