ヘッドハンティングで失敗しない!スカウトされた時の対処法を解説

あなたは今までにヘッドハンティングのスカウトを受けたことがありますか?おそらくほとんどの人が自分には関係のない話だと思っていることでしょう。

しかしヘッドハンティングは実際に様々な会社で行われていており、今こうしてこの記事を読んでいるあなたの元にもスカウトの電話がかかってくる可能性はゼロではないのです。

そこで今回は、急にスカウトの電話が来ても対処できるように、ヘッドハンティングのスカウトを受けてから内定が決まるまでの流れや、スカウトされたら確認すべきことをご紹介したいと思います。

この記事に書いてあることを実践すれば、ヘッドハンティングで痛い目をみることはないでしょう。ぜひ最後までお読みくださいね。

(アイキャッチ画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/514108?title=%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%80%90%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%83%E3%83%97%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97%E3%80%91)

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【おさらい】そもそもヘッドハンティングとは何か

まず始めに、「そもそもヘッドハンティングとは何なのかということをご紹介します。

ヘッドハンティングとは、とある企業の優秀な人材を他の企業が引き抜くことです。

実際に人材を探すのはヘッドハンターと呼ばれる人達で、企業から依頼されて他の企業へとスカウトをします。

企業が求める優秀な人材の多くは現職で活躍している人です。しかし企業がヘッドハンティングを利用すれば、転職活動をしていない優秀な人材を獲得できる可能性があるのです。

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ヘッドハンティングのスカウトには3つのケースがある

ヘッドハンティングのスカウトは、まず最初にヘッドハンターが個人へ連絡がするところから始まります。ヘッドハンターからのスカウトは大きく分けると3つのケースがあるので確認しておきましょう。

ヘッドハンティングの3つのケース
  1. 企業から依頼を受けたヘッドハンティング
  2. 転職エージェントなどの人材紹介会社の営業
  3. 詐欺のような偽ヘッドハンティング

企業から依頼を受けた通常のヘッドハンティング

大体のヘッドハンティングは企業から依頼を受けて、ヘッドハンターが行います。企業からのヘッドハンティングは、今よりもキャリアアップが狙える可能性が3つのケースの中で一番高いです。

なお、企業からの依頼によるヘッドハンティングにも2つの種類があるので一緒に紹介します。

企業からの依頼による2種類のヘッドハンティング
  1. 指名スカウト形式
    →企業が個人を指定し、その個人に直接ヘッドハンターがスカウトする方法です。個人を名指しで希望しているので、スカウトされた側にとっては良い条件であることが多いです。
  2. ロングリスト形式
    →企業が指定の部署やポジション、人物像を指定し、ヘッドハンターがその条件をクリアした人物に対してスカウトする方法です。指名スカウト方式とは違い、企業側の選考を通過する必要があるので、入社までの流れは一般的な転職活動とは変わりません。

転職エージェントなどの人材紹介会社の営業

連絡してきたヘッドハンターの中には、転職エージェントのような会社の営業電話の場合もあります。

転職エージェントは、企業に人材を紹介することで企業から報酬を受け取っています。

企業から依頼を受けたヘッドハンティングとの違いは、特定の企業からの依頼を受けていないという点です。

転職エージェントからの営業のヘッドハンターは、自社への登録を勧めてきたり、案件について詳しく聞いても抽象的な情報しかくれないという特徴があります。

必ずしもあなたにとって悪い求人を紹介されるいわけではありませんが、現職がある人は今の待遇と照らし合わせて冷静に判断しなくてはいけません。

また、転職エージェントは、転職活動をしている人や、ヘッドハンティングでスカウトされた人にとってとても便利なサービスです。詳しいことはまた後で解説します。

詐欺のような偽ヘッドハンティング

ヘッドハンターを語る悪質な電話が最近後を絶たないと言われています。セミナー料や手数料の話など、何かとお金を払わせたがる内容には要注意です。

ヘッドハンティングのスカウトから内定への流れ

次からは、実際にヘッドハンターからの電話から、内定が決まるまでの流れを簡単にご紹介します。

ヘッドハンターからスカウトされて内定をもらうまでの流れ
  1. ヘッドハンターから電話が来る
  2. 実際にヘッドハンターと会って面談する
  3. 企業担当者と面談する
  4. 実際に面接を進めていく
  5. 内定の獲得

