あなたも普段、会社で働く中で徐々に”キャリアへの考え方が変わりつつある”ことに、薄々気づいているのではないでしょうか?
例えば、これまで一般的だった「メンバーシップ型雇用」に代わって、成果に重きを置く「ジョブ型雇用」が注目されるようになってきています。
そんな時代では、自分自身のキャリアやスキルを伸ばしていくことがますます大切になってきます。
しかし一方で、日々の仕事に追われ、自分のキャリアを考えたりスキルアップしたりする時間を確保するのが難しいという事情も分かります。
そんな人におすすめなのが「オーディオブック」を使って、隙間時間で効率的に知識やスキルを獲得することです。
今回の記事では、その中でも筆者自身が使い比べてみて、一番使いやすかった「Audiobook.jp」というサービスについて紹介します。
audiobook.jpの特徴や口コミを紹介するほか、他のオーディオブックとの比較や自分にあった使い方まで、一つ一つ解説していくので、ぜひ最後まで読んでみてください。
audiobook.jpの基本情報
『audiobook.jp(旧名:FeBe)』は、日本のオーディオブックの老舗でもある有名なサービスです。
書籍ごとの単品購入はもちろん、対象の書籍が読み放題になる「聴き放題プラン」や、お得に書籍を購入できるヘビーユーザー向けの「月額プラン」など幅広いプランがあるので、自分に合った使い方ができます。
サービス名 | audiobook.jp(旧:FeBe) |
運営会社 | 株式会社オトバンク ( OTOBANK Inc. ) |
利用者 | 200万人を突破 |
料金体系 | 聴き放題プラン:月額750円 |
月額プラン:月額500円~30,000円 | |
無料お試し期間 (聴き放題プラン) |
※2021年7月5日までキャンペーン中 |
再生機能 | 0.5倍速〜4倍速 |
公式サイト | audiobook.jp |
audiobook.jpの特徴
ここからは『audiobook.jp』の特徴を4つご紹介します。
- 豊富なプランから選べる
- 扱っている書籍数が多い
- 定期的なセールを実施している
- 4倍速まで加速が可能
audiobook.jpの特徴1:豊富なプランから選べる
audiobook.jpには2つのプランが用意されています。
- 聴き放題プラン:月額750円
- 月額プラン:月額550円~33,000円
聴き放題プランは、約1万冊の本が聴き放題になるので「とにかく本をたくさん読みたい!」という人におすすめです。
月額プランは、お得にポイントを購入できるので「今月はこの本を読もう!」のように、目的を持って書籍を購入する人におすすめです。※1
本を単品で購入することもできますが、月額プランの方がお得にポイントを購入できるので、定期的にオーディオブックを使う人は、こちらのプランがおすすめです。※2
※1:audiobook.jpは、まずポイントを購入して、そのポイントで書籍を購入するという形になっています。
※2:月額プランの金額一覧と、追加でもらえるポイントは以下の通りです。
料金 | もらえるポイント | お得なポイント数 |
550円 | 610ポイント | 60ポイント |
1,100円 | 1,220ポイント | 120ポイント |
2,200円 | 2,450ポイント | 250ポイント |
5,500円 | 6,500ポイント | 1,000ポイント |
11,000円 | 13,450ポイント | 2,450ポイント |
22,000円 | 28,000ポイント | 6,000ポイント |
33,000円 | 42,000ポイント | 9,000ポイント |
同じオーディオブックサービスの『Audible』は、聴き放題プランしかないので「1ヶ月に1冊しか聴かない」といった場合には割高です。
その点、audiobook.jpであれば、たくさん本を聴くなら「聴き放題プラン」、少しずつ自分のペースで本を聴くなら「月額プラン」と使い分けができるので、コストパフォーマンスが良いですね。
audiobook.jpの特徴2:扱っている書籍数が多い
audiobook.jpが扱っている書籍の数は以下の通りです。
- 聴き放題プラン:10,000冊
- 月額プラン:26,000冊
特にaudiobook.jpは「日本語の書籍」の扱いが多いことで有名なので、そこそこ売れている書籍ならほとんどは見つけることができます。
対象作品の少ない「聴き放題プラン」でも、以下のような書籍を読むことができます。
順位 | 書籍名 | 単品での価格 |
1 | 嫌われる勇気 | 1,650円 |
2 | 聴く日経 | 単品購入不可 |
3 | 知らないと損する 経済とおかねの超基本1年生 | 1,650円 |
4 | うまくいっている人の考え方 | 1,320円 |
5 | 2020年6月30日にまたここで会おう 瀧本哲史伝説の東大講義 |
1,320円 |
6 | 自律神経の名医がつくった ぐっすり眠るためのCDブック | 1,320円 |
7 | 豊田章男 | 1,650円 |
8 | 僕らが毎日やっている最強の読み方 | 1,540円 |
9 | 成功している人が当たり前にやっている習慣 | 980円 |
10 | 世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 経営における「アート」と「サイエンス」 |
1,320円 |
アドラー心理学の本として有名な『嫌われる勇気』をはじめとして、書店の平積みコーナーでも見かける有名な本も対象書籍となっています。
聴き放題プランは月額750円なので、月に1冊対象商品を読むだけでも「お得」ですね!
