「ハイクラス転職で、今の年収よりももっと稼ぎたいなあ。オレは20代だけど、ハイクラス転職って狙えるのかなあ・・・。」
20代で仕事の稼ぎに不満があるから年収アップしたい、キャリアアップを目指したいなどを思い、選択肢に入るのがハイクラス転職です。
この記事では、20代でハイクラス転職を利用できるかの実情と、転職エージェントサイト3つを解説していきます。
20代のハイクラス転職の実情を知り、今からでもできることを検討していきましょう。
20代がハイクラス転職を利用するには年収が関わる
ハイクラス転職を利用するには、働く人の年収が基準を満たすか満たさないかで、利用できるかどうかが関わってきます。
ハイクラス転職のターゲット層は、750万円から1000万円であることが多いです。
2018年時点の20代全体の平均年収はいくらかというと、346万円とされています(doda-平均年収ランキング最新版より)。
20代全体の平均年収のおおよそ2倍の年収がないと、ハイクラス転職には挑戦しにくい状況となっています。
20代がハイクラス転職を利用するには能力が求められる
ハイクラス転職には、相応の能力が求められてくるのがほとんどです。ハイクラス転職が求める職種は、以下のものが挙げられます。
- 経営企画、事業企画、M&A
- 金融営業、アナリスト
- 経理・財務、人事、法務
- ITコンサルタント、SE
- 公認会計士、弁護士
- 管理職、営業・海外営業
一般の職種よりも専門性が強いものや、管理職といったマネジメント力など、高いスキルが求められますので、20代の社員は気軽にハイクラス転職はできないでしょう。
20代がハイクラス転職を利用するには学歴が関わる
ハイクラス転職は全て実力で判断されるから、さすがに学歴は関係ないよね・・・?
残念ながら20代のハイクラス転職は、ある程度学歴は見られると思った方がいいでしょう。
公表されていませんが、大手企業の一部は有名大学卒業を前提にしていることがあり、有名大学卒以外の求職者は落とすなんてこともあります。
なので、学歴はないよりもあることに超したことはないのです。ただ、学歴が絶対条件ではなくその人の能力が一番見られることは、間違いないです。
20代のハイクラス転職市場の競争相手は誰?
20代のハイクラス転職は、同じ20代の求職者が競争相手にいることは言うまでもありませんが、年代層が上の30代や40代といった競争相手も忘れてはいけません。
30代と40代のおっさんたちも競争相手なのか。20代は若さを武器にすれば楽勝でしょ!
確かに、20代は若さという武器を存分に活かせますが、30代や40代は管理職といった役職を経験し、実績もあります。
20代のハイクラス転職は、経験豊富な強敵を相手にしないといけないので厳しいです。
20代のハイクラス転職は手段が少ない
ハイクラス転職を目指す20代の社員は、どうしてもハイクラス転職ができる手段が限られてしまいます。
20代はまだ勤務年数が10年もいかないので、実績も経験も30代や40代と比べると見劣りがちです。
30代、40代なら今までの仕事の経験や実績があるので、それらで培った信頼と人脈をフル活用すれば、知人の紹介としてハイクラス転職が容易になります。
20代で人脈などを活かしてハイクラス転職をするには、早いうちから実績を出さないと厳しいでしょう。
20代でハイクラス転職をするにはどうすればいいの?
ここまでの説明を聞く限りだと、20代でハイクラス転職なんてムリなんじゃないか?もう、諦めようかなあ・・・。
ここまでの説明で、20代のハイクラス転職は厳しいことがよく分かったかと思います。かといって、20代のハイクラス転職は不可能ではありません。
30代や40代と違って、20代のハイクラス転職は難しいことに変わりませんが方法はあります。
転職エージェントサイトに登録することで、20代でハイクラス転職できる可能性を上げられますよ。
20代おすすめのハイクラス転職サービスその1
ここからは、20代で利用できるおすすめのハイクラス転職に対応している、転職エージェントサイトを3つ紹介していきます。
まずは、最近CMでも有名になっている「ビズリーチ(BizReach)」を紹介していきます。
「ビズリーチ(BizReach)」は30代や40代といったハイクラス転職者をターゲットとしていますが、20代でも登録審査に合格できれば利用可能です。
「ビズリーチ(BizReach)」は、年収1000万円を超える求人が多いので、年収アップを積極的に狙えます。
ハイクラス転職の年収基準は、おおよそ750万円から1000万円とされていますが、「ビズリーチ(BizReach)」は年収500万円未満でも登録可能です。
20代おすすめのハイクラス転職サービスその2
次に、20代でもハイクラス転職が狙える転職エージェントサイト「JACリクルートメント」を紹介していきます。
「JACリクルートメント」は、30代や40代といったミドル層のハイクラス転職を対象にしていますが、20代でも利用可能です。
「JACリクルートメント」は年齢制限がなく、正社員の勤務経験があれば登録が可能です。
20代でも技術力や知識をエージェントにアピールすれば、ハイクラス転職を狙える可能性がありますので、検討してみてはいかがでしょうか。
「JACリクルートメント」の年収基準は400万円あれば、ハイクラス転職を利用できます。
20代おすすめのハイクラス転職サービスその3
次に、20代でもハイクラス転職が狙える転職エージェントサイト「リーガ(Liiga)」を紹介していきます。
「リーガ(Liiga)」は、「若手プロフェッショナルのスキルとキャリアを支えます」とホームページで記載されているように、20代のハイクラス転職が狙いやすいです。
「リーガ(Liiga)」で紹介されているハイクラス転職の求人は、以下のようなものがあります。
- 金融
- IT・Web
- コンサル
- メーカー
- 商社
大手企業の一例として、「J.P.モルガン」や「Google」といったハイクラス転職の求人もありますので、活用してみてはいかがでしょうか。
「世界で通用する人材を育み未来を創る」を理念に掲げているので、外資系企業へのハイクラス転職が充実しているのが特徴です。
まとめ
ここまで、20代でもハイクラス転職を利用できるかの実情と、転職エージェントサイト3つを解説していきました。まとめますと、以下のようになります。
- 年収がある程度ないと利用できないことがある
- ハイクラス転職を狙うには、高い能力が求められる
- 場合によっては、学歴もある程度見られる
- ハイクラス転職は、経験豊富な30代や40代も競争相手になる
- 20代のハイクラス転職は、手段が限られてくる
- 転職エージェントを使えば、ハイクラス転職はできる可能性がある
20代のハイクラス転職はなかなか厳しいものがありますが、戦略を練れば可能性があります。
まずは今の仕事に取り組んで、実績や経験を培うことから考えてみてはいかがでしょうか。