ヘッドハンターから電話が来る

まず最初にヘッドハンターから電話やメールで連絡があります。この時点では具体的な情報が伝えられることが少なく、ヘッドハンターの方から面談を希望されます。

面談を承諾したら、ヘッドハンティング会社について調べておきましょう。大手のヘッドハンティング会社なら、公式サイトに少なからず情報が公開されています。

実際にヘッドハンターと会って面談する

面談の日程を決めたら、ヘッドハンターから指定された場所で面談を行います。ホテルのロビーのような落ち着いた場所を指定されることが多いです。

直接会った時に転職先の企業名や部署、ポジションなどの詳しい情報を知ることができますが、必ずしもそのヘッドハンターが信頼できるヘッドハンターとは限りません。

自分の会社の情報や、現在置かれている会社の不満に至るまで、自分の情報開示は最小限に留めておきましょう。

企業担当者と面談する

スカウトの内容に興味を持ち、さらに具体的な話を聞きたい場合は、実際の企業担当者と面談することになります。

まだこの時点では本格的な面接ではないことが多いです。指名スカウト形式の場合は、自分のどこが評価されたのかを聞くこともできます。

転職する、しないに関わらず、今後のキャリアのためにも聞いておくことをおすすめします。

実際に面接を進めていく

企業の選考を受けることを決めたら、実際に面接を行います。指名スカウト形式ではオファーの面談ということになりますが、ロングリスト形式では通常の転職活動と同じような面接をします。

もちろん転職活動中に現職を辞めるのはNGです。あくまでも1つの機会と捉えて、現職と並行して進めていくといいでしょう。

内定の獲得

面接の結果、無事内定を獲得したら、年収などのオファー面談を行います。給料の話は入社前にしっかり交渉しておきましょう。

条件面で交渉する場合は、担当のヘッドハンターを経由してもいいです。

内定などのすべての条件がそろった状態で、今一度現職と比較し、最終的な判断をしましょう。

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ヘッドハンティングでスカウトされたら確認すべきこと

実際、誰だって他社からスカウトされたら悪い気はしないですよね。しかし喜んでスカウトを受ける前にいくつか確認をとっておかなければなりません。

なぜなら先ほどお話したヘッドハンティングを装った詐欺に巻き込まれてしまうかもしれないからです。

第4章ではヘッドハンティングでスカウトされたら必ず確認すべきことをご紹介します。

ヘッドハンティングでスカウトされたら必ず確認すべき5つのこと
  1. ヘッドハンティングしてきた会社は本当に存在しているのか
  2. 相手の会社名を名乗ってくれるか
  3. どこから自分の情報を得たのか答えてくれるか
  4. どこまで自分の仕事・役職を把握しているか
  5. 指名スカウトなのか、ロングリストなのか

ヘッドハンティングしてきた会社は本当に存在しているのか

最初の電話やメールで教えてくれる情報は「ヘッドハンティング会社の社名」ぐらいだと思っておきましょう。

社名を聞くことができたなら、電話が終わってからすぐにネットで会社名を検索してみてください。有名な会社ならホームページが見つかるでしょう。サイト上で少しでも怪しいと思ったら注意してください。

ネットで検索がかからない場合は、一度電話をかけてきたヘッドハンターに連絡をいれて確認するのもいいかもしれません。電話した時の対応で面談をするかしないかを決めてもいいでしょう。