また、audiobook,jpで取り扱っている本をいくつか見たところ、2ヶ月前に出版された書籍などもありました。出版と同日というわけではないですが、最新の本の反映も早いと言えるでしょう。
audiobook.jpの特徴3:定期的なセールを実施している
audiobook.jpは、頻繁にセールやキャンペーンを行っています。(下記のセール・キャンペーンは過去のものです。)
たとえば、ゲリラ的に1日限定で対象作品が「半額」になるセールが開催されることも。
https://twitter.com/audiobook_jp/status/1410176286409039872?s=20
https://twitter.com/audiobook_jp/status/1409451514947506177?s=20
また、著者やジャンルを対象にしたセールなども、不定期に実施されています。
これを逃すとちょっと痛すぎるのですが、『完訳 7つの習慣』シリーズ半額セールは今週限りです。
重厚な名著を手軽にオーディオブックで👂https://t.co/J3QXwLRyvp pic.twitter.com/DTrU7pOf09— 【公式】オーディオブック日本語NO.1★聴き放題ならaudiobook.jp(オーディオブックJP) (@audiobook_jp) March 16, 2021
セール自体は、他のオーディオブックサービスでもありますが、開催頻度でいうと「audiobook.jp」が圧倒的に多いです。
お得に書籍を購入したいのであれば『audiobook.jp』の利用を強くお勧めします。
audiobook.jpの特徴4:4倍速まで加速が可能
オーディオブックをしばらく聴いていると「もう少し早く聴きたい」と感じるはずです。そこでお勧めなのが、オーディオブックのアプリに備わっている「倍速機能」の活用です。
なかなか信じでもらえないのですが、オーディオブックに慣れてくると3〜4倍速しても、十分に内容を聞き取れるようになります。(実際、僕もオーディオブックで読書をする時は、3.5倍速で聴くことが多いです。)
そうなると「オーディオブックで何倍速までできるのか」が重要になってきますよね。
ネットで調べられ得る限りの情報を調べた結果、オーディオブックでできる倍速は最大4倍速までであることが分かりました。
そして、audiobook.jpも最大の「4倍速」まで加速できます。つまり、一番効率的に読書ができるサービスということです。(ある程度、耳が慣れることが必要ですけどね。)
ちなみに、0.5倍速も可能なので、英語などのリスニングにも活用できますよ。
他のオーディオブックサービスと徹底比較!
ここからは『audiobook.jp』と、その他のオーディオブックサービスとの比較をご紹介します。
なお、オーディオブックのサービスはたくさんありますが、現在のシェアとしては『audiobook.jp』と『Audible』の2強となっています。
実際に僕自身もいくつかのオーディオブックサービスを使ってきましたが、結局この2つのサービスに落ち着きました。なので、今回はこの2つのサービス間での比較に絞ってご案内します。
<基本情報>
audiobook.jp | Audible | |
書籍数 |
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料金 |
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解約後の対応 |
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無料期間 |
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<機能面>
audiobook.jp | Audible | |
再生速度 |
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しおり(ブックマーク)機能 |
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スキップ・巻き戻し機能 |
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書籍のレビュー閲覧 |
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総評
上記の内容を参考にして、両者のサービスの総評をまとめます。
- 書籍数:単純な書籍数では『Audible』に軍配。ただし、日本語書籍に限っていえば『audiobook.jp』の方が取り扱いが多い。
- 料金:自分の読書スタイルに合わせて選べる分、プランの多い『audiobook.jp』に軍配が上がる。
- 機能面:単純な読書体験でいえば「再生速度の上限」や「スキップ・巻き戻し機能」の面で『audiobook.jp』がおすすめ。
ただし、隙間時間でオーディオブックを使うなら、しおり機能のある『Audible』がおすすめ。
このように見比べてみると、どちらにも一長一短があることが分かりますね。
ちなみに僕の場合は、倍速を多用することが多く、本を聴きながらメモを取ることも多いので、10秒単位で微調整ができる『audiobook.jp』の方が好みです。
audiobook.jpの口コミ・評判を紹介!
