ヘッドハンティングでの転職を考えている人は、どんな会社がヘッドハンティングをしているのか気になりますよね。この記事では次の4つの内容についてまとめました。
- ヘッドハンティング会社の種類
- ヘッドハンティングの受け方と、受ける3つのメリット
- ヘッドハンティングの詐欺に引っかからない方法
- おすすめの大手ヘッドハンティング会社5選
まだまだ日本では知名度が低いヘッドハンティング。この記事を読めば、転職を有利にすすめることができるでしょう!
大手ヘッドハンティング会社には2種類ある
ヘッドハンティング会社には、「登録型」と「サーチ型」の2種類があります。
登録型
登録型のヘッドハンティング会社は、転職希望者や求人企業から登録をしてもらい、両者をつなげる業態のことです。
登録型の場合、自ら登録を行うので、転職意欲のある人材が集まっています。ほとんどのヘッドハンティング会社はこの業態です。
サーチ型
サーチ型のヘッドハンティング会社は、企業から希望された人材を、人脈や評判などの保有するネットワークを使って探しだします。一般的に「ヘッドハンティング」とイメージされる業態です。
登録型と違って、アプローチ前までは転職意思がないのが一般的ですが、登録している人にアプローチするわけではないので、ヘッドハンティング対象者に制限がないと言えるでしょう。
サーチ型の会社の多くは、同時に登録型の業態も行っていますが、一部にはサーチ型専門のヘッドハンティング会社もあります。
ヘッドハンティングを受けるメリットは3つある
ヘッドハンティングを受けることで得られるメリットは大きく3つあります。
- 待遇がよくなる
- リスクなく転職できる
- 新しい環境で仕事ができる
ヘッドハンティングを受けると、基本的に給料や条件など待遇がよくなるでしょう。今の会社を辞めさせて転職させるわけなので、今の職場よりもいい条件を提示してくれるのが基本です。
他にも、会社を辞めてから転職までのブランクがないので、普通の転職と違ってリスクがなかったり、新しい環境で働けるというメリットがあります。
大手会社にヘッドハンティングを受ける方法
ヘッドハンティングを受けるには、職場での実績やスキル、人脈を作る必要があります。ヘッドハンティングとは、経営者や役員などが対象になるので、全く実績がない新入社員などは対象にならないのです。
ヘッドハンティングされるための方法として、ヘッドハンティング会社に登録して、企業に自分の存在をアピールする方法があります。
しかし、この方法でも実績がないとヘッドハンティングされないのでまずは実績やスキルを作りましょう。
ヘッドハンティングの詐欺に引っかからないために
ヘッドハンティングを受けるとメリットがありますが、それが嘘や詐欺の可能性もあります。
最近では日本でもヘッドハンティングが増えてきましたが、まだまだ知名度が低いことから、ヘッドハンティング詐欺に引っかかる人が多いのが現状です。
ヘッドハンティングの詐欺に引っかからないために、浮かれてすぐ返事をしてはいけません。まずは、相手が自分をどうやって知ったのかを詳しく確認することです。
詐欺に引っかからないためにも、ヘッドハンティングに対する知識を蓄えておきましょう。
大手ヘッドハンティング会社①ビズリーチ
ここからは、ヘッドハンティングされたいなら登録しておくべきヘッドハンティング会社を5つ紹介します。
ビズリーチは、ハイクラス向けで、高年収求人をメインに扱っており、年収600万円以上が有料会員登録の基準です。ビズリーチには次の特徴があります。
- 無料プランと有料プラン(タレント会員、ハイクラス会員)がある
- 在籍ヘッドハンターが2600名以上
- 有料会員ならヘッドハンターへ直接相談可能
有料会員は登録基準が高いですが、ハイクラスの転職を希望する人が多く、質の高いヘッドハンターも多く在籍しています。無料会員でも問題なく利用でるので、ハイクラス転職をした人は登録しておきましょう。
大手ヘッドハンティング会社②リクルートダイレクトスカウト
リクルートダイレクトスカウトは、「リクルート」が運営しており信頼性が高く、登録対象を年収600万円以上とすることで質の高い求人を集めています。リクルートダイレクトスカウトには次の特徴があります。
- ヘッドハンターを自分で選んで相談できる
- 4000件以上のハイキャリア案件の求人検索、応募ができる
- 在籍ヘッドハンターが約1,400名
リクルートダイレクトスカウトも、ビズリーチ同様ハイクラスの転職を希望している方におすすめです。
大手ヘッドハンティング会社③dodaエグゼクティブ
doda(デューダ)エグゼクティブは、転職サイト・転職エージェントの中でもトップクラスの規模と知名度を誇る「doda」が運営しているサービスです。
求人を年収800万円越に限定しており、年収1000万越の非公開求人も数多く取り扱っています。dodaエグゼクティブには次の特徴があります。
- 300以上のdoda提携の転職エージェントがいるのでスカウトが多い
- 採用担当者と生で話せるセミナーやイベントが充実
- 転職後も1年間のフォローなど、サポートが充実
セミナーやイベント、サポートが充実しており、転職を初めて検討しているという方は登録しておいて損はないでしょう。
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大手ヘッドハンティング会社④クライス&カンパニー
クライス&カンパニーは、30~40代のマネージャー層の転職にポイントを当てた、ヘッドハンティング会社です。
30~40代は、転職について決断が重くなりますが、この難しい時期のキャリアにフォーカスして、企業とのマッチングを行っています。クライス&カンパニーには次の特徴があります。
- 30代以上のマネージャークラスの求人が充実
- キャリアコンサルタントのほとんどが国家資格保有者で質が高い
- 幅広い業界から独自のパイプと信頼関係を築いている
転職を希望している30~40代のマネージャークラスの方は、登録しておくべきヘッドハンティング会社です。
大手ヘッドハンティング会社⑤レイノス
レイノスは、100名を超える自社のヘッドハンターが在籍しており、圧倒的な自社のスカウトネットワークが強みのヘッドハンティング会社です。
年収1,500万円を超える求人情報も取り扱っており、年間約1500人という業界トップクラスの移籍数を実現しています。レイノスには次の特徴があります。
- 日本で唯一、100名以上の自社のヘッドハンターが在籍
- 2002年のサービス開始から約1万人もの移籍を成功させている実績
- 人事部ではなく経営者などから直接依頼を受けており、経営者とつながりが強い
ヘッドハンティングを受けたい人は、国内最大の全国へのネットワークを誇るレイノスは登録しておくべきでしょう。
まとめ
ヘッドハンティング会社についての解説と、おすすめの大手ヘッドハンティング会社を5つ紹介しました。
ヘッドハンティングを受けると待遇がよくなるなどのメリットがありますが、嘘や詐欺にも注意が必要です。
良い条件でヘッドハンティングを受けるためにも、まずはヘッドハンティングに対しての知識を蓄え、会社での実績やスキルを高めることから始めましょう。
ヘッドハンティングでの転職を考えている人は、ここで紹介したヘッドハンティン会社に登録してみることをおすすめします。