社長・役員のためのコラム

【つまらないとは言わせない!】初めての社長訓示のコツを伝授

「新しく社長に就任することになった。新入社員の入社式に社長訓示をするけど、初めてだからどういうふうに言えば良いのか全く分からない・・・。」

  • 新しく社長に就任した人
  • 初めて社長訓示をするけど、何を言えばいいのか分からない

この記事では、初めて社長訓示を行う社長に、新入社員からつまらないと言わせないコツを伝授します。

社長訓示の失敗と成功パターンをそれぞれ知って、新たなスタートを切りましょう。

アイキャッチ画像出展:https://www.pakutaso.com/20151044274post-6144.html

社長訓示とは

https://pixabay.com/ja/photos/%E6%9B%B8%E7%B1%8D-%E6%9C%AC%E6%A3%9A-%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%AA-%E6%95%99%E8%82%B2-3480058/

「訓示(くんじ)」とは、目上の人が下の人に対して心得教訓を教えることです。「社長訓示」は、社長が社員に対して心得や教訓を教えることになります。

「訓示」には、以下のような似た言葉がいくつかあります。それぞれの言葉の意味は、以下の通りです。

訓示に似た言葉
  • 「訓辞(くんじ)」上の者が下の者に教えを諭すこと
  • 「説示(せつじ)」裁判で、法律の説明をすること
  • 「訓戒(くんかい)」会社において処罰を相手に言い渡すこと

社長訓示の悪い例文

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ここからは、日本の入社式にありがちな社長訓示の失敗例文と失敗パターンを3つ紹介していきます。

つまらないとよく言われる社長訓示は以下の例文になりがちです。どこが悪いのか、少し自分で考えてみましょう。

社長訓示の失敗例文

皆さん、入社おめでとうございます。皆さんとお会いすることができ、とても嬉しく思います。今日から晴れて新入社員ですから、色々と不安を感じることでしょう。

さて、現時点の日本社会は少子高齢化に突入し・・・(以降、「グローバル」や「シンギュラリティ」、「コミットメント」、「変革」、「不透明」といった言葉をだらだらと話す)

この状況下で、これからの弊社は・・・(経営理念、経営計画など)

新入社員の皆さんには、これから仕事をする上で大切なことを伝えていきます。・・・・(仕事をする上での心構えや姿勢、期待する行動など)私が話したことを、ぜひ胸の内に秘め、仕事に精進するよう期待しています。

社長訓示の失敗パターンその1

https://www.pakutaso.com/20190321073t-13.html

社長訓示の失敗例を読んで、お分かりになったでしょうか。まず一つ目として挙げられるのが抽象的な言葉が多いことです。

社長訓示の失敗例文では、「変革」「不透明」といった言葉が当てはまります。やたらと抽象的な言葉や概念的な言葉が多いと、新入社員は社長訓示をうまくイメージできないでしょう。

失敗例の例文で出てきた言葉以外にも、以下のような抽象的な言葉を使いがちです。

よく使いがちな抽象的な言葉
  • 新しい価値を提供する
  • 経営者目線を持ちましょう
  • 仲間と切磋琢磨してください
  • プロとしての自覚を持って下さい
  • 会社を通じて、社会に貢献して下さい

このような抽象的な社長訓示を新入社員に話しても、困ってしまいます。

社長訓示の失敗パターンその2

https://www.pakutaso.com/20180728192post-16761.html

社長訓示によくありがちな失敗パターン二つ目は、カタカナ言葉が多いことです。

社長訓示の失敗例文では「グローバル」「シンギュラリティ」「コミットメント」というカタカナ言葉が当てはまります。

カタカナ言葉といった専門用語は、新入社員にはまだ分からないことが多く、無味乾燥で味のない社長訓示になってしまいがちです。他にも、以下のようなカタカナ言葉を社長訓示で使いがちです。

