面接は、誰もが緊張するものですよね。転職の面接の際、面接官の本音を知っていたら面接の対策ができると思いませんか?
この記事では、面接官が面接で何を見ているのか、面接官の本音を口コミをもとに紹介していきます。
本記事を読めば、面接で面接官が注視していることがわかり、転職の面接対策がわかります。ぜひ、最後まで読み進めて見てください。
(トップ画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/4191351)
面接官の本音から面接で注意すべき点を分析!
面接官が、面接をする時志願者のどこを一番注目しているのでしょうか?面接官の本音から、面接官が面接で注目しているのは何か見ていていきましょう。
- 第一印象が大事
- 転応募書類で一番重視しているのは何か?
- どちらを採用するか?
- 志望動機はマニュアル通りで良いか?
- 嘘の回答は面接官はすぐわかる
- 嫌われる退職理由とは?
上にあげた6つの項目から、面接官の注視している本音も併せて紹介していきます。
転職での面接官の本音①第一印象が大事
面接官は、第一印象を重視しています。なぜなら入室時の態度によっては、興味を持てる人材かどうかその時点で判断してしまうからです。第一印象の口コミから、面接官の本音を見ていきましょう。
目を合わさない
「せっかくの面接なのに、しっかり目を合わせて話ができない人は、赤信号だね」
引用:https://tabi-labo.com/279081/job-interviews
スーツがシワくちゃ
だらしないし、真剣な姿勢が見えない。はい、次の方、って思っちゃうかな」
引用:https://tabi-labo.com/279081/job-interviews
第一印象は5秒で決まると言われます。5秒と言ったら、入室して挨拶したぐらいの時間です。始めの挨拶が一番大事だということですね。
また、身だしなみや、面接官の顔を見て話すなど、面接では当たり前と思われることですが、できていない人が意外に多いようです。
面接は緊張するものですが、まずはしっかりと挨拶して面接官の目を見ながら話してみましょう。面接官の方もしっかりと、話を聞いてくれるはずですよ。
転職での面接官の本音②履歴書で一番注目しているのは職歴
面接官が、履歴書で一番注目しているのは何でしょうか?下のグラフを見てみましょう。
面接官が、履歴書一番注目しているのはグラフから見ると、職歴が44.5%と圧倒的でした。これは、即戦力のある人材を求めているからです。
企業は、即戦力がある人材なのか、キャリアパスに一貫性があるか、在籍期間からスキルがどのくらいあるのか様々な角度から志願者を見てきます。
職務経歴書に目を通すだけではわからない知識・スキルを面接で質問してくる場合もあります。
面接官の職歴重視派、志願動機重視派、自己PR重視派それぞれの意見を見てみましょう。
“職歴”重視派の意見
・即戦力をもとめているため。・何をどのくらい、どのような立場で経験してきたかで、どの程度戦力となるか判断できるため。
・特に、就業者数と在籍期間を見ている。
・経験や継続性、思考の一貫性を把握するため。
“志望動機”重視派の意見
・将来に向けての意思が確認できるので。“自己PR”重視派の意見
・自己分析がしっかりできているかを見たい。引用:https://www.workport.co.jp/recruit_data/detail11.html
職歴重視派は志願者の、職歴からスキルがどのくらいあるのか確認しています。教育する手間が省けて即戦力のある人材なら、採用したいということなのでしょう。
また、志願動機重視派は入社後にどんな働き方を目指しているのか注視しているようです。
自己PR重視派は、自己分析がしっかりできている人材か見ています。自己分析ができる人は、自分の能力をしっかりと伝えられるからです。
転職での面接官の本音③コミュニケーション能力を重視する
スキルが高い人や、コミュニケーション能力が高い人は、転職に有利だと言われています。では、スキルが高い人と、コミュニケーション能力が高い人ではどちらを採用するのでしょうか?
