管理職のためのコラム PR

優秀な管理職が知っている4つの責任とは?その具体的な内容も紹介!

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管理職になると会社の業績の事や部下の事など、責任を持つ事が増えてきて大変ですよね。時には何から手をつけたら良いか迷ってしまう事もあると思います。

この記事では、分かり易く管理職の責任を4つのカテゴリに分けて紹介しています。また、その責任をまっとうする為の具体策も紹介しています。

この記事を読む事で、管理職の責任が明確になり具体的な行動ができるようになりますのでぜひ参考にしてください。

管理職の責任とは何か

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大前提として管理職の役割は会社の利益を上げることです。利益を上げる為にやらなければならない事はたくさんあり、このやらなければならない事が「管理職の責任」となります。

管理職の責任をわかりやすく説明する為に、内容を4つのカテゴリに分けます。

管理職の責任4つ
  1. 業績の管理
  2. 部下の育成・指導
  3. 職場環境の管理
  4. 自己の成長

部下を育成・指導して優秀な部下が育てば売り上げが増えていき、職場環境の管理で働きやすい環境が整えば部下も意欲的に働くようになります。

業績の管理は利益を上げることに直結していますし、その他3つも間接的に利益を上げることに繋がっていますので、4つとも果たすべき重要な責任と言えます。

管理職の責任その1:業績の管理

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管理職の責任一つ目は「業績の管理」です。業績の管理は幅広く、売り上げの向上はもちろんの事、コストの削減や無駄の排除がこれにあたります。

業績というと、売り上げを向上させ利益を上げる事に目が行きがちですが、コストの削減や無駄の排除も管理職がやるべき重要な事です。

無駄な作業は、部下という立場からは中々言い出しづらいので、管理職の権限で部署内の改革を進めていきましょう。

管理職の責任その2:部下の育成・指導

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管理職の責任二つ目は「部下の育成・指導」です。部下の育成・指導が行き届いていると、仕事の効率は2倍、3倍と掛け算で増していきます。

その為には、管理職であるあなたがリーダーとしてチームをまとめなければなりません。また、部下の得手不得手を把握し、次のステップへ導く為の目標を設定してあげましょう。

勘違いしてはいけないのが、部下を育成・指導する事は部下の仕事を徹底管理する事ではありません。仕事を管理されてしまうと、部下は何も考えずに働くようになってしまいます。

自分で考え行動する部下を、リーダーのあなたが束ねて導いていくのが理想です。

管理職の責任その3:職場環境の管理

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管理職の責任三つ目は「職場環境の管理」です。職場環境が良いと部下はストレスなく仕事に打ち込むことができます。

仕事の退職理由で一番多いのが人間関係によるトラブルです。上司と部下、同僚同士、男女の関係などのトラブルにいち早く気づき対応する事も職場環境の管理です。

また、職場が抱える問題で多いのは過重労働です。毎日残業があったり休暇を取ることができない職場は良い環境とは言えません。部下が働きやすい環境を整えてあげることが管理職の責任の一つです。

管理職の責任その4:自己の成長

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会社の業績や部下の育成、職場環境の事に振り回されていると自分のことは後回しにしてしまいがちです。

やることが多くて大変だと思いますが、管理職になっても常に成長しようという意識を持ち続ける事はとても大切です。

新しい技術が開発されたり、突然法律が変わったり、未知の病気が流行ったり、世の中は常に変化しています。その変化に対応する為には、あなた自身が新しい情報をインプットし成長していく必要があるのです。

業績を管理する為の具体策

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ここからは管理職の責任をまっとうする為の具体策を紹介していきます。まずは業績を管理する為の具体策です。

売り上げの上げ方は会社や業種によってやり方が変わってきますのであえてここでは説明しません。業種に関係なく、管理職が業績を管理する為の具体策を紹介していきます。

目標の数値化

毎月の売り上げ目標に対して、自分が管理している部署が今どのくらい達成しているのかを明確にしましょう。突然上司から今の売り上げを聞かれても、すぐに答えられる状態が理想です。

その為には、日々の売り上げを確認し細かく数値化する必要があります。そしてそれを部下に分かりやすく共有しましょう。

部下に伝えるポイント

「今月は後100万円売りましょう」というよりは、「今月は1日2件契約を取りましょう」と伝えた方が部下も動きやすいです。

部下が動きやすくなる様に細かく数値化してあげると親切ですね。

無駄の排除

次にやるべき事は無駄の排除です。例えば、無駄な会議や無駄な連絡、無駄なコストなどがこれにあたります。

あなたが無駄だと思う事だけでなく、部下が無駄だと思う事も大切な情報ですので、部下とこまめにコミュニケーションを取り、日頃から言い出せる環境を作っておきましょう。

作業の効率化

次は作業の効率化です。作業を効率化する事で部下の労働の質が上がり、結果的に会社の業績の底上げにつながります。

部下から「作業を効率化する為に今までのやり方を変えましょう」とは中々言い出しづらいので、管理職であるあなたが変えていく必要があります

現場の事は、上の立場の人間よりも現場の人間が一番良く分かっています。管理職として現場の意見を吸い上げ、自分の今までの経験や知識を活かして、効率化を進めていくと良いでしょう。

部下の育成・指導をする具体策

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経営理念の浸透

経営理念を浸透させる事で、部下の間に共通の認識や価値観を持たせる事ができます。共通の認識を持つことで、考え方のズレを減らし社員同士の無駄な衝突を避ける事ができます。

また、進むべき方向性も明確になりますので、チームとしての一体感を生みまとめやすくなります。

経営理念を浸透させる具体策
  • 経営理念を毎日朝礼で読む
  • 壁に大きく貼り出しておき自然と覚えさせる
  • 名刺に印刷する

個人目標を持たせる

人を成長させる為には目標が必要不可欠です。目標を持つことで部下として進むべき道がはっきりしますので、働く意欲も上がります。

目標が達成できれば、達成感を感じモチベーションも上がるでしょう。モチベーションが上がれば新しい目標に挑戦する意欲も湧きますので、成長する為の良いサイクルが出来上がります。

個人目標設定のポイント

月に一度、個人面談をして決めましょう。個人面談をする事で、部下がどう成長したいかを知る事ができますし、上司の立場からどう成長して欲しいかを伝えることができます。

個人面談は部下とコミュニケーションを取る機会にもなりますのでおすすめです。

あなたの考え方を共有する

売り上げを上げる為に、自分が何人もいたら良いのにと思った事はありませんか?

