社長・役員のためのコラム PR

【社長が「退任」する際の注意点】「解任」「辞任」との違いも紹介!

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社長や取締役が役職を離れる際に、「退任する」「辞任する」「解任される」という言葉を使いますが、違いを明確に分かっている人は少ないのではないでしょうか。

そこでこの記事では、「退任」「辞任」「解任」の違いや、退任する際の手続き、注意点を紹介していきます。従業員向けに社長が退任する際のお祝いについても触れているので参考にしてくださいね。

(トップ画像出典:https://unsplash.com/photos/Ws4wd-vJ9M0)

社長が「退任する」ってどういうこと?

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退任とは、現在ついている任務(仕事)から退くことです。退職と似ていますが、退任は退職とは違って職から退くわけではありません。

そのため、現在勤めている会社には残るけれども、ついている役職からは退くという場合も退任に当たります。社長の退任であれば、社長職を退いて会長になったり役員になったりします。

また、退任は自分の意志とは関係ありません。任期満了で社長職を退く場合やほかの役員からの信用を失って社長職を辞めさせられた場合も退任ですし、自分から社長職を退く場合も退任に当たります。

次章では、退任と似ている間違いやすい用語を紹介していきます。社長がする可能性のある「辞職」「辞任」「解任」の3つを取り上げるので、退任と併せて覚えておいてください。

退任と併せて覚えよう!①社長が「辞任する」

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辞任」とは、自らの意志で現在ついている役職を辞めることです。たとえば、会社で不祥事が起きた時などに、責任を取って社長が社長職を辞めることを辞任と言います。

退任が自分の意志と関係ない場合も含むのに対し、辞任が使われるのは自分の意志で辞める時だけに限定されます。そのため、辞任は退任に含まれる形です。

社外に社長が辞めたことを知らせる際に、社長の意志で辞めたのかどうかを知らせたくない場合は「辞任」ではなく「退任」を使うといいでしょう。

退任と併せて覚えよう!②社長が「解任される」

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解任」とは、自らの意志とは関係なく取締役や株主の要望によって社長職を解かれることです。業績不振になった時に社長職を辞めるよう取締役らが働きかける場合が解任に当たります。

退任は自分の意志で社長職を辞める(辞職する)ことも含みますが、解任は自分の意志ではないにもかかわらず、社長職を解かれるという違いがあります。

また、任期満了に伴って社長職を離れる場合は自分の意志ではありませんが、解任ではなく退任となるので注意してください。

退任と併せて覚えよう!③社長が「辞職する」

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辞職」とは、現在勤めている職を自らの意志で辞めることを言います。退任は役職を辞めることなので、辞職とは「自分の意志であるかどうか」「辞めるのが職か役職か」という2つの違いがあります。

辞職の場合は、職を辞めることなので、社長は職場に残らない形です。「社長職は辞めるけど会社には残る」場合は、退任もしくは辞任に当たります。

また、役職の無い平社員が職を退く場合は「辞職」ではなく「退職」を使います。退職は「自己都合退職」「会社都合退職」「定年退職」の3つに分かれ、自分の意志であるものとそうでないものを区別します。

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社長職を退任した後の役職は?

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ここでは、社長職を退任した後の役職はどうなるのかについて紹介していきます。社長職を退いた後は、会長となるのが一般的ですが、法律では社長職を退任後に会長になるという定めはありません。

ただ、会社の規定では社長職を退いた者は会長になると定められているケースが多いです。会長になる際には、「代表権」について留意する必要があります。

代表権とは、「会社を代表して取引を行う権利」のことで、法律では「代表権の持つ者がした取引については会社が責任を負う」と定められています。

代表権を持つのか持たないのかを明確にしておかないと、トラブルのもとになってしまうので、会長になるときは代表権を持つか持たないか明確に決めるようにしてください。

【社長向け】退任(辞任)するときの手続き手順

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ここでは、社長が退任する時の手続きについて紹介していきます。任期満了辞任する際に2パターンに分けて紹介していきます。