相手の会社名を名乗ってくれるか

自分をヘッドハンティングしたいと言ってくれる企業はどこなのかと社名を聞きたくなるのは当たり前です。しかし、最初の段階ではほとんど教えてくれません。

ヘッドハンティングは極秘に行われていることが多いので、スカウトする側も簡単に情報を公開することができないのです。

ですがはっきり社名を言わなくても、簡単な仕事の内容や、会社の規模などの情報は教えてくれます。

もしあなたが聞いても全く情報をくれないのなら、信用する必要はありません。

どこから自分の情報を得たのか答えてくれるか

自分の情報をどこから手に入れてきたのかも気になりますよね。しかし情報元の実名を聞き出すことはおそらく不可能です。

ただ、「取引先や仕事を一緒に行った企業から希望された」などの簡単な経緯は聞くことはできるはずなので、臆さずに聞いてみましょう。

どこまで自分の仕事・役職を把握しているか

ヘッドハンターがあなたの仕事や役職をどこまで把握しているのかということは、とても重要になってきます。

なぜならヘッドハンターがあなたの仕事について詳しい情報を把握していないということは、相手はあなたの本当の価値をわかっていないのと同じだからです。

そんな人に自分の転職を任せることなんて、不安過ぎてできないですよね。

ただ仕事以外のことまで詳しく知り過ぎている場合は、詐欺の可能性もあります。プライベートな情報にまで詳しいのなら、かなり疑わしいです。

指名スカウトなのか、ロングリストなのか

指名スカウト形式かロングリスト形式なのかということを聞いておくことを忘れないようにしましょう。

どちらもヘッドハンティングには変わりありませんが、必要とされ具合にも大きな違いを感じますし、採用されるまでの流れも変わってきます。

「私以外にも候補はいるのですか?」と聞いてみれば回答や反応である程度判断できるでしょう。

ヘッドハンティングでスカウトされた時の心構え

前章では「ヘッドハンティングでスカウトされた時に確認すべきこと」をお伝えしました。

続いて第5章では安易にスカウトの誘いに乗って、後から後悔しないように、「ヘッドハンティングでスカウトされた時の心構え」をご紹介します。

ヘッドハンティングでスカウトされた時の心構え
  1. うまい話を簡単に信じない
  2. ヘッドハンティングされた自分に酔わない

うまい話を簡単に信じない

うまい話は基本的に疑ってかかりましょう。スカウトの時に聞いていた話と、実際の待遇が違うなんてことはよくあることです。

転職してから「こんなの聞いてない!」となってしまっても、もう後の祭りです。ヘッドハンターの言うことを鵜呑みにするのはやめましょう。

ヘッドハンティングされた自分に酔わない

ヘッドハンティングされるといい気分になってしまって、冷静な判断ができなくなる人がいます。

おだてられて「自分はヘッドハンティングされるほどできた人間なんだ!」と天狗になってしまっては、普段なら感じることができる違和感にも気づくことができなくなります。

今やヘッドハンティングは珍しいことでもなんでもないので、まずはヘッドハンティングされた自分に酔わないように注意しましょう。

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怪しいヘッドハンターからスカウトされた時の対処法

もしあなたに電話をかけてきたヘッドハンター、またはヘッドハンティング会社が明らかに怪しかったらどうするべきなのでしょうか。

結論から言うとお断りして大丈夫です。しかしその時には丁寧な断り方をするといいでしょう。理由は、もしかすると怪しい会社ではなく、後々にお世話になる可能性があるからです。

また、怪しいとは思いつつも判断に迷うならば会ってみて話を聞くのもありですが、その際には第4章で触れた「ヘッドハンティングでスカウトされたら確認すべきこと」を思い出して相手を判断してください。

