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キャリアに悩むならヘッドハンティング会社の登録は必須?概要を紹介

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近年の転職ブームによって転職サイトや転職エージェント、そして登録型のヘッドハンティングサービスが多く現れましたが、実際ヘッドハンティングのイメージは良いとは言えませんよね。

しかし、キャリアアップを考えている方にとって、ヘッドハンティングはメリットが大きいサービスです。ヘッドハンティングとはどのようなものなのか、メリット、そしてデメリットについて紹介しています。

最後の方には、ヘッドハンティング会社を装って騙されたという声も紹介しています。是非、最後までご覧ください。

ヘッドハンティングとは

出典:https://pixabay.com/ja/photos/%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9-%E3%83%AC%E3%83%87%E3%82%A3-%E5%A5%B3%E6%80%A7-%E5%A5%B3%E3%81%AE%E5%AD%90-3560925/

あなたは「ヘッドハンティング」と聞いて何を思い浮かべますか?「突然電話がかかってくる?」「自分のことは何でも知り尽くされている?」などでしょうか。

その様なイメージのヘッドハンティングは「指名ヘッドハント型」と呼ばれています。実際のところ、ヘッドハンティングには大きく以下の2種類に分類されています。

ヘッドハンティングの種類
  • 指名ヘッドハント型
  • リスト形式型

前者の「指名ヘッドハント型」のヘッドハンティングは、いきなり電話やメールが来て、「○○会社の人事の方があなたを高待遇で自社に迎えたいと仰っています。」などの連絡が来るタイプのモノです。

しかし近年では個人情報保護の観点から、後者の「リスト形式型」のヘッドハンティングが増えてきています。

「リスト形式型」のヘッドハンティングは求職者側からヘッドハンティング会社へ登録をし、ヘッドハンティング会社は条件に合った特定の会社を紹介すると言ったモノです。

「リスト形式型」と似ているサービスの中に「転職エージェント」があります。どの様に違うのでしょうか。

転職エージェントとヘッドハンティング会社との違い

https://unsplash.com/photos/ZtD4DdClWGI

ヘッドハンティングの「リスト形式型」と似て非なるものに「転職エージェント」があります。それぞれの特徴をまとめてみました。

ヘッドハンティングと転職エージェントの特徴

ヘッドハンティングの場合…求人している会社の条件に合わせて、登録者(転職者)に対して求人を促す

転職エージェントの場合……登録者(転職者)に対して求人のサポートや案内をする

ヘッドハンティング会社の場合、登録者に直接転職のアプローチしますが、転職エージェントの場合は転職先候補の会社を考えてはくれるものの、条件交渉などの直接のアプローチはありません。

さらに、転職エージェントや転職サイトの登録者は無料でサービスを利用できたのに対して、近年のヘッドハンティング会社は登録を有料にし、登録者の質を保つ企業も現れました。

求人している企業から見ても、お金を出してまで、キャリアアップのために良い企業を探している求職者は魅力的ですよね。

自分からヘッドハンティング会社に登録する

https://unsplash.com/photos/Yi9-QIObQ1o

前述したように、従来のヘッドハンティング会社には「指定ヘッドハント型」が多く、より良い人材をスカウトをしたり、紹介を受けたりなどしていました。

しかし、近年ではキャリアアップのために転職という選択肢が浸透してきているため、直近で転職するつもりのない人もヘッドハンティング会社に登録する人も増えてきています。

ヘッドハンターと親交を深めることで、業界のことを知ることができますし、ベストなタイミングで転職することができるのです。

では、どの様な人がヘッドハンティングで転職しやすいのか、ヘッドハンティング会社に登録するメリットとデメリットをご紹介します。

登録型のヘッドハンティングで転職しやすい人ってどんな人

https://unsplash.com/photos/7uoMmzPd2JA

ヘッドハンティング会社へ相談する人たちの多くには「年収低いけど大丈夫かな」「特別凄いスキルがあるわけではないし…」と悩む人が多く、今一歩進むことができない人が多いようです。