任期満了

任期満了の場合は、社長は特に手続きの必要はありません。取締役会で次の社長を決定し、株主総会で同意を得れば社長の交代の準備が整います。

その後、新社長の印鑑証明などに必要な手続きは社長ではなく、総務部が行います。

辞任

辞任する場合は、辞任届を提出しましょう。辞任は届け出がなくとも取締役に伝えるだけで効力が発揮されますが、後々トラブルになるのを防ぐためにも、辞任届で証拠を残しておくほうが賢明です。

また、辞任する際には、取締役会と株主総会で合意を得る必要があるので、辞任する理由をしっかりとまとめておきましょう。

辞任が認められた後の手続きは総務部が行います。その際は、辞任登記手続きを速やかに行うように総務部へお願いしておくと安心です。

辞任登記手続きが完了していないと表向きは社長のままなので、問題が発生した時に責任を問われてしまいますよ。

【社長向け】社長が辞任する時の注意点

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ここでは、社長が辞任する時の注意点について紹介していきます。一番注意すべきことは、損害賠償のリスクです。

社長はいつでも辞任することができると法律で定められていますが、辞任することによって会社の経営がうまくいかなくなってしまった場合は、損害賠償責任を負うことも法律で定められています。

会社にとって不利益にならないような時期を選んで辞任するようにしましょう。また、「社長を辞任した後の役職は?」の章でお伝えしたように、会長職になる場合は代表権を持つかどうかを明確にしてください。

また、前章でも注意喚起しましたが、辞任する際には辞任登記手続きが速やかに行われるように注意してくださいね。

【社長向け】退任の挨拶状の書き方を紹介

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ここでは、退任する際の挨拶状の書き方を紹介していきます。退任の挨拶状を書くときに大切なポイントは下記の通りです。

退任の挨拶状 ポイント
  • 縦書きする
  • 季節に応じた挨拶文を入れる
  • いつ退任するのかを伝える
  • 在任中にお世話になったことに対する感謝を述べる
  • 後任者の紹介をする
  • 今後も変わらず関係を続けたい旨を伝える
  • 挨拶が書面になってしまったことをお詫びする

上記のポイントを押さえておけば退任の挨拶状は問題なく書くことができます。封筒とカードを使ったり、葉書を使ったり、相手方にあったものを使うようにしましょう。

自筆のほうが丁寧な印象を与えますが、数が多いと大変ですので印刷でも構いません。挨拶状に書く内容を伝えるだけで挨拶状を作ってくれるサービスもあるので、印刷にする場合は利用するといいでしょう。

以下に挨拶状の例文を載せておくので参考にしてくださいね。画面の見やすさを考慮して横書きにしていますが、実際に書く際は縦書きにしてくださいね。

筆者作成

【従業員向け】社長の退任祝いは何をする?

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ここでは、社長の退任祝いに何をしたらいいのかについて紹介していきます。退任祝いとして、「メッセージを送る」「記念品・実用品贈る」「送別会を開く」の3つを挙げてみました。

メッセージを送る

今までお世話になったことに対する感謝の気持ちを社長に伝える方法です。手紙、または直接対面で感謝の気持ちを伝えましょう。

社長に助けられた実際のエピソードを添えて感謝の気持ちを伝えると、社長にも感謝の気持ちが伝わりやすいですよ。

記念品・実用品を贈る

退任祝いに贈り物をするのもいいでしょう。王道は名刺入れなどで、社長の名前入りにすると特別感がでますよ。また、社長が趣味のある人であれば趣味に合った贈り物をするのも喜ばれます。

例えば、スポーツウエアやお酒などです。もし、何を贈ったらいいのか分からない場合や、あまり気を遣わせたくない場合はカタログギフトがおすすめです。

送別会を開く

多くの人に囲まれて感謝の気持ちを伝えてもらえる送別会は、嬉しいものです。仕事の都合などスケジュールが許すのであれば、なるべく開きたいですね。

送別会では、参加した人全員が退任する社長に対して感謝の気持ちを伝える場を作るようにしましょう。一つ前で紹介した贈り物を送別会でサプライズとして渡すのもおすすめです。

送別会は雰囲気が大事なので、司会進行の仕方や会の流れを全員が把握しておくようにしましょう。

社長の退任 まとめ

社長の退任について、退任と似た意味の言葉の解説や退任する際の挨拶状の書き方、必要な手続き、注意点などを紹介しました。また、おすすめな3つの退任祝いについても紹介しました。