人生の分岐点となるかもしれないことですから、慎重すぎてダメということはありません。

悪質な会社がヘッドハンティングでスカウトしてくる目的

ではそもそも悪質な会社があなたに電話をかけてくる目的とは一体何なのでしょう。考えられる理由はおおまかに分けて2つあります。

1つ目はお金目的です。お金目的の場合は転職する前にセミナーなどを受ける必要があるなどと言い、何かとお金を払わせようとしてきます。

2つ目は現職場への妨害です。ライバル企業があなたのような人材を引き抜くことで、現在あなたが働いている企業の弱体化を狙っているのです。

現職場への妨害が目的の場合は、転職はできたとしても転職後の待遇が話とは違ってくる可能性が非常に高いです。後から後悔しないためにも、しっかり見極めましょう。

会社を比較検討したいなら、転職エージェントを頼るのが吉

ヘッドハンティングのスカウトされた時に判断を誤らないためには、転職エージェントを使って待遇や企業などを比較検討するのも1つの手です。

ヘッドハンティングでスカウトされた時に転職エージェントを利用するメリットは主に3つあるので確認しておきましょう。

転職エージェントを利用する3つのメリット
  1. 無料で利用できるので、エージェントと面談だけするのもOK
  2. 転職エージェントに相談すると、企業の情報を深いところまで教えてくれる
  3. エージェントが自分に合った求人情報を紹介してくれるので、スカウトしてくる企業の待遇を比較検討できる

転職エージェントは、転職活動をしている人だけではなく、ヘッドハンティングでスカウトされた人にも役に立つので、ぜひ利用してみてください。

急にスカウトされたら頼るべき、おすすめの転職エージェント

では最後に、急にスカウトされたら頼るべき、3つのおすすめの転職エージェントご紹介していきます。

急にスカウトされたら頼るべき3つのおすすめ転職エージェント
  1. マイナビエージェント
  2. doda(デューダ)
  3. リクルートエージェント

マイナビエージェント

キャリアが浅くても徹底してフォローしてくれるのが「マイナビエージェント」です。保有する求人は中小企業やベンチャー企業が多めです。

他のエージェントに比べてレスポンスが早く、履歴書や職務履歴書などについても丁寧なアドバイスをくれます。

初めて転職する人や、書類の書き方、面接が不安な人におすすめの転職エージェントです。

doda(デューダ)

「doda」は業界でも大手の転職エージェントです。都心だけではなく、地方の求人も豊富にそろえているので、どんな人でもとりあえず登録しておけば安心です。

またdodaはキャリアカウンセリングにも力を入れています。カウンセリングはキャリアを構築するのに欠かせないため、重視すべきポイントだといえるでしょう。

リクルートエージェント

「リクルートエージェント」は老舗の転職エージェントで、求人数が業界最大なのが特徴です。

転職実績に基づくサポートには定評があり、応募書類の添削や、面接練習など、採用される確率を上げるためのサポートが手厚いです。

多くの求人の中から、自分のキャリアプランに応じた企業を紹介してもらうことができるでしょう。

おわりに

今回は、あなたが急にヘッドハンティングでスカウトされる場面に遭遇した時に、しっかり対処できるよう、スカウトから内定までの流れや、スカウトされたらまず確認するべきことなどをご紹介してきました。

スカウトされたらまず確認するべきこと
  1. ヘッドハンティングしてきた会社は本当に存在しているのか
  2. 相手の会社名を名乗ってくれるか
  3. どこから自分の情報を得たのか答えてくれるか
  4. どこまで自分の仕事・役職を把握しているか
  5. 指名スカウトなのか、ロングリストなのか

転職は人生の一大イベントです。ですから本記事を参考にスカウトを受けるか受けないかを判断してください。

中にはヘッドハンティング会社ですらない怪しい会社も存在します。ヘッドハンティングでスカウトされるのは嬉しいことですが、気持ちをしっかり引き締めて対応しましょう。

あなたの転職が上手くいくことを心から祈っています。最後までお読みいただきありがとうございました。

ABOUTこの記事をかいた人

三國鈴香

北海道の大平原に生息する24歳のwebライターです。小学校教員を辞めて、2019年11月にwebライターとして活動を始めました。よく書くジャンルは金融、転職、旅行系です。最近はiPhoneでイケメンを育てることゲームにハマっています。あとクトゥルフ神話TRPGを一緒にやってくれるお友達募集中です。