誰でも『魅力ある社長になりたい』、『魅力的なあの人に近づきたい』と考えたことがあるはずです。
特に20代、30代と若くして社長になった人は魅力的な社長に出会って、自分もこんな風になりたいと思ったはずです。
今回はそんな若い社長の方が、魅力的な社長になるための基本的な心がけをお伝えします。
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魅力的な社長を目指すならまずは心がけが重要
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会社を立ち上げたときには資金も人材も不足している可能性がありますが、それ以上に魅力的な社長を目指すならまずは心がけが重要です。
魅力的な社長としての心がけをしっかりと守っていればお金も人材も自然と集まってくるようになります。
今、社会的に有名な社長たちも初めから魅力的な存在だったわけではありません。
しかし、小さな努力を積み重ねた結果、魅力的な社長として社会に認められているのです。
相手の話をしっかりと聞ける社長は魅力的に見える
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相手の話をしっかりと聞けない社長のところには仕事の話がやってくることはありません。
相手の話を聞ける社長はその仕事に対して、誠意をもって取り組んでいるという心象を相手に与えることができます。
相手の話を聞ける社長は、聞く姿勢にも気を配って相手の話を理解しようとします。
- 相手の目を見て話しを聞く => 目を見ることで相手に真剣さを伝える
- 相手が話している途中で話掛けない => 相手が話たいことをまずは全て受け入れる
- 適度にうなずき、理解していることを伝える => 無反応だと相手にこちらが理解しているのかどうかが伝わらない
話を聞く姿勢は社会人としてできていなければなりませんが、社長という立場になったからこそ基本の再確認をしっかりと行いましょう。
相手の立場になって話せる社長には魅力を感じる
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社長は商談以外にも、セミナーなどたくさんの人がいる前で話す機会も多くなることでしょう。
話すことがうまい社長は注目を集めることができ、多くの商談の場に呼ばれるようになります。
魅力的な社長の話し方は相手の立場になって話すという共通点があります。
- 専門用語を使わず相手の分かる言葉で話す => 相手の知らない言葉で内容は伝わらない
- 相手が理解できるようにゆっくりと話す => 相手が理解する時間を与える
- 会社の代表としての意見であることを意識して話す => 社長の言葉は会社の意見として相手に印象を残す
会社員として話す場合も会社を代表として話ますが、社長という立場で話す場合は社会に与える影響力が違うので注意が必要です。
魅力的な社長は人を頼るための下準備をしている
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社長は孤独な印象が強いですが、本当に魅力的な社長は人を頼ることを知っています。
それは一人の力ではどうしても大きな仕事をできないことを知っているからです。
魅力的な社長は仕事を完成させるために色々な人の力を借りる努力をしています。
そして、必要なときに協力をしてもらえるように、普段から色々な方法を使って信頼を得るよう努力しています。
- 社員のプライベートを大事にできるルールを作る => ルールによって社員に余裕が生まれることで社長に対する不満が減る
- 社員が家族サービスをしやすい環境を整える => 環境を整えることで家族から会社への理解が得られる
- 別会社からの協力に応える => 貸しを作ることで困ったときに協力してもらえる関係を作る
魅力的な社長は人を頼ることを知っているので信頼関係を何よりも重要にしています。
魅力的な社長は周囲を幸せにするお金の使い方を知っている
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魅力的な社長はお金を使うことで周囲の人たちを幸せにすることができます。
ドラマなどでお金を自由に振る舞っている社長の姿が出てくる場面がありますが、自分が幸福になるためだけのお金の使い方には魅力を感じることはありません。
自分が幸せになるためだけにお金を使うことは誰にでもできますが、周囲の人を幸せにするためにお金を使うことができる人はそれだけで魅力的です。
社長のお金の使い方で魅力を感じるのは、会社のため・社員のための投資をすることです。
- 社員の生産性を向上させるための設備導入 => 業務が効率化すると残業などの無駄な時間が減る
- 社員のスキルアップをさせるための教育費 => 成長を感じることで社員のやる気が出る
少しでも経費を抑えたいという考えも理解できますが、必要以上に経費を削減をすると社員が疲れてしまいやる気を失ってしまうこともあります。
費用の値段ばかりをみるのではなく、値段にあった効果にも目を向けることが重要です。
