「転職をしたいけど、退社のタイミングが合うか…」「転職エージェントの期間も短いって聞いたし…」そんな悩みを抱えてはいませんか?
転職エージェントを利用し、新しい転職先を吟味してる最中にサポート期間が終了してしまうなんてことは避けたいですよね。
今回は、転職エージェントのサポート期間、またより短い期間で転職を終わらせる方法についてご紹介しました。ぜひ最後までご覧ください。
皆が転職エージェントを使う理由・メリット
転職するのであれば多くの企業を見て転職先を決めたいですよね。多くの情報が集まる仲介業者を利用した転職方法は大きく分けて2つあります。
- 転職サイトを利用して転職先を探し、応募等の手続きをする
- 転職エージェントに相談しながら転職先を探し、応募等の手続きをする
「転職サイト」と「転職エージェント」をどう使い分ければ良いのでしょうか。それは、あなたがすぐ転職したいと思っているかどうかで判断すると良いでしょう。
企業によりますが、転職エージェントは転職サイトと違い、利用者一人一人にエージェント(仲介者)が付き、親身に相談に乗ってくれます。そのため、ほとんどの確率で転職することが可能です。
しかし、転職エージェントの中には期間があり、その期間を越えてしまうとサポートを切られてしまう場合もあります。後に詳しく紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
各転職エージェントのサポート期間
現在、多くの利用者数を抱える、主要な転職エージェント6社のサポート期間をまとめました。
会社名 | サポート期間 |
リクルートエージェント | 3ヶ月(※1) |
dodaエージェントサービス | 3ヶ月(※1) |
パソナキャリア | 原則6ヶ月 |
Spring転職エージェント(アデコ) | 無期限(※2) |
マイナビエージェント | 無期限(※2) |
type転職エージェント | 無期限(※2) |
- (※1)…状況に応じて延長あり
- (※2)…企業による一定の規程あり
3ヶ月と公表している企業も転職の状況によっては延長をしてくれます。あえて期間を設けているのは、利用者側に期間を意識してもらい、早めの転職を叶えるためです。
無期限となっている転職エージェントでも、エージェントからの連絡の返信に1ヶ月かかったり、転職先の希望条件と現状求人を出している企業が合わない場合には、サポートを切られることがあります。
転職エージェントを利用した場合にかかる平均期間は2.5ヶ月
実際に転職エージェントに登録をし、内定をもらい、入社するまでに平均で約2.5ヶ月かかります。
あくまでも平均ですので、中には半年以上かかる人もいますし、逆に2ヶ月掛からずして転職が完了する人もいます。
転職エージェントのサポート期間は企業によってバラ付きがありますが、エージェントが一緒に転職先を探してくれるので、大体3ヶ月で完了するものと思っておけば良いでしょう。
とりあえず相談したい人は半年の期間は見ておく
前述しましたが、転職すること自体が決まっているのであれば、実際に転職が完了するまで約3ヶ月かかります。
しかし、多くの転職時エージェントでは、「今の会社から離れるべきか」「どの様な会社に転職するのが良いか」などの相談から受け付けています。
「まだ転職するとは決まってないし…」という方は、まず相談も兼ねて転職エージェントを利用すると良いでしょう。その際には、もちろん3ヶ月以上かかるので、大体半年くらいで考えておくことが妥当です。
サポートが3ヶ月と公表している企業であっても、転職するか否かの相談から行うと3ヶ月以上かかることは分かっているので、多くの場合延長してくれます。
転職エージェントを利用する流れと各工程の期間を紹介
転職エージェントに登録してから入社するまでの流れは以下の通りです。
- サービス申し込み
- キャリアアドバイザー・エージェントとの面談
- 求人紹介・書類添削
- 応募・書類選考・面接対策
- 内定・退職交渉・入社
- 1.「サービス申し込み」〜3.「求人紹介・書類添削」:2週間
- 4.「応募・書類選考・面接対策」:1ヶ月
- 5.「内定・退職交渉・入社」:1ヶ月
転職エージェントを利用した場合、基本的にこの流れで進んでいきます。
人によっては、2.「キャリアアドバイザー・エージェントとの面談」を慎重に進め、納得のいく転職先を一緒に探し始めるので、時間がかかる人もいる様です。
転職エージェントを利用する費用は0円!
