部下が退職する理由とは?上司が取るべき対応・対策・注意点を紹介!

上司であるあなたは、部下が退職をする理由を知っていますか?人によって退職理由は様々であり、もしかしたら、あなた自身が部下の退職理由となっているかもしれません。

会社である以上、退職希望者が出ることに不思議はありませんが、退職者を出すのは極力避けたいのが上司としての本音でしょう。

この記事では、部下が退職する主な理由をはじめ、退職希望者に対する対応や退職者を出さない対策について解説していきます。今後の組織運営にも活かせる内容となっているので、是非最後までご覧ください。

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部下が退職する主な理由

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まずは、上司である以上知っておきたい、部下が退職する主な理由を紹介します。主な退職理由を知っておけば、事前に退職への対策をしたり、会社の不備に気づけたりします。

人によって退職理由は様々ですが、主な理由としては以下の4つが挙げられます。

主な退職理由
  • 人間関係
  • 労働環境・時間
  • 給料
  • 上司・経営者の方針

上記のような退職理由に加え、「生真面目」「内気」といった当人の性格も影響してくるので、退職希望者によって上司の対応も異なります。

これから退職する部下への対応について解説していきますが、説得すれば退職を再考してくれるとは限りません。

「新しいことに挑戦したい」など部下に強い意志がある場合、どんなに説得しても気持ちが変わることはないでしょう。

退職する可能性があることを十分に認識した上で、退職する部下へ対応していきましょう。

部下が退職を申し出た時の対応の流れ

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この章では、部下が退職を申し出た時の対応の流れについて紹介します。部下の退職に対して上司が取るべき対応は、以下のような流れとなります。

上司が取るべき対応
  1. 退職理由・意志を確認する
  2. 改善策を提示して説得を行う
  3. 今後の活動をケアする

一見「どれも当たり前なのでは?」と思いますが、この当たり前ができていない方が多いようです。

曖昧な対応をしていると、同じ状況が起きる度に「人材の流出」や「組織への悪影響」を防ぐことができないでしょう。

次の章からは、上記の3つの対応について具体的に解説していきます。

部下が退職を申し出た時の対応①退職理由・意志を確認する

まず上司が取るべき対応は、部下の心境を確認することです。一旦自分の気持ちは置いておき、「何故退職したいのか」「何かやりたいことがあるのか」など部下の考えに耳を傾けましょう。

もし、「人間関係」や「労働時間」などで悩んでいるのであれば、改善することで退職を再考してくれるかもしれません。

このように退職理由を明確にすれば、おのずと説得できるポイントが見えてくるでしょう。

「〇〇に挑戦したい」「実家の跡継ぎをする」など強い意志がある場合、退職を再考する可能性はほぼありません。次の人生に目を向けているのであれば、新たなスタートへ背中を押してあげましょう。

部下が退職を申し出た時の対応②改善策を提示して説得する

退職理由や意志を確認し、説得の余地があると判断した場合は説得を行います。説得するときに大切なのは、具体的な改善策を提示し、行動に移すことです。

ただ部下の気持ちを確認し、「会社には君が必要だ」と伝えても、部下の心に響くことはないでしょう。1度退職を口にした人の気持ちは強く、根本的な悩み・問題を解決しなければ会社に残ることはありません。

また、改善策を提示しても、行動に移さなければ不信感が募るばかりです。労働時間に悩んでいるのであれば残業時間を減らすなど、できるところから変えていくように努めましょう。

部下の退職を説得する際の注意点

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この章では、部下を説得する際の注意点について紹介します。上司と部下は上下関係にあり、日頃は上司が「話し手」となる場面が多いですが、説得する際は聞き手に回ることが大切です。

どうしても意見を言いたくなるかと思いますが、話の主役が部下であることを忘れてはいけません。部下を説得する際は、以下の3つの点に注意しましょう。

説得時の注意点
  • やたらに意見を否定しない
  • 話に耳を傾け、冷静に物事を判断する
  • 会社や自分の都合で話を進めない

尚、「もう少し頑張ってみようか」というような曖昧な言葉は、時に逆効果となってしまいます。

「今まで頑張ってきてないみたい」「何を頑張れば良いの」というように、ネガティブに捉えてしまう可能性があるので、曖昧な表現でアドバイスをするのは極力控えましょう。

部下が退職を申し出た時の対応③今後の活動をケアする

説得を行った後は、部下が退職をする・しないのどちらの場合においても、今後の活動をケアすることが大切です。

退職はとても負担の掛かる行為であり、退職を再考したとしても、不安定な精神状態で職務をこなすことになります。

場合によっては、退職を申し出る前よりも職場に居辛くなるかもしれないので、部下の状態や他の従業員との関係性にも目を配るようにしましょう。

退職を決断した場合でも、仕事をサボったり、周りから冷たくされたりすることも考えられるので、組織の雰囲気が乱れないよう注意しましょう。

部下が退職を申し出た後は「職場環境」を見直す

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この章では、部下が退職を申し出た後に上司が取るべき対応について解説します。部下が退職を申し出た後は、部下が退職をする・しないに関わらず、職場環境を見直すことが重要となります。

退職者の大半が「新しいことに挑戦する」という理由ではなく、「会社に不満がある」という理由から退職するケースが多いです。

もちろん退職希望者に問題があることもありますが、何も改善が行われない環境では、新たな退職希望者が増えていく一方です。

退職希望者が出たことを無駄にはせず、「会社の不備」「人間関係」「自己分析」などあらゆる角度から見直しを行なっていきましょう。次の章では、部下の退職を減らす対策について紹介します。

部下の退職を減らすための対策

退職に対する対応の仕方も大切ですが、事前に対策をしておくことも大切です。

人によって退職理由は様々ですが、職場環境を改善すれば、退職希望者を減らすことができるでしょう。主な対策としては、以下のようなものが挙げられます。

退職者を減らすための対策
  • ミーティングなど部下と意見を交わす機会を増やす
  • キャリア・職場環境について相談できる場を設ける
  • ボーナスアップなどでモチベーションを高める
  • スキルアップの支援を行う

悩み・問題を抱えることが最も辛い状況なので、日頃からコミュニケーションを大切にし、お互いの意見を確認できる職場環境にしていきましょう。

部下の退職が仕事に影響することもある

ここまで部下の退職に対する対応・対策について紹介しましたが、全ての人が上手く対処できる訳ではありません。部下の退職により、簡単なミスが増えたり、すぐにイラついてしまったりすることもあります。

「どうしても仕事が手につかない」「何をやっても気持ちが上がらない」という場合は、専門的な知識の下で行動するのも1つの手段です。

例えば、厚生労働省の委託により運営している「こころの耳」というサイトでは、働く人のためのメンタルヘルスを行なっています。

ストレスを軽減するノウハウや相談窓口などが掲載されているので、精神状態が上手く保てないときは、1度目を通してみると良いでしょう。

メンタルヘルスサイト:こころの耳

部下の退職に関するまとめ

今回は、部下が退職を希望する理由や退職への対応などについて紹介しました。会社という組織にいる以上は、退職希望者が出ることに不思議はありません。

とはいえ、できる限り退職者を出したくないのは皆同じであり、そのためには退職希望者への対応・対策について知識を深めておくことが必要です。

金銭的支援には限度がありますが、過ごしやすい職場環境を整えることはどの会社でもできることです。

あなたのように部下の退職について真剣に考えている人がいれば、より良い環境をつくることができるでしょう。