「異なる職種に転職したい!」と考えていても、実際に職種を変えるのって凄く不安ですよね。その不安を少しでも軽減するためにこの記事では『異なる職種に変える人』へ向けて必要な情報をまとめてみました。
ぜひ、これからの転職活動に役立ててください。この記事では以下のことについて詳しく説明しています。
- 転職しやすい職種とは?
- 職種を変えるメリット・デメリット
- 転職は何歳まで?
- 転職を成功させるために
職種を変えるなら、どんな職種が転職しやすい?
「新しい職種に転職する際に未経験でもやっていけるのか?」そもそも、「未経験者でも雇ってくれるような職種はあるのか?」そんな疑問がありますよね。
結論から言うと、あなたがその職種に対して未経験でも転職できるところは多くあります。以下の表は「未経験者歓迎」の割合をまとめた表です。
1位 | 美容・ブライダル・ホテル・交通 | 94.7% |
2位 | 販売・フード・アミューズメント | 93.6% |
3位 | 技能工・設備・配送・農林水産 | 90.3% |
4位 | 保育・教育・通訳 | 90.1% |
5位 | 医療・福祉 | 84.9% |
6位 | 管理・事務 | 83.3% |
7位 | 公共サービス | 83.1% |
8位 | 企画・経営 | 81.4% |
9位 | 医療・食品・化学・素材 | 80.1% |
10位 | コンサルタント・金融・不動産専門職 | 79.8% |
11位 | 営業 | 78.4% |
12位 | クリエイティブ | 73.1% |
13位 | 電気・電子・機械・半導体 | 70.0% |
14位 | 建築・土木 | 69.2% |
15位 | web・インターネット・ゲーム | 57.1% |
16位 | ITエンジニア | 48.6% |
参考:https://tenshoku.mynavi.jp/knowhow/donai/03
「未経験者歓迎」の割合が高ければ高いほど職種を変えやすいチャンスがあることが分かります。
職種を変えるメリット
では、職種を変えるメリットは何でしょうか。まず、職種を変える最大のメリットはなんといっても「自分が本当にやりたいことに挑戦できる」ことです。
転職によりあなた自身がやりたいことに挑戦することが出来れば、仕事に熱中することができ、充実した日々を送れることでしょう。他にも…
- 人脈が増える
- 年収が上がる可能性がある
- 新たなスキルが身に付く
- 考え方が広がる
前向きな気持ちやスキルの上達が結果的にプラスになることが多いと言えます。実際、私の周りでも転職の際に職種を変えた人がいますが、充実した日々を送っていますよ!
職種を変えるデメリット
逆に職種を変えるデメリットもいくつか挙げられます。職種を変えるデメリットは以下の項目があります。
- 慣れるまでに時間がかかる
- 年収が下がる可能性がある
- 職場の人間関係がうまくいかない可能性がある
- 年下が上司になる場合がある
- 出勤日や時間がずれることで生活リズムが崩れる
職種を変えて上手くいった事例もあれば、「失敗した」「前の方が良かった」なんていう事例もあります。
また、転職を頻繁にするのはあまり良いとは言えません。そのため、転職の前に自分が何をしたいのかよく考える必要があります。
未経験の職種に転職できるのは何歳まで?
「挑戦は何歳になっても遅くない!」なんて言いますが、歳が若いほど企業側も雇ってくれやすいのは事実です。
あなたも一度は耳にしたことがあると思いますが、転職のタイムリミットは「35歳まで」というのは有名な話ですよね。これは定年の60歳まで25年しかなく、キャリアアップが不利になることから来ています。
だからといって、35歳までに転職しないと絶対に雇ってもらえないわけでもありません。ですが、企業は将来性を見て採用する場合が多いので、35歳を一つの指針として見ても良いかもしれませんね。
異なる職種で転職成功させるために!
異なる職種への転職を成功させるためには、企業側にあなたがやりたい職種に対する強い意志を示す必要があります。
また、その業界について正しく把握しておかなければなりません。それに加えて、あなたが現在持っている専門知識をどう生かすのか、どう生かせるのかが重要になってきます。
そのため、自分の経験がこの職に就くことによってどのように生かせるのか説明できるようにしておくと良いでしょう。
2段階転職で職種を変えることも考えてみよう!
いきなり全く異なる職種に変えるのが不安という方は、2段階転職をするということも考えてみてはどうでしょうか。
2段階転職とは、専門知識が必要とされる職種にいきなり就けないことが多いので、下積みできるところで知識を蓄え、2度目の転職で念願の職に就くというやり方です。
この場合、どうすれば自分の念願の職に就けるかしっかりとプロセスを考える必要があります。
しかし、段階的に進んでいくことが出来るので、方向さえ間違うことがなければ、満を持して念願の職に就くことが出来るでしょう。
職種を変えるためにやるべきこと
では職種を変えるために具体的に何をしていかなければならないのか説明していきます。
- 自分がやりたい職種を見つける
- その職種に必要なスキルをチェックする
- 応募書類作成
- 求人応募
- 面接
- 退職手続き
職種を変えるためには上述のようなステップで進めていく必要があります。ステップ1と2に関しては次の見出しで詳しく説明していきます。
詳しい履歴書の書き方や退職手続きについては、以下の記事にまとめてあるのでご覧ください。
【転職】自分に向いている職種を見つけよう!
自分にはどの職種が向いているのか分からないという方も多いと思います。
私がオススメする方法は、少しでも気になった職種がある場合、その職種についてとことん調べるという方法です。
実際に見に行ったり、経験できるなら尚良いと思います。気になる職種を調べ尽くして、それでも「やってみたい」と強く思ったのならば、それはあなたがやるべき職種だと思います。
とことん調べることによって、知識も付き、面接にも役立つのでかなりオススメできるやり方ですよ!
やってみたい職種が見つかったらスキルを磨こう!
やりたい職種が見つかったら、すぐにスキルを磨いていく必要があります。もし、その職種が資格が必要なら資格の勉強をしていくのも良いでしょう。
ただし、どの職種に就くにしても同じく身につけておいた方が良いスキルがあります。それは「ポータブルスキル」です。
ポータブルスキルとはあなたが経験してきた仕事の知識や経験、人とのかかわり方などを指します。
もっとポータブルスキルについて知りたい方は、以下のポータブルスキルについてまとめた記事を参考にしてみると良いですよ!
転職で職種を変える方へ!
転職の際に異なる職種にキャリアチェンジするのは不安だと思いますが、この記事を参考にぜひ自分の夢を追いかけてほしいなと思います。
「自分は何がやりたくて、どういう未来にしたいのか」「どうして今の職種に納得いっていないのか」これらのことを一度深く考えてみると、新たな道が見えてくるはずです。
職種を変えるメリット・デメリット。そして、人生設計を踏まえたうえで納得できる選択をしてくださいね!