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退職時に貯金はいくらあれば大丈夫?意外とかかる転職時の出費

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転職を考えている人は、次の仕事が決まるまで不安が大きいでしょう。「貯金がないけど次の仕事が決まるまで乗り切れるのか?」と、金銭面に不安があると転職するのも勇気がいりますよね。

そこで、本記事では退職後次の仕事が決まるまでどのくらいの出費がかかるのか。貯金がどのくらいあれば安心かを解説していきます。また、貯金がなくても転職活動ができる方法も紹介していきます。

貯金がほぼないからと、お金が貯まるまで我慢するのではなく次にステップアップするためにも上手に転職活動を進めてみましょう。

本記事を読めば、転職後のお金の不安が解消されて転職活動に前向きになれるので、最後まで読み進めてみてください。

(トップ画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/22678167)

転職活動にかかる出費の種類と支出額

まずは、実際に転職活動ではどんな出費があるのか、項目別の割合と平均支出額をグラフと表から見てみましょう。

(参考:https://corp.en-japan.com/newsrelease/2016/3174.html)

(参考:https://corp.en-japan.com/newsrelease/2016/3174.html)

平均支出額を見ると、引っ越し代が断然高いのがわかります。これは、転職のために引っ越しが必要な時の支出額ですが、割合としては14%と意外と多い印象です。

また、資格取得のための勉強に支出している人も多く、支出額も引っ越し代の次に支出額が高いです。

これらに比べると支出額は減りますが、圧倒的な割合を占めているのが衣類の買い替えビジネスグッズなどの購入費です。身だしなみに気を使って色々揃えると、結構な支出になってしまいますよね。

転職活動は予想以上にお金がかかるということが、このグラフから理解できるでしょう。では、全体的にはどのくらいの金額がかかるのか次の章で見ていきましょう。

転職活動のために貯金はどのくらい必要か?

転職活動を進めるにあたって、在職中と退職後の人だと金額も変わってくるのでしょうか。下のグラフを見てその違いを見ていきましょう。

参考:https://next.rikunabi.com/tenshokuknowhow/archives/11906/

働きながら転職活動を進めるには、10万円未満の割合が多いようです。全体から見ると50万未満の人がほとんどです。

では、退職後に転職活動を進めるとこの割合は変わってくるのでしょうか。次に退職後に必要な金額を見てみましょう。

参考:https://next.rikunabi.com/tenshokuknowhow/archives/11906/

グラフから、働きながら転職活動をする場合と出費する額の割合はそう変わらないように見えます。

しかし、50万~100万円未満以上の割合が、退職後の方が大きくなっています。これは、退職によって全く収入が途絶えることから、家賃や生活費を貯金から捻出しなけらばならないからです。

新しい転職先が遠方なら引っ越しが必要となります。その資金も出ていくので貯金はできるだけある方が、転職活動も余裕をもってできるというわけです。

転職するなら最低どのくらいの貯金があれば安心か

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/3157059

転職で、どのくらいの出費がかかるのか見てきました。では、実際に貯金がどのくらいあれば安心して転職できるのでしょうか?

最低でも、給与×3ヶ月分の貯金があれば転職活動も安心して活動できるでしょう。なぜなら、転職エージェントなどのサービスを利用した場合、長くても内定通知をもらえるまで3か月はかかるからです。

また、失業保険の給付が3ヶ月先なのも理由の1つです。貯金がなく焦って転職先を決めてしまったら、せっかく転職を決意したのに自分に合った会社でなく後悔してしまう場合もあるでしょう。

実は、上の章で紹介した転職活動でかかる出費の他に、会社を退職すると支払わなければならないお金があるのを知っていますか?次の章で解説していきます。

退職後に貯金から支払わなければいけないお金とは?

出典:https://pixabay.com/ja/photos/オンにする-スイッチをオフにします-2925962/

転職後に必ず支払わなければならないものがあります。意外と、忘れがちなのですが結構な額になってしましい「こんなに!?」と驚くかもしれません。

退職後に支払わなければならないものは、住民税や年金健康保険などの税金関係のものです。会社で勤めていた時には給与から天引きされていたので、あまり意識しなかったかもしれません。

退職後は、自ら手続きを行い住民税・国民年金・国民健康保険を支払わなければなりません。では、いったいどのぐらいの金額を自分の貯金から払うことになるのでしょうか。

貯金で支払わなければならない住民税・年金・健康保険

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/4649248

国民年金・国民健康保険は退職すると、自分で赴いて手続きをする必要があります。期限内に必ず窓口に出向いて手続きしましょう。

国民年金の手続き 国民年金は、手続きをしなくても国民年金の第1号被保険者として切替手続きが行われます。もしも、あなたが国民年金保険料の免除申請を行いたいなら、住んでいる役所(又は年金事務所)で手続きしましょう。免除申請すれば、翌年の6月までの支払いを免除してくれます。
国民健康保険の手続き 国民健康保険に加入する場合は退職後、住んでいる役所で手続きを行いましょう。この手続きをしないと保険証がないということです。もしも、保険証がないと病気で治療を受けた場合全額負担となってしまうので高額になってしまいます。忘れずに手続きしておきましょう。

住民税も給与から天引きされていたと思いますが、退職後は前年の所得と住んでいる自治体の「均等割額」により既に月々の金額は決まっているので、その年の住民税は退職後に役所から納付書が送られてきます。

給与から引かれている、社会保険料や健康保険、住民税の額をよく見てみてください。これらの金額は前年度の収入によって決まるので、無職になっても納付義務は逃れられません。