社員を大切にしている社長は魅力的である
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会社は1人社長の会社でない限り何人もの社員を抱えており、その社員には一人一人違った生活があります。
家族がいたり、一人暮らしだったり、両親の介護が必要な家庭があったりと、社員の家庭はそれぞれ色々な事情を知っておくべきです。
事情を理解しないまま、仕事ばかりを重視した会社経営をしていると社員からは信頼されない社長となってしまいます。
一方で、社員の事情を理解して、社員のライフワークバランスに気を配れる社長は魅力的な存在になります。
- 社員にはそれぞれプライベートがあることを理解する => プライベートのことを意識することで社員への配慮が生まれる
- 無理な業務をしないように社員のことを気に掛ける => 社員の業務状況や健康状態が悪いことに気が付ける
『社畜』という言葉が出てきてしまうほど、現在の会社は社員のことを大切にしていないところが多いです。
社員のことを大切にする社長が経営する会社が登場したら魅力的を感じて働きたいと思いますし、辞めようと考える社員も少ないはずです。
身だしなみが整った社長は同姓にも異性にも魅力的に見える
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恋愛でも友達付き合いでも、清潔感のある人は第一印象で嫌われることはありません。
反対に清潔感に欠ける人は悪いイメージからスタートしてしまうのでその分、損をしてしまいます。
社長は会社の顔とも言えるため、第一印象で好感が持てるように、日頃から身だしなみを整えておく必要があります。
身だしなみの整った社長は同姓からは格好よく見えますし、異性からは好感が持てるので、ビジネスの場において魅力的に見えますよ。
- 場所にあった服装をする => 場所にあった服装は相手に緊張感を与えない
- 髪は清潔感のあるヘアスタイルを心がける => 無駄に長い髪、整っていないひげなどは相手に不潔な印象を与える
- 香料にも気を配る => 匂いのキツイ香水などは相手に悪い印象を与える
「オシャレな格好を意識しろ」というわけではありません。ビジネスマンらしい身だしなみを心がけていればOKですよ。
魅力的な社長は自信を持っている
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魅力的な社長は常に自分の考えに自信を持って行動をしています。
自信があるから挑戦的な事業に踏み切れますし、自信があるから社員を引っ張るリーダーシップを発揮できるのです。
社長に自信がなくなるようなことがあればそれは社員にも伝わってしまいます。
社長は常に自信を持って行動することで社員たちのやる気を引き出せるのです。
- 成功への過程を考えること => 具体的な成功のイメージを持つことで行動に自信が持てる
- 協力者を増やす => 自分の考えと同じ協力者を得ることで自信が持てる
社長の魅力は失敗を次の成功につなげる力
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社長も人間なので失敗することもありますが、魅力的な社長は失敗を次の成功につなげることを考えます。
失敗は起きてしまったこと、起きてしまったことから何かを学び、次に活かすことができるのが魅力的な社長の姿です。
- 失敗は誰にでもあることと理解する => 失敗しても失敗から得るものがあると考える
- 次に同じ失敗を活かす方法を考える => 同じ失敗を繰り返さないために失敗の原因を考える
次にくるチャンスを逃さないためにも失敗の反省は早めに終わらせることが重要です。
また、失敗したからと言って失敗したものをすぐに捨てるのではなく、その失敗をもとにチャンスが作れないかも考えるようにします。
社長は絶対に不幸の話をしてはいけない
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社長にも失敗した経験、成功した経験などを社員に話したくなる時があるはずです。
その時、自分や他の人の不幸な話は絶対にしないと心がけることが重要です。
もし、社員がその不幸な出来事を聞いて「自分にも同じことが起きるかもしれない」と連想してしまうと心の病にかかってしまう場合もあります。
『社員の信用を失って会社を倒産させた』などの不幸の経験を話してしまった場合は、その倒産の経験を活かして『今の会社では社員の意見を尊重して、会社を大きくすることができた』など失敗からの逆転を話します。
まとめ
魅力的な社長になるために必要なことは『仕事に取り組む姿勢』や『ビジネスマナー』など、社会人として当たり前にできることを身に付けた先にあります。
社会人として当たり前にできることを心がけ、少しずつ魅力的な社長に近づけるよう日々努力し、考えることが大切です。
特に若くして社長になった方は『仕事に取り組む姿勢』や『ビジネスマナー』の心がけが不十分な人が多い印象です。
ビジネスで成功するためには魅力的になることは必ずプラスの効果がありますので、少しずつでも身に付けることです。