【誤解しないで!】社長になると負わなければならない5つのリスク

今の会社で働き続けていくうえで、目指す目標はやはり上位職、あわよくば社長ですよね。

「社長レベルまで行くと収入も一気に上がって、今の仕事も楽になるかもしれない!」と思っている人もいるかもしれませんね。

しかし社長はそんな甘い役職ではありません。社長といえど雇われ社長とオーナー社長では大きな違いがありますし、社長になった途端、負わなければならないリスクもたくさんあります。

今回は社長という役職の誤解を解くべく、雇われ社長とオーナー社長の違い、そして社長が負うリスク5つを紹介していきます。

(トップ画像出典:出典:https://pixabay.com/ja/photos/%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9-%E7%94%B7-%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9%E3%81%AE%E7%94%B7%E6%80%A7-1477601/)

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社長(経営者)の考え方・働き方は従業員と全く違う

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従業員の場合は決められている仕事、作業をやればいいものの社長の場合はそうはいきません。

社長はその会社の事業を生み出し、事業を従業員に与えて動かすのが仕事です。いわば、戦略を考えて適切な指示を送る監督のような存在です。

従業員は自分が属している部署のことだけに集中すればいいですが、社長はその会社の全体像を把握しなければなりません。なので社長は常に全体を見て、会社のバランスを保つ役割を担っています。

従業員と社長ではまったく違う視点で働いてるというのが分かっていただけたでしょうか?次章からはその社長の中でも、オーナー社長と雇われ社長という2つのタイプの違いについて説明していきます。

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オーナー社長と雇われ社長の違いって?

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オーナー社長は、一般的に創業者のことで、会社の51%以上の株を保有している出資者、大株主であるうえで経営にも携わっている人のことです。

雇われ社長は、社内の役員の中から選ばれた人のことで、簡単にいうと経営を行う立場の社員です。

この2つのタイプの大きな違いは、解任の有無です。オーナー社長の場合は創業者なので、よほどの重罪を起こさない限り解任などあり得ませんが、雇われ社長の場合、周囲の評価によってあっさり解任されてしまいます。

雇われ社長は、あくまで雇われている身なので、株主総会などの決議で賛同を得られなかったのならば即解任になりますし、自分よりも所有株の多い人には逆らえないので、あまり強い立ち位置にいるとは言えません。

オーナー社長と雇われ社長は収入も違う?

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そもそもオーナー社長と雇われ社長では収入の仕組みが違います。

オーナー社長は会社の利益配分の最終決定を下す権利を持っているので、自分で自分の利益配分を調整できます。また株式会社の場合は持ち株数も多いので、配当金によっては高い収入を得ることができます。

雇われ社長は、従業員と同じで固定給です。オーナーに権限があるので収入の調整ももちろんできませんし、どんなに儲けを出しても給料に還元されることはあまりありません。

雇われ社長でも配当金の収入はありますが、会社の株を所持できるのは社長として雇われている期間だけで、解任されてしまうと持ち株はなくなってしまいます。

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雇われ社長のほうがリスクが大きい!?

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収入から見ても分かるように雇われ社長の方が立場は弱く、また会社の経営に携わっているにも関わらず、全ての決定権を持っている訳ではありません

例え雇われ社長であっても融資を受ける際の連帯保証人や、イレギュラーで起きる訴訟問題が発生すれば、その全ての責任は負わなければなりません。

社長としての権利がなく、自由が認められていないのにオーナー社長と同じ責任を負わなければならないという点を見てみると、雇われ社長の方がリスクが大きいと言えるでしょう

しかしどちらにせよ社長であるのならば負わなければならないリスクはたくさんあります。次章からはオーナー社長にも雇われ社長にも共通して存在する、リスクについて紹介していきます。

社長が負うリスク①:会社の責任は全て社長が取る

社長になれば当たり前のことですが、会社の責任は全て社長が取らなければなりません。

経営のトップにいるわけですから後ろ盾もなく、決断の全てが社長の責任ですし、下した決断が間違っていたとしても責任は社長にあります。

また会社の知らないところで従業員が大きな失態を起こしたとしても、それは社長の責任です。全責任は社長にあるというところから分かるように、社長は簡単な役職ではないということがうかがえます。