国民年金は、一律月額16,410円(2020年3月まで)と決まっています。思っていた以上にこの金額は負担になってくるでしょう。

貯金では厳しい!失業保険はいつ受け取れるか

出典:httpswww.pakutaso.com20200809220post-30225.html

退職したら、失業保険(雇用保険)がもらえるからと期待している人もいるかもしれません。しかし、手続きをしてすぐに失業保険を受け取れるわけではないのです。

失業保険の受取は、自己都合で退職した場合と、会社都合で退職した場合とで受け取れる時期が違います。自己都合で退職した場合は3か月後で、会社の都合で退職した場合は1か月後です。

失業保険を受け取るには、ただ窓口に行って手続きをすればいいわけではありません。雇用保険の説明会を受け、2度の認定を受けなければなりません。また、就職活動をしたという実績がないと認定はおりません。

貯金がない人が乗り切る転職活動

出典:https://unsplash.com/photos/9emAQvCJQ4c

では、貯金がない人が転職活動を乗り切るにはどうしたらよいでしょうか?それには以下の3つの方法がありあす。

貯金がない人の転職活動を乗り切る方法とは
  1. ボーナスをもらってから退職する
  2. 失業保険をもらいながらアルバイトをする
  3. 実家にもどる

手元に貯金が少ないなら、退職はボーナスをもらってからにしましょう。一刻も早く辞めたいと思っているかもしれませんが、手元のお金は増やしたいところです。

社内の人事評価後、ボーナスの支給が決定してから1ヶ月後が退職を申し出る絶好の時期です。もしも、その前に退職を切り出したら評価が落ちて受け取る金額が下がりかねないからです。

どうしても、失業保険を受け取るまで待てないという人は短期のアルバイトでしのぎましょう。ただし、アルバイトは週20時間以内でないと失業保険の支給を受けられません。きちんと報告してアルバイトをしましょう。

どうしても、お金に余裕がないなら実家に一時的に戻るのも選択の一つです。生活費が浮きますし、落ち着いて転職活動に専念できるからです。

貯金が貯まるまで待てない人の転職活動とは?

出典:https://pixabay.com/ja/photos/%e3%82%bf%e3%82%a4-%e3%83%8d%e3%82%af%e3%82%bf%e3%82%a4-%e8%aa%bf%e6%95%b4-%e7%94%b7-690084/

手元に貯金がほとんどないが、現在の職場で働き続けるのは厳しいと思っているなら、働きながら転職エージェントを利用するのがおすすめです。

転職エージェントは、キャリアアドバイザーが希望者1人1人に付いてくれて希望に合った転職先を紹介してくれます。

また、ハローワークや転職サイトでは扱っていない非公開求人も取り扱っているので、今よりもキャリアアップした企業を紹介してくれる可能性も高いでしょう。

焦って1人で転職を進めるよりも、アドバイザーがいてくれる方が心強いはずです。仕事をしながらでも充分転職活動はできるので、試してみてはいかがでしょうか。

おすすめな転職エージェント

出典:https://pixabay.com/ja/photos/%e3%82%b3%e3%83%b3%e3%83%94%e3%83%a5%e3%83%bc%e3%82%bf%e3%83%bc-%e3%82%8a%e3%82%93%e3%81%94-%e4%bb%95%e4%ba%8b-1185569/

転職エージェントを利用して転職活動を進めてみようと思っていても、どこのエージェントがいいのか迷ってしまいますよね。そこで、この章ではおすすめな転職エージェントを2つ紹介していきます。

おすすめな転職エージェント①リクルートエージェント

リクルートエージェントは、、国内における転職支援実績No.1の転職エージェントです。国内NO.1の支援実績を誇っていることもあり、利用者の満足度が高めです。

キャリア相談から内定後の条件交渉まで一貫したサポートを受けられるので、転職が初めての人や不安を抱えている人には、心強いでしょう。

また、求人数が他社に比べて圧倒的に多く公開、非公開を含めて29万件(2021年7月現在)も保有しているのも魅力と言えます。

さまざまな業種の求人も取り扱っているので、自分に合った求人が見つかる可能性が高いでしょう。

リクルートエージェントを試してみる

おすすめな転職エージェント②doda

dodaは、パーソナルキャリア株式会社が運営する転職エージェントで、キャリアアドバイザーが内定までしっかりサポートしてくれると評判です。

転職者満足度NO.1を獲得した人気のエージェントです。dodaは、10万件を超す求人数が魅力の転職エージェントで、取り扱っている求人は大企業はもちろんですが中小企業も多いのが特徴と言えます。

中小企業の求人が多いことから、1人1人に合った求人を的確に見つけてくれます。特殊な資格を持った人やキャリアアップを狙っている人ならdodaはおすすめなエージェントです。

dodaを試してみる

【まとめ】転職にかかる費用を理解して対策を練ろう!

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/22363656?title=%E3%82%AC%E3%83%83%E3%83%84%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%81%AE%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%B3&searchId=2928177745

転職活動を始めるとどのくらいの資金が必要になるか、意外に多くの出費がかかるかが理解できたと思います。

貯金をしっかりできている人なら、思い切って退職してスキルアップのため自分に合った転職先を探すのもいいでしょう。

しかし、貯金がほとんどないがずっと今の職場で頑張っていくのは無理だ。と、思っているなら、焦らずに働きながら転職活動を進めてみましょう。

転職は、計画なしに進めるのは危険です。転職エージェントを上手に使えば、あなたに合った転職先を見つけることができ、無駄な出費を最小限に抑えて再就職の道が開けるでしょう。

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なおれお
現在は、フルタイムで契約社員として働いています。ライターとして活動しつつ子育てブログ、特化ブログ運営中です。様々な分野の記事執筆をこなしています。