部下の様子がおかしい!不調時のサイン・接し方・対策について紹介!

「最近、部下の様子がおかしい」と気付いているあなたは、「どのように接するべきか分からない」と悩んではいませんか?

上司という立場上、「どれほどの距離感が良いのか」「どこまで手を差し伸べるべきなのか」など、考えがまとまらない方も多いでしょう。

この記事では、部下の様子がおかしい時の接し方・対策について紹介していきます。不調時に見られやすいサイン・兆候についても紹介するので、現状を解決したい方は是非最後までご覧ください。

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部下の様子がおかしいのは何が原因?

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組織のマネジメントは上司の職務であり、部下のメンタルケアやモチベーション上げることも大切な職務の1つです。

「人間関係」「過剰勤務」「プレッシャー」といった「職場環境」や「生真面目」「内気」といった「当人の性格など、悩みの原因は人それぞれです。

部下が求めていることは、自分の心境状態を理解してもらうことであり、上司であるあなたは部下の様子の変化に敏感でなければなりません。

些細な変化を見逃してしまうと、モチベーションの低下は疎か、肉体的・精神的に病んでしまう可能性があります。次の章からは、部下の不安・ストレスを察知するサインの特徴を3つ紹介していきます。

部下の様子がおかしい時のサイン①逃避的な言動

部下の様子がおかしい時によく見られるサインとして、「逃避的な言動」が挙げられます。以下のような兆候が見られた時は、いつも以上に様子を気に掛けた方が良いでしょう。

逃避的な言動
  • 挨拶をしてこない
  • 目を合わせない
  • 口数が少なくなる
  • 覇気を感じられない
  • トイレ・喫煙所に行く回数が多い
  • 遅刻・欠勤が多くなる
  • 手を抜いて仕事をする

逃避的な言動が多くなると、単純なミスを繰り返したり、仕事の効率が悪くなったりする場合があります。

このような場合、士気を上げることも大切ですが、何が原因なのかを考えることがとても重要です。

上司という立場上、「ミスは見逃せない」「注意しなければならない」という責任感もありますが、その圧力が悩みの原因になっているかもしれないので注意が必要です。

部下の様子がおかしい時のサイン②攻撃的な言動

先程紹介した逃避的な言動とは対照的に、「攻撃的な言動」をする方も多く見られます。

攻撃的な言動は、「威圧感が増す」「落ち着きがない」という兆候が見られるので、比較的様子の変化が分かりやすい傾向にあります。

攻撃的な言動
  • 批判的な意見が増える
  • 自分の意見を押し通す
  • 自分の非を認めない
  • 人の話を聞かない
  • 落ち着きがない
  • 結論を急ぐ
  • 些細なことに腹を立てる

部下に反抗的な態度をとられると、上司の立場である以上、厳しく注意をするのが一般的でしょう。但し、このやり取りが続いても、根本的な解決にはなりません。

攻撃的な言動に対し、攻撃的な言動を返してばかりでは、お互いの間に溝が深まっていくばかりです。逃避的な言動と同様に、何故攻撃的な言動になっているのか、原因に目を向けることが大切です。

部下の様子がおかしい時のサイン③ライフスタイルの乱れ

ここまで逃避的・攻撃的言動が不安やストレスのサインと紹介しましたが、「ライフスタイル」の乱れからも様子の変化を察知することができます。

ライフスタイルの乱れ
  • 喫煙・飲酒の量が増える
  • 髭を剃らずに出社する
  • 同じ服を続けて着ている
  • ギャンブルにのめり込む
  • 体重の急増・急減
  • 甘い物・辛い物を過剰に摂取する

不安やストレスが増えていくと、急激にライフスタイルが乱れる場合があります。あなた自身も不安やストレスが原因で、上記のような状態に陥った経験はありませんか?