転職エージェントを利用する際には費用は一切かかりません。というのも、利用者が転職エージェント側にお金を支払ってはいけない事は「職業安定法」で決められているからです。
(定義)
第四条 この法律において「職業紹介」とは、求人及び求職の申込みを受け、求人者と求職者との間における雇用関係の成立をあつせんすることをいう。
② この法律において「無料の職業紹介」とは、職業紹介に関し、いかなる名義でも、その手数料又は報酬を受けないで行う職業紹介をいう。
③ この法律において「有料の職業紹介」とは、無料の職業紹介以外の職業紹介をいう。
転職エージェント側は、転職希望者により良い転職先を見つけてもらうことで、求人を募集する企業から紹介の手数料を受け取り、利益を出しています。
かと言って、エージェント側からすると、何年も転職先が見つからず、登録し続けている人は無駄な手間になるので、サポート期間を設けその期間を過ぎるとサポートを切り上げるところが多いのです。
転職が完了するまでの期間が長引いてしまう人の原因
転職エージェントを利用しても入社までに時間がかかってしまう人がいます。以下のことに当てはまる人は、注意しましょう。
- 転職したいかどうかが定まっていない(相談から始まる)
- 転職する職種が定まっていない
- 期間が定まっていない
「転職したいかどうか定まっていない」という人は、転職エージェントに登録した際に、まず相談から始まることになるので、転職先探しまでにかなりの時間がかかってしまいます。
「転職する職種が定まっていない」人は、数ある職種の中から自分にあった職業を、1から見つけ出さなければならないので、時間がかかってしまうようです。
また、「期間が定まっていない」場合、時間がかかるにつれて、当人の熱量もどんどん落ち込んでしまいます。そのため中々一社に決められず、優柔不断になり、転職活動を一旦中止する方も多いようです。
転職が完了するまでの期間を長引かせないためには
では、転職が完了するまでの期間を長引かせないために、何を準備しておくと良いのでしょうか。以下にまとめたので確認しておきましょう。
- 自己分析を行い、自分の強みを知る
- 期限を設ける
- すぐに相談する
就職活動と同じく、転職をする場合でも自分の強みは何なのか、どの様な仕事に就きたいのか、ということは、とても重要な要素です。
また、期限を設けずにいると、転職に対するモチベーションが低下し始めたり、悩んだ際に一人で考え込んだりすると、より時間がかかってしまいます。
転職エージェントに任せっきりではダメ!
転職を短い期間で完了させるためには、転職エージェントに全てを任せるような心持ちではダメです。
自己分析・書類作成・面接の準備など、自分でできることは済ませておきましょう。期間が設けてある転職エージェントでも当人が転職に対してのモチベーションが高いのであれば、期間を延長してくれることも多いです。
転職エージェントには、自分と相性の良い転職先を見つけてもらうだけ、というイメージでいると転職活動がスムーズに進みます。
さらに、自分で見つけた転職先と言うことで、入社後も気分良く働くことができるでしょう。
まとめ
転職エージェントには様々な企業があり、それぞれサポートの期間は異なります。
しかし、転職エージェント側もあなたが転職に成功しなければ、利益を得ることができません。あなたがモチベーション高く、より良い転職先を見つけようと努力を惜しまないのであれば、手を貸してくれることでしょう。
会社名 | サポート期間 |
リクルートエージェント | 3ヶ月(※1) |
dodaエージェントサービス | 3ヶ月(※1) |
パソナキャリア | 原則6ヶ月 |
Spring転職エージェント(アデコ) | 無期限(※2) |
マイナビエージェント | 無期限(※2) |
type転職エージェント | 無期限(※2) |
どの転職エージェントが良いか迷った時には大手の企業を選んでみてください。やはり、紹介可能な企業を多く抱えるのは、リクルートエージェントやマイナビエージェントなどの大手転職エージェントです。
あなたが転職エージェントを利用して、より良い転職先に巡り合えることを願っています!