【実例有】社長が激務の場合に引き起こす負の連鎖と解決法を3つ紹介

会社の経営を担う「社長」。会社の方向性を決定したり、会談をしたりと実に多忙な役職でもあります。しかし、忙しいがために犠牲にしているものはないですか?

この記事では、激務に追われると起こり得る3つの負の連鎖と、健全に経営を行うために必要な3つの要素を紹介しています。

他にも、実際に出会った激務の社長の実例や、激務で知られた会社を立ち直らせた一人の社長の例も紹介しているので、会社を経営していく際の参考にしてみてはいかがでしょうか。

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激務が引き起こす負の連鎖①

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激務が引き起こす負の連鎖の一つに「ストレス」があります。人間誰しもストレスを抱えて生きていますが、抱えすぎると精神疾患や体調不良を引き起こし、自身の体を壊してしまうでしょう。

精神疾患を患ってしまえば、正常な経営判断ができなくなってしまいます。社長は会社の経営を担う重要なポストです。瓦解してしまえば会社がどうなっていくかは容易に想像できますね。

体調不良を引き起こせば、実務に影響が出てしまいます。生活に支障をきたすほどになると、出社することすら難しくなります。そうなると、経営者のいない会社と同じですね。

仕事をするうえで「ストレス」はつきものです。ましてや、会社の経営をしている社長ともなれば抱えるストレスは社員の比ではないでしょう。

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激務が引き起こす負の連鎖②

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激務が引き起こす負の連鎖の二つ目は「人間関係」です。激務が続くとイライラしてしまいがち。社員に八つ当たりをしてしまうこともあるでしょう。

八つ当たりをすれば、その場はストレス発散になるかもしれません。ですが、八つ当たりをされた方は不信感を抱いてしまいます。理不尽に怒られて納得がいかないと思うのは当然です。

社長に対する不信感が積み重なっていくと、社員が会社を辞めてしまう原因となったり、社長自身、社員との連携がとれなくなってしまいます。

本人にその気がなくても、その時の心理状態で相手に不快感を与える態度をとることもあります。激務が続くと、心に余裕がなくなってしまいがちです。

激務が引き起こす負の連鎖③

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激務が引き起こす負の連鎖の三つ目は「パフォーマンスの低下」です。社長も一人の人間です。一人でできることの限界はあります。

朝7時から夜中の12時まで仕事をするとしましょう。勤務時間は17時間になりますね。17時間も集中力を保って仕事をすることは不可能です。時間が経過するにつれ、疲労も溜まっていきます。

疲れ切った状態で正常な判断が下せるわけがありません。そうなると、ミスが増えてしまいます。ミスが増えると、修正するために新たな業務が発生します。悪循環ですね。

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社長が激務となる理由

何故、激務となってしまうのか?ここでは、業務量が増えてしまう理由を2つあげます。当てはまっているものがあるか、一度見つめ直してみてはいかがでしょうか。

スケジュールの管理

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社長は多忙の身です。社内の状況を把握したり、人と会談しなければいけません。そこで重要になるのが「スケジュール管理」です。

予定の合間に無駄な時間はありませんか?例えば、会談の後に10分の空き時間を入れるといった具合です。小休憩ならまだしも、多忙なため、10分の空き時間で別の業務をこなそうとしても、できることは限られます。

むしろ、考えのまとまらない状態での業務は効率が良いとはいえません。細かい時間でも、積み重なれば大きな時間のロスとなってしまいます。業務に携わる時間も必然的に増えてしまいますね。

一人で何でもこなす

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その仕事は本当に社長自身がやらなければならない仕事なのでしょうか?何でもこなせるのはいいのですが、一人の作業量には限界があります。

作業量が膨大になれば、一つ一つの事を覚えるのが難しくなってしまいます。重要なやらなければならない事を忘れてしまう事態も出てくるでしょう。

激務だった社長の実例

ここでは、筆者が実際に出会った「激務だった社長」の実例を挙げます。実際に起こり得る事例として参考にしてみて下さい。

そもそも何故、この社長が激務となってしまったのか、一番の理由は「社員を信じていない」からです。信じていないから何でも一人でこなします。備品の発注といった細かい仕事もです。

