「外資系からヘッドハンティングのメールが、英語で送られてきた。でも、興味がなくなってしまったから英語で断りのメールを送信したい。いい断り方はないだろうか。」
ヘッドハンティングは、国内企業だけでなく外資系からもあなたに声がかかってきます。場合によっては、英語でメールが来ることもあるのです。
この記事ではメールが英語で送られてきた場合の、ヘッドハンティングの断り方を解説してきます。
この記事を参考にすればあなたの心証を悪くせずに、メールが英語で送られてきてもヘッドハンティングを断れます。
アイキャッチ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/英語-言語-研究-学校-教育-2724442/
外資系からのヘッドハンティングのメールが、英語の場合もある
ヘッドハンティング採用は国内企業では規模は小さいものの、人手不足を背景に増加している傾向にあります。
最近では国内企業だけでなく外資系も、優秀な人材を確保するために、ヘッドハンティングによる採用活動を進めているのです。
そのため、企業からのヘッドハンティングは、日本語だけでなく英語でのメールが来ることもありえるのです。
「英語でヘッドハンティングのメールが来ている。一体、なんて対応すればいいのか…。」
というように、企業からのヘッドハンティングが日本語だけしかこないと想定していると、もしもの時にどうすればいいのか分からなくなります。
ヘッドハンティングのメールが、英語で来た場合の返信例
もし、英語のメールでヘッドハンティングがあった場合は、一例として以下のメールが来る可能性があります。段落ごとの英文と和訳は、以下の通りです。
- I came across your profile and was very impressed with your background.
- Your experience at large company and Venture company as a programmer is very solid.
- I would welcome an opportunity to get acquainted and create an opportunity for you to connect with folks here.
- 履歴書を拝見しました。あなたの経歴にとても関心があります。
- 大企業や、ベンチャー企業でプログラマーとして活躍された経歴に、とても興味を持ちました。
- お話しする面談の機会をいただけますか。
参考資料:https://journal.talenthub.jp/knowledge/scout-mail-example/
英語でヘッドハンティングのメールが来た場合、断り方は丁寧に
ヘッドハンティングというのは、あなたの優秀な能力が認められていることを意味しています。とても喜ばしいことです。
ですが、もしあなたが現時点で転職を考えていなかったり、ヘッドハンティングを受けるつもりがなかったりすると、純粋に喜べません。
この場合、相手企業はせっかくあなたに声をかけてくれたのですから、英語でも丁寧な断りのメールを送ったほうがいいでしょう。
丁寧な心がけというのも、日本語や英語といった言語関係なく、重要なことです。
「どうせ断るのに、何で丁寧な対応をする必要があるのだろうか」と考えている人もいます。
なぜなら、ヘッドハンティングを断った相手企業が取引先になる可能性もありえるのです。この場合、あなたやあなたの勤めている会社にも仕事をするうえで影響を与えるので、丁寧な対応を心がけましょう。
英語でヘッドハンティングのメールが来た場合、お詫びを入れる
ヘッドハンティングのメールが英語で来た場合の断り方は、まず、冒頭でワンクッションいれた英文を入れましょう。いきなり断りの英文を入れるよりも、だいぶ印象はよくなります。
Thanks for the offer, but…(ご提案はうれしいのですが…)
出典:https://www.daijob.com/skillup/businessenglish/20141216.html
英文でワンクッションを入れた後は、英文で以下のうちどれかのお詫びの言葉を、続けていれましょう。
- I’m really sorry…(大変申し訳ありません…)
- I’m terribly sorry…(本当に申し訳ありません…)
- I’m afraid…(残念ながら…)
出典:https://www.daijob.com/skillup/businessenglish/20141216.html
ワンクッションの言葉と、お詫びの言葉を入れて英文を作成すると、以下の冒頭文ができあがります。
Thanks for the offer, but I’m really sorry.(ご提案ありがとうございます。ですが、大変申しわけございません。)
英語でヘッドハンティングのメールが来た場合の断り方①
英語でヘッドハンティングのメールが来た場合、いきなり、履歴書を見せてくださいとあなたに要求してくることがあります。
この場合、履歴書を渡すのは危険です。まだ会いもしていないヘッドハンターがどういう人物かも分からず、自分の個人情報を渡すのは危険だからです。
ヘッドハンターは、以下の英文メールで履歴書を要求してくるでしょう。以下に例文を挙げます、
If you have a brief career summary/resume, that would be a good reference — we will not show it to any 3rd party without your permission.