ここからは『audiobook.jp』の口コミや評判をご紹介します。
公式サイトの掲載のある口コミ
今まで溜めがちだった家事の時間をオーディオブック聴く時間として捉えたことで、家事へのネガティブな印象がなくなりました。20代/会社員
目やてを使わないオーディオブックはスマートフォンゲーゲームとの相性がとても良いです。結果、ついゲームに手が伸びてしまいますが…30代/会社員
いつもの家事や作業の時間が、感情が動く面白いものに出会えたり、あたらしい世界を知る時間になりました。40代/主婦
勉強目的で聴いています。とにかくたくさん聞きたいので、何冊でも無料の聞き放題プランはありがたいです。20代/学生
(引用:audiobook.jp)
Twitterで見つけた良い口コミ
続いて、Twitterで見つけた『audiobook.jp』の口コミをご紹介します。
ふだん通勤中にaudiobookの『影響力の武器』を聴きあさっているんだけど、
もう何周目かわからんくらいのレベル🤣
で‼️
audiobook(@audiobook_jp)さんが聴き放題プランを60日間無料キャンペーンしてたので、早速試してみてます🥰
読書苦手なヒトも是非😌
明日までらしいですよ‼️急げ〜‼️ pic.twitter.com/oWbNeQNtg9— Kulfi_Design (@kulfi_design) July 4, 2021
そういえばaudiobook,jpいいですね。何が良いかって「聞く日経」がありがたい。特にテレビを持っていない自分にとっては笑
毎日聞くことにしました、という宣言。
— るるる (@Roo_2587) March 21, 2019
https://twitter.com/itokon25/status/1099154728691281922?s=20
ざっと口コミを見た限りでは、キャンペーンや書籍のラインナップに魅力を感じている人が多い印象です。
とくに、日本語の書籍に関しては『audiobook.jp』が業界最高レベルなので、自分の読みたい本が見つけられる可能性が高いでしょう。
Twitterで見つけた悪い口コミ
最近オーディオブックが気になってて、取り敢えずAudibleとhttps://t.co/36IjHXCAJZに登録したんだけど、https://t.co/36IjHXCAJZは一体どうやって好みの本を探すんだ?アプリのUI使いにくすぎない?
— ごまさか (@tm_goma) April 8, 2019
Febeの時代から@audiobook_jp の有料会員で、彼らのおかげで今の自分がある。でも、率直に言って最近は魅力が衰えていると感じる。聴き放題会員が一番で他の会員(単品購入者)は二番という印象。
検索しにくい。新着タイトルいまいち。ポッドキャスト衰退。
愛着あるんだけど、audibleに絞るかなぁ…— サスケ (@sasuke_honzal) April 4, 2021
作業してて頭が暇なのでhttps://t.co/yqewuu4Lni の聴き放題に入ってみたが、聴き放題で聴ける本がいまいち……
— かわさき せいじ の制作と日常 (@uko3000) May 5, 2020
『audiobook.jp』に関するネガティブな口コミでは、UI(操作のしやすさ)周りや読みたい本がないといった意見が目立ちます。
たしかに『audiobook.jp』では、書籍を購入するページと、実際に聴くためのアプリが別になっていたりと、多少不便なところはあります。
ただ、それは『Audible』も同様です。また、読みたい本がないというレビューに関しても『audiobook.jp』の品揃えというよりは、オーディオブック自体が存在しない場合が多い傾向にあります。
なので、ここら辺の感想は『audiobook.jp』単体のデメリットというよりは、オーディオブックサービスそのものへのネガティブな意見といった方が正しいでしょう。
紙の本とオーディオブック、どっちがおすすめ?
