最高広報責任者(CMO)とは?仕事内容や必要なスキルなどを紹介。

「最高広報責任者とは、一体どんな役職なんだろうか…。」と、気になる人もいるのではないでしょうか。

最高広報責任者とは、別名、CMOとも呼ばれ、会社のマーケティング戦略を取りまとめるリーダーです。近年、消費者の生活様式の多様化にともない、日本企業において注目を集めている新たな役職です。

今後、日本企業において重要な役割を担う役職なので、活躍の場が増えることが予想されます。そのため、会社で仕事をするうえでは、知らないでは済まされないという場面も増えてくることでしょう。

そこでこの記事では、最高広報責任者の役割や仕事内容、求められるスキルなどについて徹底解剖していきます。

Excecutive Navi編集部

この記事を読んで、最高広報責任者の役割や仕事内容について理解していきましょう。

アイキャッチ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%83%AB%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0-%E9%9B%87%E7%94%A8-%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%89-4405260/

スポンサーリンク

最高広報責任者とは、マーケティングを統括する取締役

https://www.pakutaso.com/20171036304post-13860.html

最高広報責任者とは、会社のマーケティングに関する方針を統括する、取締役のことです。別名、最高マーケティング責任者とも呼ばれます。

おそらく、「CEO」と呼ばれる最高経営責任者という言葉を知っている人は多いかと思います。最高広報責任者も、「CEO」と並ぶ会社の中核を担う存在なのです。

ちなみに英語では、「Chief Marketing Officer(チーフマーケティングオフィサー)」と呼ばれ、「CMO」と略称で呼ばれることが多いです。

最高広報責任者は、日本ではあまり知られていない存在

https://pixabay.com/ja/vectors/%E8%B3%AA%E5%95%8F-%E8%B3%AA%E5%95%8F%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%AF-%E3%82%AF%E3%82%A4%E3%82%BA-%E6%B7%B7%E4%B9%B1-3409194/

最高広報責任者か…。あまり聞いたことがないな…。

最高広報責任者という役職を知っている人は、ごく一部に限られています。それだけ、日本では一般的に知られていない存在なのです。

なぜ知名度が低いかというと、日本の企業は、アメリカとイギリスに比べてマーケティングに投資することが少ないからです。そのため、最高広報責任者に任命される人はほとんどいません。

また、最高広報責任者に任命される人は、日本では時価総額上位300社のうち0.3%に留まります。一方で、アメリカでは全米上位500社のうち62%が、最高広報責任者を任命しているのです。

出典:『ビジネスモデル革新について 平成26年3月商務情報政策局より

したがって、日本企業の組織において、最高広報責任者は希少な存在であると言えます。

時代の変化にともない、最高広報責任者の人材が求められている

https://www.pakutaso.com/20160203048post-6979.html

現在の日本は、生活様式の多様化が進み、時代の変化が早くなっています。そのため、日本企業は最高広報責任者を任せられる人材が欲しいと考えているのです。

消費者の生活様式は、お店といった実店舗だけでなく、テレビやスマホ、SNSといった様々なメディアを通じて消費行動をしています。

2020年時点、携帯電話を持っている人がスマホへ移行した割合は、2010年では4.4%でしたが、2020年には88.9%と高い割合を占めています。

出典:『モバイル社会研究所-スマホ比率88.9%に:40代以下は9割以上がスマホ所有より』

そのため、消費者行動は多様化し、より消費者をピンポイントに捉えられる人材を日本企業は欲しているのです。

最高広報責任者の仕事は主に3つある

https://pixabay.com/ja/photos/%E6%9B%B8%E3%81%8D%E8%BE%BC%E3%81%BF-%E3%83%9A%E3%83%B3-%E7%94%B7-%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%AF-1149962/

最高広報責任者の仕事主に3つあります。それぞれの仕事内容に関しては以下の通りです。

3つの仕事
  1. 戦略の設計
  2. 計画の管理
  3. 他部門との連携

最高広報責任者は、会社の目標を達成するためのマーケティング戦略を設計し、目標を達成しているかどうか計画の管理をします。

さらに、マーケティング戦略を円滑に達成するために他部門との連携を図っていく必要もあるのです。

Excecutive Navi編集部

次の項目から、最高広報責任者の3つの仕事内容に関してそれぞれ詳しく解説します。

最高広報責任者の仕事内容①戦略の設計

https://pixabay.com/ja/illustrations/%E3%82%AE%E3%82%A2-%E3%83%81%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF-%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC-3085396/

