ヘッドハンティングをされてどうしようか迷っている方のために、実際にヘッドハンティングをされた方達の体験談と上手な対応の仕方をご紹介します。
(出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/2115207?title=%E8%AA%9E%E3%82%8A%E8%81%9E%E3%81%8B%E3%81%9B%E3%82%8B)
ヘッドハンティングは受け身にならない
ヘッドハンティングとは、他の企業に勤めている人材を引き抜く行為の事を表します。相手企業から声がかかるため、自分で転職活動をする必要がないので、簡単に転職する事ができます。
簡単に転職する事ができるとはいえ、転職をしたくない人にとってはあまり魅力的には感じないでしょう。そういった方達を引き抜くために、企業は対象者に対して好条件を提示し、転職させようとします。
相手企業は対象者の能力を認めているからヘッドハンティングをしているので、受け身になる必要はなく、むしろ少しわがままなくらいが丁度良いでしょう。
ヘッドハンティング受けたらどう対応すればいいの?
ヘッドハンティングを受けて、条件が悪ければ断っても良いですし、気に入れば転職をしても構いません。基本的にヘッドハンティングは断るものなので、断ったからといって罪悪感を感じる必要もありません。
企業は「良ければウチに来てくれないか」というスタンスなので、特に強要してくることもないでしょう。
ただし、転職する気がないからといって、話を聞かなかったり、適当にあしらってしまうと、せっかくのチャンスを無駄にしてしまうこともあります。
ヘッドハンティングを実際に受けた人達の体験談をいくつかご紹介しますので、今後の参考にしてみてください。
ヘッドハンティング体験談1【H・Mさん(38歳男性)】
別の会社に転職することが決まり、退職の準備をしている際にヘッドハンティングの声がかかりました。当然、既に転職先が決まっている事も伝えたのですが、そのような状況でもぜひ受けて欲しいとの事です。
待遇は当初の転職先よりも少し落ちてしまいましたが、何よりも自分をここまで評価してくれることがひしひしと伝わりました。
結局、「先に決まっていた会社がある」という理由でお断りしたのですが、どちらに転職すればよかったのかはいまだに分かりません。
出典:https://www.rirekisyodo.com/research/headhunting.html
ヘッドハンティング体験談2【M・Iさん(32歳女性)】
私は百貨店のアパレル店員として働いている者です。はっきり言って私の職場はあまり良い職場とは言えません。残業は多いし従業員の扱いも雑なので、洋服は好きだけど仕事を嫌いになりかけていました。そんな時に、同じフロアの化粧品店の店長さんからヘッドハンティングを受けました。化粧品に関わったことがなかったので驚きましたが、接客の態度を見て良いなと思い声をかけたとおっしゃってくれました。
洋服が好きなのでたくさん迷いましたが、それ以上に接客も好きなので転職を決意し、今では楽しく働くことができています。
出典:https://www.rirekisyodo.com/research/headhunting.html
ヘッドハンティング体験談3【T・Tさん(28歳男性)】
ヘッドハンティングの声が掛かった時は、周りの人たちが自分を評価してくれたんだと思いすごく嬉しかったです。転職する気はなかったのですが、社会の情報収集になるかと思い、一度お会いすることになりました。
私は社会貢献できる環境を求めていたこともあり、お話をさせていく中で段々と興味が湧き始め、実際に転職することを決意しました。
転職後は聞いていた話と違う点もありましたが、ヘッドハンティングをお受けして大変満足しています。
出典:https://www.rirekisyodo.com/research/headhunting.html
ヘッドハンティング体験談4【H・Mさん(42歳女性)】
私は外資系企業で経理の管理職をしていました。経理財務は10年後にはなくなる職業の一つという話を聞いて、内心ビクビクしながら仕事をする毎日でした。そんな時、ヘッドハンターから私の元へ電話がきたのです。経理の経験を活かせるとのことで、待遇も現職よりも良いものだったので私は転職をすることにしました。
年齢を重ねれば転職も難しくなると言われているので、正直不安ではありましたが、入社後は新しいことに挑戦できる環境で学ぶ事が楽しく感じています。
怪しいヘッドハンターもいますが、それだけで断るのは勿体無いので、まずは話を聞いてみてから判断するのが良いかと思います。
出典:https://www.rirekisyodo.com/research/headhunting.html
ヘッドハンティング体験談5【S・Tさん(39歳男性)】
20代だった私は居酒屋の店長をしており、飲食店経営をするのが夢でした。しかし、当時の職場では自分を活かせることはできないんじゃないかと悩んでいる時に、とある居酒屋チェーン店の社長にヘッドハンティングを受けました。
社長のお話は自分の知らない事ばかりで、とても魅力的に感じたので3ヶ月後に転職し、営業部長として招かれたのです。
入社後、知識を取り入れることに全力を尽くした結果、自分の活躍できる場を手に入れる事ができ、あの時転職して本当によかったと思っています。
出典:https://www.rirekisyodo.com/research/headhunting.html
ヘッドハンティング体験談6【A・Kさん(40歳女性)】
あるセミナーに参加していたのがきっかけで、ヘッドハンティングのお話を受けることになりました。当時働いていた会社に対して不満はなかったのですが、ヘッドハンティングの報酬条件と自分が伸ばしたい仕事の分野がマッチしていた事が魅力に感じ転職をしました。転職後の報酬は安定していませんが、私は転職してよかったと思っています。やりたかった仕事を続ける事ができているし、その仕事を中心に仕事の幅も広がっているからです。
後になって後悔しないように、条件面はしっかりと確認する事が重要だと思います。
出典:https://www.rirekisyodo.com/research/headhunting.html
ヘッドハンターに聞いておきたい事
以上のヘッドハンティングの体験談を参考にすると、ヘッドハンターに絶対に聞いておきたい事が見えてきます。
- 給与や待遇面
- なぜ自分を選んだのか
- これからどんな仕事をするのか
- 自分に求められているのなんなのか
全てのヘッドハンティングが自身にとってプラスになるとは限りません。転職することによって、条件はよくなったけど働きにくくなってしまった、なんてこともあるのです。
ヘッドハンティングの返事は慎重に
ヘッドハンティングは怪しいイメージがありますが、実際にヘッドハンティングを受けて成功した人がいるのも事実です。
ヘッドハンティングをされる事は大変光栄な事ですが、だからと言って浮かれすぎて、安易に転職してしまうと失敗してしまう可能性があります。
自分がなぜヘッドハンティングの対象となったのか、職場の雰囲気や給与、仕事内容など細かく聞いた上で転職するかどうかを判断するのが、ヘッドハンティングを成功させる秘訣です。