「天職に就けたら楽しいんだろうな…」「天職を見つけたいけれど、探し方が分からない…」
生活を送るうえで、仕事は必要不可欠ですが、せっかく働くなら天職に就いて快適に過ごしたいですよね。
しかし、「何が自分の天職か分からない」と悩んだり「やりたい仕事もない」と思ったりするなど、なかなか天職が見つからないと感じることがあるかと思います。
そこで、今回は、天職の探し方をはじめ、天職が見つかりにくい人の特徴もご紹介していきます。天職を見つけたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
(トップ画像出典:https://www.pexels.com/ja-jp/photo/999267/)
そもそも天職とは?
そもそも天職とは”充実感があり、待遇や給料は関係なく就きたいと思う仕事”です。また、その仕事が好きで自然と没頭してしまうため、長時間作業をしても苦にならないという特徴があります。
もし、あなたが天職を見つけることができ、就けたら「この仕事こそが自分がずっとやりたかった仕事だ」と感じることでしょう。
天職は、就きたいという自分の意思が関係しているので、天職を探す際は、自分の内面を掘り下げたり、確認したりして意思を理解することが重要です。
このことを踏まえて、ここからは、天職の探し方を5つご紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。
天職の探し方①自己分析をする
天職の探し方の1つ目は「自己分析をする」です。先ほどの章でもお話ししたように、天職は自分の意思が関係しているため、改めて自分の好きなことなどを洗い出して把握する必要があります。
天職を探す際の自己分析についてですが、特に以下の4つの項目を掘り下げるとスムーズに自分の意思が浮かび上がってきますよ。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
- 好きなこと
- 得意なこと
- 自然と熱中してしまうこと
- やっていて楽しいこと
好きなこととやっていて楽しいことが一致しているなど、同一して当てはまるものがあれば、より天職の可能性が高いでしょう。このように、自己分析をすることで、天職が見つかる確率は上がりますよ。
天職の探し方②子どもの頃の夢を掘り下げる
天職の探し方の2つ目は「子どもの頃の夢を掘り下げる」です。天職を探すには、自分の意思を理解する必要があると何度もお伝えしてきました。
しかし、現時点で、好きなことや得意なことが浮かばない場合は、子どもの頃にまで遡ると、天職に繋がるヒントが得られますよ。
例えば、あなたが子どもの頃にパイロットに憧れていたとしたら、航空関連に関心があったと推測ができますよね。
このように、子どもの頃の夢を掘り下げていくと、あなたが関心を持つ対象が分かり、探す際の手がかりとなるため、天職を見つけられるでしょう。
天職の探し方③とにかく気になることは挑戦する
天職の探し方の3つ目は「とにかく気になることは挑戦する」です。少しでも自分が興味を感じたものの中に天職が潜んでいることがあるのです。
気になったことに挑戦すると、天職を探す際の自己分析の項目で挙げた「自然と熱中してしまうこと」や「やっていて楽しいと感じること」が見つかりやすくなります。
また、実際に取り組んでみないことには、天職か否かの判断もしづらいです。
あなたが挑戦すればするほど、あなたの天職が見つかる可能性の幅も広がるため、気になったことは躊躇いなく取り組んでいくと、そこから天職を見つけられますよ。
天職の探し方④新しい分野に挑戦する
天職の探し方の4つ目は「新しい分野に挑戦する」です。思いきって、これまで自分が挑戦してこなかった業界に飛び込むと、天職が見つかることがあります。
なお、挑戦したいと思う業界が思い浮かばない場合は、他業界で働く友人に相談したり、社会人セミナーに参加してみたりするといいでしょう。
様々な分野への視野が広がるため、そこで新たに「好きなこと」や「やっていて楽しいこと」などが見つかるきっかけとなりますよ。
このように、新しい分野に挑戦してみることで、意外なところから天職を見つけられるのです。
天職の探し方⑤転職エージェントに相談する
天職の探し方の5つ目は「転職エージェントに相談する」です。キャリアアドバイザーから自己分析のサポートを受けられるので、客観的に自分自身を知ることができ、新たな視点で自分の意思を理解することができます。
転職エージェントに相談だけしても良いか気になるところかと思いますが、結論言うと、相談のみの利用も可能です。なので、天職へのヒントを得られるうえに、転職するとなれば迅速に転職活動も始められますよ。
転職エージェントのサービスは、基本的に無料で利用ができます。また、転職エージェントを活用する際は、自己分析ツールが充実している「doda」や、転職支援実績No.1の「リクルートエージェント」がおすすめです。
ここまで、天職の探し方をご紹介してきましたが、「どれだけ天職を探しても見つからない…」こともあるかもしれません。
そのため、ここからは、天職が見つかりにくい人の特徴を3つご紹介します。もし、あなたが上記の探し方で天職を見つけられなかった場合は、特徴を知ることで、見つけられる手立てが分かりますよ。
天職が見つかりにくい人の特徴①理想が高い
天職が見つかりにくい人の特徴の1つ目は「理想が高い」です。あなたが天職に対して、希望の収入や働く条件を掲げていたとしても、思っている通りにいかないことがあります。
そもそも前述したように、天職とは”充実感があり、待遇や給料は関係なく、一生就きたいと思う仕事”です。
つまり、望んでいたよりも収入が低いこともありますし、忙しくてなかなか休養が取れないなどの待遇が悪化することもあります。なので、理想が高いと、なかなか天職は見つかりにくいでしょう。
天職を探す際は、理想よりも就きたいという自分の意思を優先することが必要です。
天職が見つかりにくい人の特徴②世間体を気にしてる
天職が見つかりにくい人の特徴の2つ目は「世間体を気にしてる」です。周りの視線や評価を気にしていると、自分の本心が分からないので、天職は見つかりにくくなります。
また「この仕事は世間で認められにくいから」「同年代よりも収入が少ないから」と周囲からの評価に意識が向いているときは、必然的に、意識は自分に向いていません。
しかし、他人のための天職ではなく自分のための天職なので、探す際は自分に意識を向けましょう。
世間体を気にしていると、自分よりも周囲からの評価を優先して探してしまうので、天職は見つかりにくいと言えます。
天職が見つかりにくい人の特徴③ないと諦めている
天職が見つかりにくい人の特徴の3つ目は「ないと諦めている」です。どうせ探してもないだろうという気持ちがあると、探すことに対して前向きになれません。
とはいえ、探している途中で、「自分には天職がないかもしれない…」と諦めそうになることもあるかと思います。
しかし、厚生労働省が所管する独立行政法人「労働政策研究・研修機構」の調査研究成果によると、日本に存在する職業の数は17,000種類以上です。(参考:労働政策研究・研修機構)
天職は簡単には見つけられないですが、根気強く探し続ける限り、見つかる可能性はあるのです。ただ、諦めてしまうと、天職は見つかりにくいでしょう。
天職の探し方のまとめ
今回は、天職の探し方と天職が見つかりにくい人の特徴をご紹介しました。最後にもう一度、天職の探し方をおさらいします。
- 自己分析をする
- 子どもの頃の夢を掘り下げる
- とにかく気になることは挑戦する
- 新しい分野に挑戦する
- 転職エージェントに相談する
特に自己分析をすることが大事です。また、自己分析で自分の意思を洗い出しにくいときは、少しでも気になることに挑戦したり、思いきって新しい分野に挑戦してみたりするなど、積極的な行動が必要と言えます。
なお、自分だけで探すことに限界を感じたら、転職エージェントを利用しましょう。
ぜひ、これらの探し方を実践し、天職を見つけて充実感のある日々を過ごしてくださいね。