「代表取締役」と「CEO」の意味と違い。役割は一緒?解説します!

「企業のトップの人で代表取締役とかCEOとかってよく聞くけど、2つの違いがよくわからない…」という方は多いのではないでしょうか?

確かに「代表取締役」とか「CEO」という言葉はよく耳にしますが、どう違うのかってイマイチわかりづらいですよね!

ということで今回は筆者が「代表取締役」と「CEO」の違いについてどこよりも詳しく解説していきます。ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

(トップ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/%E3%83%A9%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%97-%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BF-2561221/#content)

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代表取締役とCEOの違いを解説①代表取締役とは

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日本には会社の組織、設立、解散、経営などを定めた「会社法」という法律が存在します。

代表取締役とは、会社法で定められた呼称で、法的な定義は「株式会社の代表」とされています。つまり会社で一番偉い人という意味です。

代表取締役は取締役会で役員の中から代表として選ばれた役職のことなので、会社によっては代表取締役が複数いる場合もあります。

その場合に株式会社で一番上である人のことを表現するときは「代表取締役社長」と言ったりします。よく耳にしたことのある方も多いのではないでしょうか?

代表取締役の役割

では代表取締役はどういった業務をするのでしょうか?代表取締役には「単独で」裁判に臨んだり、契約を結んだりといった権限があります。

強調したように「単独」での権限ですので、複数の代表取締役がいる場合でも会議等での合意なしに活動することができるのです。

しかし、好き勝手に何をしてもいいというわけではなく、その活動は取締役会で定められた「意思」に基づいたものになります。

ちなみに意思というのは、会議で決まった会社の経営方針という意味です。

代表取締役とCEOの違いを解説②CEOとは

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CEOは「Chief Executive Officer」のイニシャルをとった略称で、日本語では「最高経営責任者」と翻訳されます。

CEOは「アメリカ合衆国の法人で業務遂行を統括する役員」のことで、アメリカ以外の国では「CEO」という呼び方はしません。

ちなみにCEOに当たる役職のことを、イギリスではED(Executive Director)やMD(Managing Director)と呼びます。

CEOの役割

ではCEOはどういった業務をするのでしょうか?CEOが「最高経営責任者」と翻訳されるように、会社経営においてはかなり重要な役割を担っています。

CEOは会社の執行役員の中から、執行役員のトップとして選出され、会社の経営を行います。その経営は取締役会によって決定された基本的方針に基づいて行われます。

CEOは会社経営に大きく影響を及ぼすことから、執行役員の監視対象となっています。CEOの行動が会社にとって不利益や悪影響を及ぼすと判断された場合、CEOの職を解任されることもあります。

代表取締役とCEOは同じ意味?違いは?

ここまで、「代表取締役」と「CEO」の言葉の意味とそれぞれの役割について解説してきました。

しかし、「代表取締役とCEOのそれぞれの説明を聞いてもイマイチ違いがわからない…。」という方も多いと思います。代表取締役とCEOの違いを簡潔に押さえておきましょう。

代表取締役とCEOの違い
  • 代表取締役:日本の法人における1番偉い人
  • CEO:アメリカ合衆国の法人における1番偉い人

このように押さえておけば大丈夫です。国が違うために名称が異なるだけで、両者とも会社の代表で、1番上の立場から総合的に会社を統括しているということです。

日本でもCEOが使われている!?アメリカとの違いは?

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アメリカ合衆国の法人で使われる役職である「CEO」。しかし近年では日本国内の法人でも「CEO」を使っているところがいくつかあります。

しかし会社法で定められた正式な役職の中に「CEO」は存在しません。つまりどういうことかと言うと、日本国内で使われている「CEO」は肩書きに過ぎない、ということです。

日本では法的に意味を持たないことから、会社の好みで「CEO」という名前を採用しているところが多いようです。英語表記はやっぱりかっこいいですもんね。

代表取締役兼CEOとは?代表取締役やCEOとの違いは?

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ここまでの解説で「代表取締役」と「CEO」についてはよく理解できたことでしょう。一部企業には、「代表取締役兼CEO」というポジションが存在します。

「ん?代表取締役とCEOが混ざってる?どういう役職なんだ?」と思う方が多いと思います。詳しく見ていきましょう。代表取締役兼CEOには次の役割が備わっています。

代表取締役権CEO
  • 会社内における最高順位の役職
  • 会社における代表権を有する取締役
  • 会社経営における執行責任者

専門用語が多くて理解が難しいかもしれません。3つをまとめると、代表取締役兼CEOとは「会社で1番偉い人で、会社経営で1番の権限と責任を持つ役職」ということです。

つまり、「代表取締役」と「CEO」両方の役割を持ち合わせた役職であると言えます。たった1人しかいない会社のトップということですね!

代表取締役の例

ここからは有名企業の代表取締役を数人、例をあげて紹介していきます。あなたが知っている方もいるのではないでしょうか?

孫正義

言わずと知れた日本を代表する実業家の孫正義さんです。この方はソフトバンク株式会社の「代表取締役」です。日本の会社なので当然ですね。

現在ではプロ野球チームの福岡ソフトバンクホークスのオーナーを務めています。2017年には日本の長者番付トップに輝いた、大富豪ですね。

前澤友作

民間人で初の月旅行を契約したり、Twitterで1億円のお年玉配布イベントをしたりと、何かと話題になることの多い今ホットな実業家である前澤友作さん。

この方も人気ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」を運営する株式会社スタートトゥデイの創業者であり、「代表取締役」でした。今は辞任されましたが。

日本の株式会社のトップは「代表取締役」なのが理解できましたか?

CEOの例

次に有名企業のCEOについて紹介していきます。あなたが知っているCEOはいるでしょうか?

ビル・ゲイツ

まず1人目は、世界長者番付で過去18回も1位に輝いた、世界で最もお金持ちであるビルゲイツ氏です。ビルゲイツ氏はマイクロソフトの創業者で初代CEOです。

2014年にCEOをサティア・ナデラ氏に譲りましたが、現在でもマイクロソフトの生みの親として強大な影響力を持っています。

ジェフ・ベゾス

今では我々の生活で当たり前の存在となっているネット通販サイトの「Amazon」。Amazonの創業者でCEOを務めるのがジェフ・ベゾス氏です。

2018年に、4年連続で長者番付で1位を守り続けていたビル・ゲイツ氏を追い抜いて、1位に輝きました。

こうしてみると、一流企業のCEOにはすごい人がたくさんいるんですね。

代表取締役とCEOの違い まとめ

ここまで、代表取締役とCEOの違いについて、詳しく解説してきました。

代表取締役は日本の法人におけるトップで会社法で定められた役職です。一方でCEOという肩書きは本来アメリカ合衆国だけのものなので、日本では法的な意味は持たないです。

この記事を参考にして、自身で会社経営をする際の役職を決める参考にしてみてくださいね。

会社経営はしないサラリーマンの方も自身の会社のトップがどういう役割なのか確かめてみてくださいね。

ABOUTこの記事をかいた人

Yusaku Hayashi

大学2年生です。将来は起業家を目指して勉強中です。 海外旅行が大好きで、一人でどこでも行ってしまいます。 その行動力を活かして、自分にしか書けない記事をたくさん書いていきます!よろしくお願いします。