作業量は増えるので、備品の発注を忘れて業務に支障をきたす事態もでてきました。社員に対しても、ストレスのためつらく当たり、一人、また一人と辞めていきます。

社員からの信頼もなく、人の育たない会社が成長していくことは難しいです。実際、技術を必要とする仕事の受注は年々減ってきているそうです。

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社長として健全な経営を行うために①

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社長として健全に経営を行うために、社長自身が健康でなくてはいけません。健康を考えた食事であったり、適度な運動をすることをお勧めします。

ストレスを減らすことによって、心に余裕がでてきます。正常な経営判断や、円滑な人との付き合い方ができるでしょう。何より、充実した人生を送ることができます。

若ければ多少の無茶はできますが、歳を取るにつれ体はもろくなっていきます。歳を重ねれば重ねるほど、健康の大切さを身に染みて感じるでしょう。

社長として健全な経営を行うために②

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自分だけの時間を作ることをお勧めします。具体的には、次の予定の合間に1時間のインターバルをとる、といった具合です。

まとまった時間のインターバルをとることにより、次の業務に対して冷静に考えをまとめることができます。

また、社長自身も就業時間を決めるのも有効です。決められた時間で決められた業務をこなす、就業時間を決めることで業務の効率化を図ることができます。

社長自身がオンとオフをはっきりさせることで、社員にも手本となり、無駄な残業を減らすことにもつながるでしょう。

社長として健全な経営を行うために③

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社員を信じることを忘れないようにしましょう。会社はチームで動いています。社員を信じて仕事を割り振れば、社長自身の業務量が減るだけでなく、別の業務に取り掛かることもできます。

また、割り振られた業務をこなすことにより社員も育っていきます。社員からの信頼を得ることができれば、社員も会社の発展のために邁進してくれることでしょう。

社員に対する高圧的な態度や不快にさせる態度も、会社のトップとして相応しいことではありません。信頼を得るには、相応しい立ち振る舞いも必要です。

激務で知られた会社を立ち直らせたある1人の社長の例

ここでは、激務で知られた会社を立ち直らせたある1人の社長の例を紹介します。社長自身も激務の中、どのようにして会社を良い方向へ導いたのか参考にしてみて下さい。

きっかけは人材紹介会社からの一言

「激務で長時間労働という噂がたっているので、人を紹介しづらい状況です」外部からここまで言われると想定していなかった社長は、危機感を覚え会社の改革を決意します。

実際、当時の会社は長時間残業が当たり前で、「美徳」ともされていました。職場内の人間関係もギスギスしたもので、社員は疲弊しきっていたそうです。

改革に踏み切るも乗り気でない社員たち

働き方改革のプロジェクトと立ち上げた社長は、自身もプロジェクトの一員として取り組みます。自らが責任を持ち、トップダウンで強力に推進しなければ成功しないと考えたからです。

ですが、社内からは「どうせ変わらないだろう」と冷めた目で見る社員や、「業績がいいのにどうして変える必要がある」と反発が多数だったそうです。

徹底した社員の意識調査とディスカッション

成果が上がり始めたのは、部長クラス200人を集めて3時間のディスカッションを始めたころからです。議論することにより課題や改善策が次々と挙がり、実行に移しました。

現場でもディスカッションすることにより、社員の本音を聞き出すことによって、上司との意見の乖離が浮き彫りとなってきたのです。

変わりはじめた会社

プロジェクトを開始して1年。改革が浸透してきた会社は、次のように変わりました。

残業時間と離職率
  • 残業時間:平均1人1日1時間まで減少
  • 月60時間以上残業している社員の比率:開始前 8.9%→1年後 1%
  • 離職率:開始前 13.6%→直近 6%

まとめ

low angle photography of building

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社長は会社の経営を行う重要なポジションです。役職柄、激務になってしまうのも仕方のない事でしょう。ですが、過度な業務は自身の身を亡ぼすだけでなく、会社の存続さえも危険にさらしてしまいます。

自身の業務を見直すことによって、体調管理やスケジュールの組み方、社員との関係など、課題や改善点が見えてくるかもしれません。

これから先も会社を発展させていくために、健全な経営を心掛けていきたいですね。