会社の責任を負わければならないリスクを少しでも軽減するには、従業員をマネジメントしていく上で、周りにイェスマンだけを集めず、自分に意見を言ってくれるような人物を置くといいかもしれません

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社長が負うリスク②:会社のお金を回さなければならない

社長になると、会社を運営するために常にお金を回さなければなりません

従業員やアルバイト、事務所や作業場の家賃、融資を受けている銀行、仕入先などにお金を支払っては、売上を上げてまた支払うの繰り返しです。これが黒字であるのならば問題はありませんが、赤字になると大変です。

給料が支払えないと従業員は減っていき、家賃が払えないと仕事場を失います。借金を支払えない場合は、また違う場所から借金をしなければならないので歯止めが利かなくなり倒産するかもしれません。

会社のお金のサイクルを止めないためには、とにかく売上を出すことです。売上が出なければ会社は運営できなくなるので、社長は売上を出すことにもっとも尽力しなければなりません。

社長が負うリスク③:不慮の事故・違反も社長の責任

業務を行う上で発生してしまった事故ももちろん社長の責任です。現場で従業員が死亡してしまった最悪のケースでも逮捕されるのは経営者です。

意図的ではない法律違反でも社長の責任なので、著作権法違反や、脱税でも同じことが言えます。著作権法違反に関しては、どこまで大丈夫なのか判断しづらいので知らぬ間に法律を犯してしまうケースもあります。

法律を理解するのは大変なことですが、「知らなかった」では済まないので、不慮の事故・違反のリスクを回避するにはなるべく法律に関して最低限の知識は蓄えておきましょう。

[/aside]社長が負うリスク④:災害で発生した損失も社長の責任

災害で発生してしまう損失も社長のリスクの一つです。ただでさえ外国より自然災害の多い日本では災害が思わぬ敵になる可能性があります。

保険に加入していればお金の心配は不要かもしれませんが、もし復旧までの間、業務が行えないとなれば大変です。その間は売上を作ることができないので、給料や家賃を自腹で支払わなければいけません。

自然災害のみならず、盗難といった災害もあります。高価な備品や売上金を盗難されて返ってこなかった場合にも、損害は社長のもとへ来ます。

災害でのリスクを回避するには保険に入ることをおすすめします。毎月かかる経費は増えますが、莫大な損失を回避する手段として、万が一に備えて保険に加入するほかないでしょう。

社長が負うリスク⑤:会社の環境は社長次第

会社で最も大切だといってもいいのが環境でしょう。会社の環境で重要視されるのは人間関係です。

人間関係を構築する主軸にいるのは社長です。人を雇い仕事を与え、売上を上げるのが社長の仕事ですから従業員と良好な関係を結ぶことも仕事の一環となります。

期待に応えてくれないという理由から従業員をクビにして、新しい人を探すといったことを繰り返していくと不信感を抱かれ、会社はうまく機能しなくなるのがオチです。

普段の従業員に対する振舞いでリスクは回避できます。人間関係が良い会社で不満を抱える人はあまりいません。社長であるのならば、率先して会社の環境作りに取り組むべきでしょう。

まとめ

現在の役職からの昇級や脱サラから社長になろうと、社長という仕事に憧れを持つ方はいるかもしれませんが、社長は簡単な役職ではありません。

オーナー社長と雇われ社長で大きな違いがありますし、責任と問われる面で苦労することが多いです。しかし社長をやっている方でやりがいを感じながらやっている方はたくさんいます。

社長という肩書きを持っているだけで周りからの見方も変わりますし、経営で事業が成功すれば、社会貢献に繋がります。

リスクの大きい仕事ですが、社長を目指している方は諦めず実現してほしいです。日本の経済を成長させて、発展させていくにはまだまだ新しい企業家、経営者が必要です。