面接官の本音は、「スキルはないがコミュニケーション能力が高い人」の方が68%に対し、「スキルは高いがコミュニケーション能力がいまいち」の方が32%でした。
理由は、スキルは教育や経験によって身に付くが、コミュニケーション能力は簡単には上がらないからです。
逆に、スキルが高い人を選んだのはエンジニア系の企業の面接官がほとんどでした。やはり。エンジニアはスキルがないと仕事になりませんからね。
職場ではもちろん、クライアント相手でもコミュニケーション能力が大事だということです。ビジネスにおいては、スキルよりもコミュニケーション能力の方が重要と言うことでしょう。
転職での面接官の本音④志望動機はマニュアル通りでは響かない
志望動機で「御社の〇〇の理念に共感しました。」と話す人がいますが、このフレーズだけ言ってみても面接官には響きません。
なぜなら、具体的になぜそう思うのか根拠もなく使うと面接官には、薄っぺらく感じてしまうからです。
https://twitter.com/kurenai_jobhack/status/1431361135568203778
https://twitter.com/kawabata_career/status/1341693796195528704
やはり、面接官には安易に「理念に共感した」と言わない方がよさそうです。しかし、具体的なあなたの本音をしっかりと伝えられるなら志望動機として使っても大丈夫でしょう。
https://twitter.com/tossy_Careeeer/status/1359849789681065985
模範解答は面接官にとっては聞き飽きた回答のようです。結局は、面接官にあなたの本音をきちんと伝えることが最善なようです。
転職での面接官の本音⑤嘘の回答は面接官はすぐわかる
面接では、転職理由を聞かれる場面が多くあります。でも、嘘や建前の転職理由は面接官にすぐにわかってしまいます。
また、質問の回答に矛盾があっても信用性がなくなってしまいます。「前回はああ言ってたのに、今回は違うこと言ってる」なんてことがあれば見抜かれてしまっても仕方ありません。
自分では、矛盾した回答をしていないと思っているかもしれません。しかし、矛盾に気づかないということは面接への事前準備が不足していると言えます。
転職での面接官の本音⑥前職の不満を転職理由にすると印象が悪い
退職理由は、必ずと言っていいほど面接で聞かれる質問です。では、どんな転職理由は避けた方がいいのでしょうか?
転職理由を人のせいにしたり、前の職場のせいにするのは嫌われます。なぜなら、面接官は他者のせいにする転職理由など聞きたくないからです。
面接官に、不満を言っても意味はありません。退職理由は、自分の落ち度や改善点なども併せて話すと好印象を与えることができます。
要注意!こんな人は嫌われる!6つの不合格の理由
ここまで、面接官の本音を踏まえながら面接で注意すべき点を見てきました。面接官側の本音が見えて参考になったと思います。
では、不合格になってしまう人はどんなタイプなのでしょうか?以下の6つが不合格になる人の共通したタイプです。
- 清潔感が感じられない
- 声が小さい、滑舌が悪い
- 質問の意図にそぐわない回答をする
- 質問に答えられない、詰まる
- 話が長い、極端に短い
- 時間にだらしない
最初の章でも紹介しましたが、面接は第一印象が大事です。清潔感がない人は、見た瞬間帰ってもらいたくなってしまいます。6番目の時間にだらしないのもビジネスマナーがないと見られてしまいます。
声が小さかったり、滑舌が悪いと何を言っているのかわかりませんし消極的に感じてしまうでしょう。
面接官の質問の意図にそぐわない回答をしてしまうのは「理解力がない」「コミュニケーション能力が低い」と思われてしまいます。
面接官の質問に答えられず、詰まったら準備不足と言えます。また、話が長すぎ、短すぎてもいけません。会話が、ひとりよがりなものになってしまうからです。会話は面接官とのやり取りが大事なのです。
https://twitter.com/jobSaishinNews/status/1486118739565494272
上記の口コミのように、やる気のある態度で面接官の質問に答えてみましょう。
転職の面接では本音で話すことが一番大事
面接で大事なのは、本音で話すこと。なぜなら、マニュアルどおりに話しても結局はボロが出てしまうからです。
自分の考えや、転職した後どんな仕事をしていきたいかなどを、本音で伝えるほうが良いということです。
面接官は、基本あなたが話すことをしっかり聞こうとしてくれています。
「この人はすぐに辞めずに続けてくれるか?」「即戦力のある人材だろうか」「コミュニケーション能力がある人材か?」など、あなたを知ろうとしてくれているのです。
ですから、面接の時には自分のことをわかってもらうよう本音で話してみましょう。
【まとめ】面接官の本音から、面接への心構えを見直そう
面接官の本音を中心に面接時の注意点を紹介してきました。面接官が、何を注視しているのかわかったと思います。面接は、入る前に扉に立ったその時から始まっています。
第一印象を良くするためにも、身だしなみや挨拶など基本的なビジネスマナーを養い、本音であなたの考えを話してみましょう。
面接官も、あなたとはどんな人なのか、一緒に働きたいと思える人材か注意深く聞いてくれるはずです。この記事の内容を参考に、面接対策を今一度見直してみましょう。