ここまでは、本を耳で聴くという新しい読書スタイルのサービスをご紹介してきました。しかし中には「読書は紙の本が一番!」という信念を持っている人もいることでしょう。(かつての僕もそうでした。)
正直にいうと、確かに紙の本の方が適しているタイプの書籍もあります。逆に、オーディオブックで本を聴く方が知識が入ってくるタイプの書籍もあるのです。
そこでここからは、僕なりの紙の本とオーディオブックの使い分けについて、ご紹介します。
紙の本の方が良いケース
図解書籍や参考資料として使うことの多い書籍に関しては、視覚的に捉える必要があるので、目で読める紙の本をお勧めします。
- Excleの使い方
- 図解解説シリーズ
- 一発でOKがもらえるプレゼン資料の作り方
など。
オーディオブックの方が良いケース
オーディオブックは、抽象的で内容の難しい本を読む(聴く)のに適しています。分かりやすい例を挙げると「自己啓発書」などですね。
この手の本は500ページ以上とボリュームの多いものが多く、本を読むのに慣れていない人がこの手の書籍を紙で読もうとすると、まず間違いなく途中で挫折します。
その点、オーディオブックならボリュームのある本でも、数時間程度で完読できるので、読書が苦手な人でも自然と本を読むことができます。
また、ページ数の多い本は読書に慣れている人であっても、なかなか何回も読み返す気にはなりません。
その点、オーディオブックなら気軽に何周もできるので、難しい内容も少しずつ理解して自分の中に落とし込めるようになるのもメリットですね。
- 自己啓発書
- 伝記
など
audiobook.jpへの登録〜利用の流れを解説!
ここからは、実際に『audiobook.jp』に登録して利用するまでの流れを、順を追って紹介します。
- 『audiobook.jp』の公式サイトへ移動し、右上にある「新規登録」からアカウントを作成する
- 支払い情報の設定を行う
- audiobook.jp公式ページの左上にある「聴き放題プラン」のボタンから、プラン登録を行う
※プランはいつでも簡単に解約できます。
audiobook.jpへの登録でやるべきことは、アカウントの開設と支払い方法の設定の2つです。この2つの設定ができれば、あとは自分にあったプランを利用するだけですね。
audiobook.jpは「聴き放題プラン」に限り30日の無料体験期間があります。
なので、初めてオーディオブックを使う方は、まず無料で『聴き放題プラン』を試してみましょう。
audiobook.jpを利用する!
※聴き放題プランなら30日間無料
購入した本を聴くには「専用アプリ」が必要
ここまでaudiobook.jpの使い方を詳しく紹介してきましたが、購入した本を実際に聴くためには「専用アプリ」が必要です。
つまり、購入した本を一度アプリでダウンロードし、それをアプリで聴くという手順を経る必要があります。
ちょっと面倒ではありますが、前述した『Audible』なども専用アプリが必要なので、そういうものだと割り切って利用しましょう。
audiobook.jpの解約方法
「一度試してみたいけど、解約手続きの方法が面倒だったら嫌だな」と思う気持ちは誰にもであることでしょう。
しかし、audiobook.jpは簡単に解約ができるのでご安心ください。
解約手続きは「Webサイトから登録した場合」「iOS App内課金で登録した場合」「Google Play Store内課金で登録した場合」で、やり方が少し異なります。
ただし、どこから登録した場合でも、公式が用意している「聴き放題プランの解約」「月額サービスの解約について」を見れば、スムーズに解約することができますよ。
まとめ
今回は、オーディオブックの中でもお勧めのサービス『audiobook.jp』についてご紹介しました。
僕自身、オーディオブックを使うようになってから、ちょっとした隙間時間や仕事の行き帰りで読書ができるようになったこともあり、格段に知識のインプット量が増えた実感があります。
特に4倍速まで加速が可能なオーディオブックはほとんどないので『audiobook.jp』は生産性を極限まで切り詰めたいという人にピッタリです。
まだオーディオブックを試したことがないという人は、絶対に人生が変わる体験になるので、この機会にぜひ試してみてください!
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※聴き放題プランなら30日間無料