ライフスタイルが乱れるということは、自分を管理できていない証拠なので、溜まっている不安・ストレスが多い傾向にあると考えられるでしょう。

次の章では、部下の様子がおかしい時の対応・接し方について紹介します。

部下の様子がおかしい時の対応・接し方

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1つ目の章でも述べたように、悩みを抱える部下が求めているのは、自分の心境状態を理解してもらうことです。

部下の悩みを知るために重要となるのが「距離感」であり、上司と部下の関係において難しいポイントでもあります。

問い詰められると話せなくなる人や「何でも聞くよ」と伝えても気を遣って話したがらない人もいるので、部下によって対応が異なるのも難しいところです。

自分の匙加減(さじかげん)だけで決めるのではなく、部下がどのような人物なのかを気に掛けてみると、悩みを打ち明けてくれるかもしれません。

部下と接する時の注意点

この章では、部下と接する時に注意したいポイントを紹介します。上司と部下の関係である以上、上下関係が存在しており、少なからず目には見えない壁が存在します。

一方的な考えで部下と接してしまうと、無言の圧力を掛けてしまう恐れがあるので、以下のポイントに注意しながら話を聞くと良いでしょう。

注意点
  • 傾聴する
  • 話し手ではなく聞き手に回る
  • 部下のペースに合わせて話を聞く
  • 解決策を勝手に決めない
  • プライバシーを尊重する

もし、他の誰かに聞かれたくない悩みであれば、声が漏れない個室などプライバシーが保たれた環境を用意しましょう。部下にも気持ちのゆとりが生まれ、上司に対しても思いを伝えやすくなります。

また、本人から聞いた内容や個人情報は、不用意に他人に伝えてはいけません。やむを得ず伝えなければならないことでも、必ず本人からの了承を得るようにしてください。

あくまでも話の主役は部下なので、出来る限り聞き手に回り、「◯◯をやってみるのも1つ」など自発的行動を促すアドバイスを与えられると良いでしょう。

次の章からは、部下の様子がおかしい時の具体的な対策について紹介します。

部下の様子がおかしい時の対策①時間・仕事にゆとりを与える

部下が悩みの原因が仕事に関連している場合、環境を変化させることが重要です。闇雲に環境を変えるのではなく、本人の意向はもちろん、メンタルヘルスに詳しい方と相談しながら対応していきましょう。

組織運営や業務に影響が出てしまいそうな場合、本人の了承を得た上で、最低限の内容を他の社員に伝えるようにしてください。

尚、「仕事量を減らす」「就業時間を短くする」といった対応をとることで、時間を自己管理に費やすことができます。時間にゆとりが生まれることで、自分をケアする時間が増え、精神的なゆとりも生まれるでしょう。

部下の様子がおかしい時の対策②メンタルヘルスサイトの利用

ここまで部下との接し方や注意点などを紹介してきましたが、大前提として認識しておくべきことは、大抵の方がメンタルヘルスの知識に疎いことです。

安易に解決策を考えるよりも、専門的なサイトを利用して、より良い解決策を見出す方が無難でしょう。

厚生労働省の「みんなのメンタルヘルス」というサイトには、心の健康や病気についての専門的な知識が掲載されています。

また、「こころの耳」というメンタルヘルス・ポータルサイトでは働く人に寄り添ったサポートを行なっているので、こちらにも1度目を通してみてください。

部下の様子がおかしい時の対策③専門機関の受診を勧める

「どうにも部下の悩みを解決できない」「このままでは不測の事態を免れない」という場合は、専門機関の受診を勧めるのも1つの手段です。

現代の日本では、仕事に関する悩みにより、「摂食障害」「うつ病」「自殺行為」などが発生しています。決して大袈裟な話ではなく、たった1つの小さな悩みが人生を大きく変えてしまうこともあります。

また、「自分は病気ではない」と病院へ行くのを拒む人が多いのも事実です。無理に受診を促すのではなく、本人の意思を尊重しながら話を進めていきましょう。

部下の様子がおかしい時の対応・対策まとめ

今回は、部下の様子がおかしい時の対応・対策について紹介しました。上司と部下の関係である以上、お互いの考えには少なからず相違があります。

部下の悩み・考えを知るためには、権力を持つ上司から寄り添うことも大切です。部下の異変に気付いたのであれば、速やかに対応・対策を行いましょう。

また、自分の業務を全うしつつ、部下に対して気を配るのは非常に大変かと思います。それでも部下を助けたいと考えているあなたは、きっと部下の力になることができるでしょう。