さすがに自分を増やす事は出来ませんが、それに近い事はできます。それは、あなたの考え方を部下に共有する事です。

仕事で部下が起こしてしまった失敗やトラブル、良い事を事例に、自分だったらどう考えどう行動するかを全部下に共有しましょう。他の部下が同じような状況になった時に、あなたと似た判断ができるようになります。

あなたの考え方を共有するポイント

共有する時に、「これはやってはいけない」など選択肢を減らす言い回しはやめましょう。禁止事項が増えると部下は決まった行動しかとれなくなります。

あくまで、「自分だったらどう考えて、どう行動するか」という判断の仕方を共有しましょう

職場環境の管理をする具体策

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部下とのコミュニケーション

部下とのコミュニケーションの場は、職場環境を管理する上で一番の情報源となります。

部下とのコミュニケーションは仕事外での飲み会などでも構いませんが、お酒が苦手な人や仕事外での付き合いが嫌いな人もいますので、定期的な個人面談が良いでしょう。

個人面談であればスケジュール管理しやすく、全ての部下平等に話を聞くことができるのでおすすめです。

職場管理する為に個人面談で聞く事
  • 精神的な体調
  • 職場での悩みや困ってる事
  • 会社に改善して欲しい事(無駄な作業や非効率的な事)
  • 会社の良いところ、これからも続けて欲しい事

作業の効率化

作業の効率化は、管理職の責任その1でも紹介しましたが、職場環境の管理をする時も必要です。

非効率的な作業は、思っている以上に部下の負担やストレスになりますし、モチベーションも下がります。作業を効率化して、部下が働きやすい環境を整えてあげる事が管理職の役割です。

最近では、ZOOMというサービスを使えば、集まらなくてもWeb上で会議ができますし、オンラインでセミナーを聴くこともできます。

便利なツールがどんどん開発されていますので、常にアンテナを張りつつ、部下とのコミュニケーションで現場の声をしっかりと聞き、効率化できるヒントを探っていきましょう。

休暇の管理

休暇がしっかり取れない会社は職場環境が良いとは言えません。休暇をしっかり取れるようにする事は管理職の責任の一つです。

また、過度な残業や持ち帰っての仕事をさせない様に管理する事も大切です。働きすぎると疲労やストレスが溜まり、仕事の効率が極端に下がってますます働かなければならなくなります。

上司が休まなければ、部下は休みづらいものです。部下が休暇を取りやすくする為に、管理職など上の立場の人間がしっかり休暇を取る姿を見せると良いでしょう。

また、日々の残業や持ち帰りも、自らしない部下にもさせないを徹底しましょう。

自己の成長をする為の具体策

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セミナーへの参加

自分の成長を考えるならセミナーへの参加がおすすめです。管理職向けのセミナーもありますし、部下を育成するためのマネジメントセミナーなど色々あります。

セミナーに参加することで、あなたが知りたい情報を得られるだけでなく、そこに集まる意識の高い人たちと繋がり交流する事もできます。意識の高い人たちとの交流はあなたの成長意欲を掻き立ててくれます。

自分の成長の為にも、色んなセミナーに参加し新しい情報を得られるネットワークを作っておくと良いでしょう。

部下に任せる

自己成長の為には勉強する時間が必要ですが、管理職はやる事が多く中々時間を作ることができませんよね。しかし、時間を作れない人の多くは、必要以上に仕事を自分で抱えてしまっているケースが多いです。

あなたじゃなくても良い仕事は積極的に部下に任せるようにしましょう。

任せた当初は、仕事を見てあげたり時間と手間がかかると思いますが、長い目で見れば自分の時間を増やすことができます。

部下にとっても新しい仕事を任せてもらえることは、いい刺激となりモチベーションのアップに繋がりますので一石二鳥と言えます。

管理職の責任まとめ

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今回は管理職の責任4つと、その責任をまっとうする為の具体策について紹介しました。もう一度内容をおさらいしてみましょう。

管理職の責任4つ
  1. 業績の管理
  2. 部下の育成・指導
  3. 職場環境の管理
  4. 自己の成長

業績の管理は、売り上げを作るだけでなく無駄の排除や作業の効率化も含まれます。部下の育成・指導は部下を管理する事ではありません。部下が自分で考え行動できるように成長を促す事です。

職場環境の管理をする事で、部下がストレスや負担を抑えて働くことができます。職場環境を整え働きやすくする事で、部下のモチベーションの向上や業績の向上が期待できます。

管理職は部下を率いて成長させるポジションですが、自分の成長も忘れないようにしましょう。

ABOUT ME
ゆうた
飲食業界にて料理長と店長とソムリエを兼任するという激務を経験。何歳になってもチャレンジをし続ける男でありたい!趣味は旅行だけど今は自粛中。髪の毛と性格にクセがありスチールウールと呼ばれていた事がありますw こんな私ですが宜しくお願いいたします。