出典:https://japan.zdnet.com/article/20401775/2/
履歴書がある場合、参考にしてもよろしいでしょうか。あなたの許可なしに、第三者へ履歴書をお見せすることはございません。
上記のような英文が来た場合、あなたは以下の英文でヘッドハンターにメールを送りましょう。
I’d like to have a first meeting frankly to know each other well. My resume will be shared after the meeting, if we can be a dependable partner.
出典:https://japan.zdnet.com/article/20401775/2/
まず最初に、会議を開きませんか。あなたが信頼できるパートナーであれば、私の履歴書をお渡しします。
このような英文で、ヘッドハンターに返信しましょう。良識のあるヘッドハンターなら了承してくれます。もし了承してくれないなら、危険なヘッドハンターである可能性が高いので、無視しましょう。
英語でヘッドハンティングのメールが来た場合の断り方②
「ヘッドハンティングが英語のメールで来た。一時期、外資系で働こうか考えていたけど、結局今いる会社の方がいい。どうやって断ろうか…。」
相手企業からのヘッドハンティングが英語で来たものの、結局今いる会社に残ることになり、ヘッドハンティングを断りたいこともあります。
せっかく企業があなたに興味を持ってくれたのですから、失礼のないような断りのメールを送りたいですよね。そんな時は、以下の断り方をしてみましょう。
「I deeply appreciate the offer; but I am really satisfied with my current job and circumstances. I’m sorry and thank you again.」
出典:https://mayonez.jp/topic/247
この度のオファーありがとうございます。ですが、今の仕事の状況に本当に満足しています。誠に申し訳ございません。
英語でヘッドハンティングのメールが来た場合の断り方③
「外資系から、ヘッドハンティングのメールが英語で来ている。ざっくり読むと、条件面が折り合わないわ…。英語での断り方はどうすればいいのだろう…。」
外資系から、英語でヘッドハンティングのメールが来た場合、今いる会社と条件面で比較すると、興味がなくなることもあります。そんな時は、以下の英文を使ってみましょう。
「I’m afraid, but I am honestly not interested in your offer. I’m sorry and thank you for contacting me.」
出典:https://mayonez.jp/topic/247
残念ながら、貴社のオファーには関心がありません。申し訳ありません。ご連絡ありがとうございます。
英語でヘッドハンティングのメールが来た場合の断り方④
外資系から英語で、ヘッドハンティングのメールが来た。既に他社に採用が決まっている。無視するのも失礼に当るし、うまい断り方はないだろうか…。
外資系から英語でヘッドハンティングのメールが来たものの、既に他社への採用が決まってしまった後だったという場合もあります。
この場合、以下の例文を使ってみて、ヘッドハンティングの断りのメールを送りましょう。
I have been offered and have accepted a position at Executive Navi Inc.
, and thus I would like to cancel my interview.
株式会社エグゼクティブナビに採用されたので、面接を辞退させていただきたいです。
参考資料:https://english-hacker.jp/496/
英語でヘッドハンティングの断り方に悩むなら
「外資系から英語でヘッドハンティングのメールが来たら、自分ひとりで考えるのも不安だわ…。外資系に強いサービスはないのかしら。」
外資系から英語でヘッドハンティングのメールが来た場合、自分ひとりで英語を使って文章を考えていくのは不安なものです。
そんな時は、専門サービスを利用するのも有効な手段です。外資系ヘッドハンティング専門サービスの「ランスタッド(Randstad)」は、世界39カ国と地域で活動している、世界最大級の転職サービスです。
在籍しているプロのコンサルタントは、英語に対応できるコンサルタントもいます。ヘッドハンティングのメールの英語を使った断り方に悩むなら、相談してみてはいかがでしょうか。
【世界最大級の転職エージェント】ランスタッドの公式サイトを見てみる
まとめ
ここまで、メールでのヘッドハンティングの英語の断り方を紹介していきました。
ヘッドハンティングの採用活動は、国内企業だけでなく外資系も増加傾向にあり、いきなり英語でメールが来る可能性もあります。
英語に慣れない場合だと、どうやってヘッドハンティングを英語で断ればいいのか分かりません。
そんな時は、この記事で紹介した英文を参考に、企業にヘッドハンティングの断りのメールを送ってください。
「この記事で紹介した、英語でヘッドハンティングのメールが来た場合の断り方を知って、あなたの印象を悪くせずに断りましょう。」