どちらも「会社の長」と書く社長と会長について、どのような違いがあるか答えられるでしょうか?
今回は社長や会長、その他の会社の役職を比較して、それぞれの肩書きの違いをまとめていきますので、ぜひ参考にしてみてください。
(トップ画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/2184498?title=%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%BC%E3%81%AE%E3%82%A4%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%B8)
そもそも社長や会長は役職なのか?なにか違いはあるの?
そもそも社長や会長って役職なのでしょうか?どちらが偉いとかあるのか?を考えていきましょう。
率直に言うと、社長や会長などの肩書きはあくまでも会社が独自に決めた名称で、地位や役職ではありません。
会社の役職というのは本来、「会社法」によって定められているのですが、会社法の中では社長や会長という言葉は出てこないのです。
会社によって社長が偉い場合もあれば、会長が偉い場合もあり、ただの呼称に過ぎないと考えるとよいでしょう。
そもそも社長とは?
社長と聞けば誰もが偉い人であると想像すると思いますが、実際はどうなのでしょう?社長について解説していきます。
社長とは上記の通り会社が独自で決めた名称なので、「会社内部の代表」のことを指します。
社長は会社の業務を執行する最高責任者であり、会社内でプロジェクト案が出た際にプロジェクトを進めるかどうかを決めることが主な仕事です。
後で詳しく解説しますが、会社独自のルールではなく、会社法によって決められた会社の正しい代表は何かというと「代表取締役」と言います。
そもそも会長とは?
一方で社会経験のない学生は「会長ってなに?何する人なの?」と思う人も多いのはないでしょうか?そこでここからは、会長とはどんなものなのかについて紹介をしていきます。
一般的に、社長を退いた人の名誉職として会長職につくことが多いので、「社長の上の役職」ととらえる会社が多いようです。
また、グループ会社を多く持つ大企業では、各会社に社長を置き、そのグループ全体のトップを会長としている所もあるようです。
これだけ聞くと社長より会長が偉いと見えるかもしれませんが、前述の通りあくまで肩書きであり、会社によってとらえ方が違うことを忘れてはいけません。
会長兼社長という肩書きがある
会長と社長をどちらも一人の人が両方担う「会長兼社長」という肩書きを置く会社もあります。
一見、社員数が少なかったり、利益の少ないベンチャー企業などが賃金を最小限にするために一人に任せてるように見えるかもしれませんが、大企業でも「会長兼社長」を置くケースがあります。
例えばいろんな意味で有名な日産グループの代表「カルロス・ゴーン」の役職は、「会長 兼 社長 兼 最高経営責任者」とされ、誰もが知る実力派のカリスマなのです。
社長と会長に対して、「CEO」との違いとは?
「CEO」はアメリカから入ってきた概念で、「chief executive officer」の略称で日本語にすると「最高経営責任者」と言います。
「CEO」の職務は、会社内での経営計画や予算といった重要事項の決定や、業務執行の監視が主となります。
実は日本では「CEO」も、「社長」や「会長」と同様に、正式な役割ではありません。
このため、アメリカは法律上「CEO」を置かなければいけないようですが、日本の会社法にはCEOに関する記載はなく、それぞれの会社で自由に決めることができます。
社長と会長に対して、「代表取締役」との違いとは?
ここまで「社長」「会長」「CEO」などの紹介をしましたが、前述の通り、これらは全て正式な役職ではありません。
日本の会社法で会社の代表として正式に定められているのは、「代表取締役」だけなのです。
代表取締役はプロジェクトを進める上で取引先との契約や、多額の借り入れが必要な場合に執行できる権限を持つ重要な役職です。
ちなみに「代表取締役」は必ずしも一人でなければいけないという法律はなく、「代表取締役社長」と「代表取締役会長」の両方置いている会社もあります。
代表取締役社長と代表取締役会長の違いとは?
会社の顔である「社長」が、会社の代表である「代表取締役」を担うケースが代表取締役社長です。
また、名誉職の「会長」が、会社の代表である「代表取締役」を担うケースが代表取締役会長ということになります。
この二つの肩書きはどちらも会社の代表を表すものなので、普通の社長と会長の関係性と同様に役職の違いなどはありません。
実は代表取締は社長や会長以外にも様々なケースがあり、とてもレアなケースですが日本支社のある外資系企業などでは「代表取締役部長」というのも存在します。
代表取締役平社員は存在する?
ここは余談でありますが、部長でも代表取締役という肩書きがつけられるのなら、「代表取締役平社員」は存在するのでしょうか?
結論から言うと、実は「代表取締役平社員」という肩書きは会社法という法律上、存在しても問題はありません。
ただし、会社組織の役職と順位がある程度暗黙のルールとして決められているのが一般的です。
平社員がトップであるという「代表取締役平社員」は社外の人へ混乱を与えてしまう可能性があるので、まずこの肩書きが使われることはありません。
実際の会社の地位の違いとは?
繰り返しになりますが、会長と社長はあくまでもその会社の慣例であって正式な職制ではありません。
それでは実際に会社で偉いのは誰なのでしょうか?ここでまとめてみていきましょう。
その前に一言だけ加えておくと、前述の通り、平社員以上を置かないことも法律上は問題ない為、あくまで一般的な考えのご紹介として捉えてください。
- 代表取締役
- 専務取締役
- 常務取締役
- 本部長(事業部長)
- 部長
- 次長
- 課長
- 係長
- 主任
- 平社員
これが会社組織の一般的な順番で、お分かりだとは思いますが、一番上から偉い順に並んでいます。
「社長」と「会長」の違いまとめ
今回は会社組織について、会長と社長、そしてCEOや代表取締役などの肩書きをまとめて比較して解説してきました。
まとめると、社長や会長はそれぞれの会社独自の名称であって、正式には役職の違いは無かったのですね。
今まで「なんとなく偉いのだろう」とあやふやに捉えていた人も、これらの肩書きについて、理解が深まっていれば幸いです。
社会人として、役職の違いを知っておくことはとても重要なので、しっかりと覚えておくと商談などを進めるときにスムーズに話を通すことができるでしょう。
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