「もう30代に突入したが、今の会社ではスキルに見合った給料を貰えてない。ヘッドハンティングされて年収を上げるにはどうすればいい?」
これまで会社の為に毎日働き、スキルが身についてるはずなのに給料が上がらない。
いっそのことエグゼクティブ転職して年収を上げたいと考えてるあなたへ、今回はヘッドハンティングされる30代の特徴をお伝えします。
この記事を参考に、今エグゼクティブに求められるスキルを1つでも身につけて頂けると幸いです。
ヘッドハンティングされる30代の割合は?
人材採用などで有名なエン・ジャパンが行った調査によると、ヘッドハンティングを受けてみたい人の割合は「90%」で、ほぼ全ての会社員の方がキャリアアップを望んでいることが分かりました。
その中で、ヘッドハンティングを受けたことがある30代の割合は「36%」となってます。
年代が上がるにつれその割合は増えていき、40代で「50%」、50代で「59%」と過半数を超えていきます。
ヘッドハンティング会社は、やはり経験値を重視しながら優秀な人材に声をかける傾向があるようですね。
(出典:https://corp.en-japan.com/newsrelease/2013/2622.html)
ヘッドハンティングされた30代の平均年収
続いて、実際にヘッドハンティングされた30代の年収を見てみましょう。
統計をみると、「600万円〜699万円」の割合が一番多いです。
年代が上がるにつれ年収は増加し、特に40代・50代で最も多かったゾーンは「1,000万円〜1,499万円」となっています。
ただ30代でも20%近くの方が「1,000万円〜1,499万円」のゾーンに含まれているので、スキル・経験によっては年収を上げることが可能ですね。
(出典:https://corp.en-japan.com/newsrelease/2013/2622.html)
ヘッドハンティングされやすい30代の職務経歴書
もしあなたがエージェントに登録するのであれば、「職務経歴書」という書類が必要になります。
書類に関してはパソコンのWordで作成するのが基本です。ページ設定が一定のため、どのPCでもレイアウトが崩れる恐れがありません。
また、これまでの経験をアピールしたいが為に、経歴が長文となるケースが多いです。しかし、職務内容を長々と綴られると、相手方にとっては理解が難しくなりますね。
箇条書きで自分の経験を綴ることで、あなたの魅力をヘッドハンターにしっかりと伝えることができるでしょう。
30代でヘッドハンティングされやすい職種は?
30代でヘッドハンティングされやすい職種は「営業・マーケティング系」が一番多く、31%となっています。
全年代で比べても27%と高い比率を誇ってるので、どの会社でも必要とされている職種ですね。
そもそも会社は優秀な営業マンを確保することで、安定した収益をあげられます。なので、各企業はハイレベルな人材の囲い込みに必死なのです。そのため、ヘッドハンティングされる為には常にスキルアップが必要です。
続いて「事務・管理系」「技術系」の職種が並んでおり、ヘッドハンティングされるには、やはりマネジメントの経験・IT系のスキルを保有してると有利です。
(出典)
ヘッドハンティングされる30代に求められるスキル
30代で企業から最も必要とされているスキルは、ずばり「管理能力」でしょう。
20代のうちは、自分のタスク処理能力や専門スキルを磨くことに注力すればよかったです。
しかし30代のビジネスマンは、部下を指導・育成し、かつチームを引っ張って結果を残す力が求められています。
ヘッドハンティングされるためには、企業が求める「管理能力」を伸ばすよう意識し、周囲を巻き込みながら成長していきましょう。
30代でヘッドハンティングされる為にすべき経験
30代でヘッドハンティングされるためには管理能力が求められるため、「コミュニケーション力」を伸ばさなければなりません。
オススメなのは、趣味や社会貢献活動の幅を広げることです。社外での人間関係を築いていくことで、自然とあなたの魅力が増していきます。
例えば、休日に地域のボランティア活動に参加することで、会社とは異なる経験を得ることができます。
率先して周りを巻き込み、タスクをこなすことで自然と人を動かす力が身につくことでしょう。
30代でヘッドハンティングされる為に有利な資格
「TOEIC」といった資格を取得し、英語力を身につけておくと、ビジネスにおいて大きなアドバンテージとなります。
特にヘッドハンティングをしている企業は、グローバルな視点で経営をしているので、海外での活動を難なくこなせる人材は喉から手が出るほど欲しいでしょう。
また、「販売士1級〜3級」といった資格もヘッドハンティングされる上で有利に働きます。
主に流通・小売に関する知識が問われますが、マーケティングや財務などの経営部門も網羅してるため、販売員だけでなく営業職でも活かせる資格となります。
30代でヘッドハンティングされる為のビジネス書
ここでは、ヘッドハンティングされる上で読んでおくと役に立つビジネス書をご紹介します。そのビジネス書とは『ヘッドハンターだけが知っている プロ経営者の仕事術』です。
この本の中では、2,000人以上の優秀な人材をヘッドハンティングした筆者が、今の日本に求められているリーダーシップを解説しています。
特にあなたに読んでほしい内容は、40歳までに身につけておくべきマインドでしょう。
凄腕のヘッドハンターである筆者が、どうやって優れた人材を見定めるのかが詳しく解説されてるので一読の価値アリです。
ヘッドハンティングされる30代が多い転職エージェントは?
30代のエグゼクティブが登録している転職エージェントとして、有名なのが「プロフェッショナル・バンク(Professional Bank)」です。
このエージェントは主に30代のトップタレントを中心とした、ハイクラス転職専門のサービスとなっています。
他のエージェントとの大きな違いは、ヘッドハンターがそれぞれ得意分野を持っており、あなたのキャリアにマッチした専属支援を受けられる点です。
また求人平均年収も約800万円となっており、1,000万円以上の転職実績も数多く残されてます。
まとめ
ここまで30代のヘッドハンティング事情について解説してきました。要約すると以下の様になります。
- ヘッドハンティングされる30代に求められるスキルは「管理能力」
- ヘッドハンティングされる為には、会社での業務以外で活動・勉强が必要
日本ではヘッドハンティングの機会がまだ少ないですが、今回ご紹介したスキル・経験を積み上げることで、あなたもステップアップ出来ることでしょう。