しかし、ヘッドハンティングを利用している企業の多くは、年収やスキルに重きを置かず、人材を人間性や素質の部分で判断しています。

長きに渡り、ヘッドティング事業を行ってきた半蔵門パートナーズ株式会社代表取締役、サーチファーム・ジャパン株式会社前会長・社長の武元康明さんは以下のように語っています。

企業が求める人物像を整理する際に「OS」と「アプリケーション」に例えて話しています。OSとはその人の根幹にあるもの、人生に対する価値観を表すものです。対してアプリケーションとは、その人が身につけてきたスキルや能力を指します。

日本の採用の場面では、多くの企業がOSも重視していますね。そのOSは単なる人物像だけでなく、「どんな思考行動特性・資質や動機を持っているのか」ということ。若いビジネスパーソンには「とにかくスキルを磨かなきゃ」と考えている人が多いように思いますが、企業の思惑とは少し乖離があるかもしれません。

(中略)

より良い人間関係を築き豊かな人生を過ごすためには他者のOSを理解する必要があります。そのためにはまず自分のOSを語る力が必要となるので、しっかりと向き合うべきです。私はたくさんの転職者と接してきましたが、自身の価値観を見つけて言語化できるようになるのはだいたい30代半ばくらいだと感じます。社会に出て10年以上が経ち、さまざまな現場を経験して、自分の価値観や信念が固まっていく。これまでにどんな仕事をして、どんな部署に配属されたか。そこで何を感じ、どんなことにやりがいを覚えたか。そんな経験の積み重ねがOSになっていくんです。

出典:最強ヘッドハンターが語る「選ばれる人材」のたった1つの要素

ヘッドハンティングで転職しやすい人を強いて挙げるのであれば、向上心があり、自分のビジョンを明確に理解している人が該当するでしょう。

ヘッドハンティング会社に登録するメリット

https://unsplash.com/photos/75nbwHfDsnY

ヘッドハンティング会社に登録する一番のメリットは、ヘッドハンターが自分の強みを正確に把握し、高待遇で迎え入れてくれる企業を一緒に探してくれることでしょう。

転職において、日本では未だヘッドハンティングは主要な手段とは言えませんが、海外では定期的にキャリアについてヘッドハンターに相談をすべきと言われる程、当たり前の存在になっています。

また、ヘッドハンティング会社を仲介に入れることで、直接言いにくい条件の交渉などもスムーズに行うことができます。

ヘッドハンティング会社に登録するデメリット

https://unsplash.com/photos/BuNWp1bL0nc

ヘッドハンティングに登録すると高待遇ので迎え入れてくれる企業を紹介してくれますが、紹介されたことによって迷いが生まれ、現在勤めている会社での仕事のパフォーマンスが落ちる人も多いようです。

逆に、勤めている会社の業務に集中している時にヘッドハンターから何度も猛烈なアプローチを受けることもあり、結局ヘッドハンティング会社を解約してしまう人もいるそうです。

現在の仕事でいっぱいになってしまっている人にはヘッドハンティング会社の登録は向いていないかもしれません。

さらに、登録者(転職者)と求人している企業の条件が合った時のみ、紹介があるため、登録してすぐの転職はあまり見込めないでしょう。

転職エージェントにも登録して両用すると確率アップ

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前述しましたが、ヘッドハンティング会社は登録してすぐの転職は見込めません。

そのため、「より良い条件で転職したいけど、できる限り早く転職したい」という方は、転職エージェントと両用すると良いでしょう。

転職エージェントに関してはこちらの記事で詳しく説明しています。一度確認しておきましょう。

【エグゼクティブ向け】転職エージェントの選び方と活用法を徹底解説!「エグゼクティブ向けの転職エージェントは、敷居が高くて利用したことがない。一体どんなサービスなのか気になる。」 会社に長く勤めていると...