社長訓示にありがちなカタカナ言葉
  • ソリューション
  • イノベーション
  • コミュニケーション
  • アセスメント
  • コンセンサス

カタカナ言葉を連発すると、自分では分かっているつもりでも相手には伝わっていないことが多々あるので注意です。

社長訓示の失敗パターンその3

https://www.pakutaso.com/20171000304post-13865.html

社長訓示によくありがちな失敗パターン三つ目は、具体的なイメージが浮かんでこないことです。

社長訓示の失敗例文では、仕事をする上での心構えや姿勢、期待する行動を踏まえた言葉を伝える時に起こりがちです。

仕事をどのように進めれば良いのか分からない新入社員に、具体性のない抽象的な言葉を社長訓示に投げられても、関係のないつまらない話で終わってしまいます。

組織のトップたる社長と、まだ何も仕事について分からない新入社員では、能力や年齢で見てもギャップが生じやすいので注意です。

社長訓示の良い例文

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社長訓示の失敗例文と失敗パターンを3つ紹介していきました。ここからは、社長訓示の成功例文と成功パターンを3つ紹介していきます。

参考になる社長訓示の成功例文として、伊藤忠商事の岡藤社長の2015年と2014年の社長訓示を紹介します。

先ほどの社長訓示の失敗例文とどこが違うのが、よく読んでみましょう。

以下は、2015年の入社式での岡藤社長のあいさつだ。

どんなに優秀な成績で大学を卒業した人でも、入社後すぐに大黒柱の活躍などできるわけがありません。1年目はコピーを取ったり、社内向けの資料を作成したりと単調な仕事しか与えられません(←具体的な描写)。しかしながら、無駄な仕事などはいっさいありません。

上司や先輩に指示された仕事を何も考えずに雑務と割り切ってこなす人と、その仕事に何らかの付加価値を見い出そうと考える人では、その後の実力に大きな差がついてきます。たとえば、ある資料の作成を指示された場合、言われたことだけに対応するのではなく、「この内容も追加した方がわかりやすい」とか、「こう変えた方が見やすい」など、些細なことでもいいので、自分なりの付加価値を付けていってください(←抽象的ではなく詳細なアドバイス)。

出典:https://toyokeizai.net/articles/-/110115?page=3

 

2014年の入社式では次のようにあいさつしている。

ところでみなさんは、一般的に新卒者の3人に1人が就職後3年以内に辞めている(←ファクト、数字)という事実をご存知でしょうか? (中略)フランスのノーベル賞作家アンドレ・ジイドは、「平凡なことを毎日、平凡な気持ちで実行することが非凡である」と言いました。

平凡で退屈なルーティンワークの経験こそ、後の人生に大きなプラスとなって返ってきます。平凡で当たり前のことを、まずはしっかりとできるようになることが重要であり、その積み重ねが将来、大きな仕事を成し遂げる土台になるのです。これは壁に当たったときも同じです。立ちはだかる山の頂を見てその大きさに圧倒され落胆するのではなく、足元を見ながら一歩一歩進んで行くことが、いつの間にか頂上にたどり着く道筋なのです。俗に3日、3カ月、3年と言われますが、これから先、悩んだりスランプに陥ったりしたときには遠い先を見るのではなく、目の前の小さな仕事を、何も考えずに一つずつ着実に片付けていくことを心掛けてください(←具体的アドバイス)。道は必ず開けます。

出典:https://toyokeizai.net/articles/-/110115?page=3

社長訓示の成功パターンその1

https://www.pakutaso.com/20180359085post-15665.html

伊藤忠商事の岡藤社長の社長訓示を読んで、お分かりになったでしょうか。成功パターンの一つ目として、社長訓示に具体性を持たせていることが分かります。

1年目はコピーを取ったり、社内向けの資料を作成したりと単調な仕事しか与えられません。

出典:https://toyokeizai.net/articles/-/110115?page=3

新入社員の具体的な仕事を社長自らが語ることで、新入社員は「この人なら分かってくれる」という気持ちを持ちやすく、心に響く社長訓示になりやすいです。

また、数字で具体的な状況を説明していると、よりイメージをつかみやすい社長訓示にできます。

ところでみなさんは、一般的に新卒者の3人に1人が就職後3年以内に辞めている(←ファクト、数字)という事実をご存知でしょうか?