役職が変わる退任は人生の中でも大きな分岐点です。気持ちよく次のステップへ行けるよう、退任する時に必要な手続きや挨拶などを知っておくことは大切です。

この記事を参考にして、社長職をスムーズに退任したり、退任者を送り出したりしてくださいね。

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お手頃価格でバッチリ退職までサポートしてくれる退職代行サービスランキング

本ページでは「とにかく安い値段で退職代行を使いたい」という方に向けて、数ある退職代行サービスの中から「依頼料の安い退職代行」をランキング形式でご紹介します。

とはいえ、いくら料金が安くても、退職できるとは限らないサービスは使いたくないですよね。

料金の安さはもちろんのこと、最低限しっかりと退職が実現できるだけの「サービスの質」も考慮したランキングとなっています。

「退職のために大きなお金は払いたくない。でも、しっかり退職までサポートしてもらえる退職代行サービスを利用したい」という方は、ぜひここで紹介している退職代行の利用を検討してみてください。

※以下に掲載する料金は全て「税込価格」です。

【格安で依頼可能】退職代行ランキング Top5

【1位】キャリアサンライズ

☆最も安い退職代行サービス

キャリアサンライズは、業界最安値でサービスを提供している退職代行サービスです。

退職代行の相場が3〜5万円なので、「他サービスの約半額」の料金で退職代行を依頼できるということになります。

ただし、この価格は「退職代行」に特化しているからこそできるものであり、残業代や有給に関する交渉などはサポート外となっています。

そのため、特に交渉をする予定はなく、ともかく安い料金で一刻も早く退職したいという方にお勧めのサービスです。

料金 15,000円
特徴 ・業界最安値の退職代行サービス
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交渉の可否 不可
こんな人におすすめ ・とにかく低価格で退職代行を依頼したい人
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【2位】わたしNEXT

☆女性で退職代行の利用を考えている方の第一候補

わたしNEXTは、女性をメインターゲットとした退職代行サービスです。(男性も利用可能。)

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料金に関しても、パートやアルバイトの方の利用は19,800円と、業界でもかなりリーズナブルです。正社員の利用は少し費用がかかるものの、業界の相場に比べると高いというほどではありません。

女性特有のお悩みに関しても親身に対応してくれるため、女性の方で退職代行の利用を考えている場合の『第一候補』と言えるサービスです。

ただし「有給休暇や残業代などの交渉」には対応していないので、この点だけは注意しましょう。

料金 ・パート・アルバイト:19,800円
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特徴 ・創業16年、女性退職代行サービスNo.1
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・退職率100%
・JRAA(日本退職代行協会)の特級認定
返金保証 あり
交渉の可否 不可
こんな人におすすめ ・女性の方
・リーズナブルな料金で手厚いサポートを受けたい方
・安心して任せられる退職代行をお探しの方

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【3位】退職のススメ

☆再就職サポートが手厚い上に、「実質0円」で退職可能

退職のススメは、同サービスが提供する再就職サポートを利用して転職に成功した場合、退職代行の料金は全額キャッシュバックされます。

つまり、「実質0円」で退職代行を利用できるのです。

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数ある退職代行サービスの中でも「再就職」へのサポートが手厚いのが特徴です。退職した後のことが不安という方におススメの退職代行と言えるでしょう。

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【4位】退職代行SARABA

☆交渉が可能な退職代行サービスの最安値

退職代行SARABAは、労働組合が退職代行を行ってくれる退職代行サービスです。

労働組合法によって、企業は労働組合からの交渉を拒むことはできません。そのため、SARABAに依頼すると、退職代行はもちろん、残業代や有給といった「交渉」も行うことができます。

また、相談回数が24時間いつでも無制限に利用できるので、退職に対しての疑問や不安もしっかりフォローしてくれますよ。

退職後の転職サポートも無料で行ってくれるので、次の職場探しまで安心して任せることができます。

退職を考えるにあたってあると嬉しいサポートが揃っている上に、相場より安価に利用できるので、SARABAはコスパの良い退職代行サービスです。

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