転職エージェントを利用するとたった2ヶ月〜3ヶ月で転職が済むと言われています。その期間にもヘッドハンターと話して相談を進めれば、より良い転職先を見つけられる可能性が上がりますね。

ヘッドハンティング会社は大手を選んで登録しよう

出典:https://pixabay.com/ja/photos/%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%89%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%82%AF-%E6%89%8B-%E4%B8%8E%E3%81%88%E3%82%8B-2056023/

あまり知られていませんが、実はヘッドハンティング会社を名乗ってる会社や組織に騙されることもあります。

ヘッドハンティング会社には他言できないことが多いですが、そこを利用してこちらが質問しても答えてくれずに、気付いたら騙されていたというケースが多いようです。

最終決定する前に、セミナーを受講するように言われました。確かに、転職したことがないので、広範な知識がありません。少し高かったのですが、自己啓発として参加しました。最後に、契約書の締結です。乗り気になっていたので、ちょっと高かったですが、保証料も振り込みました。一定期間働けば返金されるそうです。契約書を渡し、あとは出社日の決定を待っていましたが、ヘッドハンターと連絡が付かなくなってしまいました。

出典:【それってネット詐欺ですよ!】ヘッドハンティングの誘いが来た! 会社に不満もあるし、キャリアアップにチャレンジしよう【被害事例に学ぶ、高齢者のためのデジタルリテラシー】 – INTERNET Watch

この様に「指定ヘッドハント型」で騙されない様にするには、電話やメールで声を掛けてきたヘッドハンティング会社をよく調べる必要があります。電話番号が固定電話ではない場合は疑った方が良いかもしれませんね。

また、転職者側が登録する「リスト形式型」でも騙されるケースもあるようなので、ヘッドハンティング会社を選ぶ際には大手の会社を選ぶと良いでしょう。

ヘッドハンティング会社で迷ったら「リクルートダイレクトスカウト」

前述しましたが、初めてヘッドハンティング会社を選ぶのであれば、大手の会社を選ぶと良いです。

また、大手のヘッドハンティング会社の中でも、日本の人材業界で最大規模を誇る「リクルート」が運営する『リクルートダイレクトスカウト』は国内企業や外資系企業のどちらにも多くの転職成功事例を持っています。

「取り敢えず、どこかに登録をしたい」という方はリクルートダイレクトスカウトがお勧めです。リクルートダイレクトスカウトの公式ページはこちら

また、「詳しく検討したい」という方は、以下の記事で、おすすめの大手ヘッドハンティング会社をまとめています。一緒にご覧ください。

【転職に悩むエグゼクティブ向け】おすすめヘッドハンティング会社を紹介 エグゼクティブとして勤務しているあなたは、ヘッドハンターからオファーを受ける機会が多いかと思います。一方で、ヘッドハンティングを装っ...

キャリアアップのためにヘッドハンターとは長く付き合う

出典:https://pixabay.com/ja/photos/%E9%AB%AD-%E3%83%96%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0-2286440/

ヘッドハンティングで転職が成功するとヘッドハンターと連絡を取らなくなるのが一般的です。しかし、キャリアアップのためにもお世話になったヘッドハンターとは長く付き合っていた方が良いです。

ヘッドハンターは様々な業界で、様々な企業を見てきているはずなので、一度転職が終わっても、自身の市場価値を確認するために関わりは持っておくと良いでしょう。

もしあなたが再度、転職を希望していなくても、ヘッドハンターがより成長できる企業を紹介してくれるかもしれません。

先ほど紹介しましたが、海外では「定期的にキャリアについて相談できるヘッドハンターを持つべき」と言われています。仕事上の付き合い以上に飲み仲間として関係を続ける人も多いようですよ。

まとめ

近年は転職ブームとなり、転職サイトや転職エージェントとともに、ヘッドハンティングのサービスも多くなってきました。

あまり転職方法として主流ではないため、ヘッドハンティングに対して誤解する人も多いですが、うまく活用することで高待遇の企業へ転職することができます。

ぜひこの機会にヘッドハンティング会社を利用し、ヘッドハンターと共にキャリアに対して今一度考えてみてはいかがでしょうか。

ABOUT ME
藤井亮太
約4年間フリーランスSEOライターを経て、現在はweb+ Media Schoolライティングコースの記事添削・20記事終了後の通話ミーティングを行いながら、webメディア「高級家具.com」の編集長を務める。 フリーランス時代の実体験を活かし、webメディア「web+」にて記事執筆も行っている。