出典:https://toyokeizai.net/articles/-/110115?page=3

社長訓示の成功パターンその2

https://www.pakutaso.com/20160630165ok-4.html

社長訓示の成功パターンの二つ目は、なるべく簡単な言葉で説明していることです。

ここでもう一度、伊藤忠商事の岡藤社長の2015年と2014年の社長訓示を、読み返して見て下さい。よくありがちなカタカナ言葉を省き、難しい言葉をほとんど使っていないことが分かります。

新入社員という右も左も分からない人たちには、「ソリューション」や「イノベーション」といったカタカナ言葉を使われても意味が分からないでしょう。

新入社員に向けてというより、社長が学生に向けて説明するという意識を持って、説明を分かりやすくする意識を持った方が良いですね。

社長訓示の成功パターンその3

https://www.pakutaso.com/20160131026post-6694.html

社長訓示の成功パターンの三つ目は、具体的なアドバイスが伴っていることです。

たとえば、ある資料の作成を指示された場合、言われたことだけに対応するのではなく、「この内容も追加した方がわかりやすい」とか、「こう変えた方が見やすい」など、些細なことでもいいので、自分なりの付加価値を付けていってください

出典:https://toyokeizai.net/articles/-/110115?page=3

新入社員になり仕事が始まると、資料作成を求められることが多くなりがちです。慣れない資料作成は新入社員にとって、ストレスに感じるでしょう。

新入社員が初めにぶち当たる壁を、あらかじめ社長が訓示の中で説明することで、自分はどうすればいいのかというイメージがつかみやすく、心に響く社長訓示になるのです。

目の前の小さな仕事を、何も考えずに一つずつ着実に片付けていくことを心掛けてください

出典:https://toyokeizai.net/articles/-/110115?page=3

社長自身が新入社員時代に経験し、行った心構えを具体的にアドバイスすることで、新入社員の共感を得やすくなります。

まとめ

https://www.pakutaso.com/20150524127post-5475.html

訓示の言葉の意味や、社長訓示の失敗例文と失敗パターン3つ、社長訓示の成功例文と成功パターン3つを紹介していきました。おさらいしてみましょう。

社長訓示の失敗にありがちなこと
  • 【抽象的な言葉が多い】「変革」や「不透明」といった言葉や、概念的な言葉
  • 【カタカナ言葉が多い】「グローバル」や「シンギュラリティ」など
  • 【具体的なイメージが浮かばない】仕事をする上での心構えや姿勢、期待する行動を踏まえた言葉を伝える時に起こりがち
成功しやすい社長訓示
  • 【具体性を持たせる】社長自身が新入社員の仕事を話すことで、イメージが湧きやすい
  • 【簡単な言葉で説明する】カタカナ言葉や難しい言葉を極力省く
  • 【具体的なアドバイス】社長自身が新入社員時代に行ったことを説明することで、共感を得やすい

この記事で紹介した失敗パターンと成功パターンを一つでも意識することで、新入社員からつまらない社長訓示とは言えなくなってきます。

ぜひ、初めての社長訓示を成功させて、新入社員と共に新たなスタートを切っていきましょう。

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ふぉむ
介護職兼、Webライターやメディア運営・編集を行っているお魚さん。 20種類以上のジャンルに渡る記事を書き、クライアント様や自前メディアで上位表示を達成した記事多数。 各メディアのテイストに合わせたSEOライティングを得意とします。 自前メディアでは、水族館の魅力を伝える情報サイト「ふぉむすい」を運営しています。 「読者の想いに応える記事を書く」をモットーに活動中です。

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