まず、会社の商品を消費者に買ってもらうためには、戦略設計を練ることが必要不可欠です。最高広報責任者は、会社の目標を達成するためのマーケティング戦略を設計します。

具体的な方法は、市場調査や企業のブランディング計画、会社が提供した商品を消費者が受け取る時に感じる価値に関する目標を設定し、共有することなどがあるのです。

設定した目標を共有することで、社外にアプローチし、売れる仕組み作りをしていきます。そして、組織を統括して責任を持つことが、最高広報責任者の役割なのです。

最高広報責任者の仕事内容②計画の管理

https://unsplash.com/photos/5fNmWej4tAA

最高広報責任者の仕事は、戦略設計を練っただけで終わりではありません。その後に、計画を管理する必要があるのです。

戦略設計を練った後は、社内外に向けて計画を共有します。そして、計画の進捗状況を管理し、目標が達成しているかどうかチェックします。

もし目標が達成していなければ、もう一度戦略設計を練り直すことが必要です。そのため、最高広報責任者は、目標が達成するまで粘り強く取り組んでいく根気が必要です。

最高広報責任者の仕事内容③他部門との連携

https://unsplash.com/photos/Zyx1bK9mqmA

最高広報責任者は、設定した目標を達成するために他部門との連携が必要不可欠です。

戦略方針を一貫して実行していくためには、企画という上流工程から販売という下流工程まで、目標を設定し共有する必要があります。

そのため、1つの部門だけが目標を達成すれば良いのではなく、社内全体という広い視点で目標を達成していく必要があります。

したがって、最高広報責任者は他部門との情報共有や現状把握をしたうえで、その橋渡し役としての役割も求められるのです。

最高広報責任者に求められるスキルは主に3つある

https://pixabay.com/ja/photos/%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%AB-%E8%83%BD%E5%8A%9B-%E7%9F%A5%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99-3262172/

最高広報責任者は、マーケティング戦略のリーダーとして会社全体を引っ張っていく存在です。

そんな、最高広報責任者に求められるスキル主に3つあります。3つのスキルに関してはそれぞれ以下の通りです。

3つのスキル
  1. 分析能力
  2. 顧客への理解
  3. リーダーシップ

最高広報責任者はマーケティング戦略を設計するうえで、調査結果から得られたデータを分析し、顧客が今何を求めているのかを理解する能力が必要です。

さらに、分析能力や顧客への理解に優れているだけでなく、会社に関わる全ての人を動かしていけるリーダーシップも求められています。

Excecutive Navi編集部

次の項目から、最高広報責任者に求められる3つのスキルに関して、それぞれ詳しく解説していきます。

 

最高広報責任者に求められるスキル①分析能力

https://pixabay.com/ja/vectors/gui-%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%95%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%82%B9-2311261/

最高広報責任者がマーケティング戦略を練るうえでは、市場調査などで得られたデータを分析する能力が求められています。

データを分析できる能力がなければ、得られたデータの数字から市場の現状を把握できません。そのため、消費者をピンポイントに捉えられる目標設定を練ることができなくなるのです。

また、消費者はネットやスマホといった最新技術を駆使して消費行動をします。したがって、最高広報責任者はネットやITに関する専門用語などを理解するために、テクノロジーに関する知識も知る必要があります。

最高広報責任者に求められるスキル②顧客への理解

https://unsplash.com/photos/m-094tOoS4E

最高広報責任者は、買い手である顧客への理解が必要です。1980年代半ばから1990年代前半までのバブル期では、「作れば売れる」という大量生産が常識の時代でした。

しかし、現在は商品を「作れば売れる」という時代ではありません。会社は顧客が欲している物を作らなければ、顧客はその会社が作った商品を見向きもしません。

そのため、最高広報責任者は流行を知ることや、自分と年齢の違う顧客層の消費行動を理解することが求められます。

例えば、50代の男性が10代の女子高生相手に商品を売る時に、女子高生はどういう商品を欲しがるのかといった目線も必要になるのです。

最高広報責任者に求められるスキル③リーダーシップ

https://pixabay.com/ja/vectors/%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9%E3%81%AE%E7%94%B7%E6%80%A7-%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF-%E7%94%B7%E6%80%A7-295469/

最高広報責任者は、組織全体を取りまとめていくリーダーシップが求められます。

目標を達成するために、最高広報責任者は理想をかかげ、全ての部門にいる社員を突き動かしていくことが必要です。さらに、社内だけでなく会社の外側にいる取引先などに働きかけることも求められます。

したがって、ただ分析能力に優れ、顧客への理解が深いだけでなく、人を動かし、組織を取りまとめるリーダーシップも最高広報責任者には求められています。

最高広報責任者の年収はいくらなのか?

https://pixabay.com/ja/photos/%E3%82%B3%E3%82%A4%E3%83%B3-%E3%83%9E%E3%83%8D%E3%83%BC-%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%AB-%E7%B5%A6%E6%96%99-990693/

最高広報責任者の年収がいくらなのか気になる人もいるでしょう。最高広報責任者を募集している企業の求人内容によると、おおよそ年収1,000万円から1,500万円であることが多いです。

また、最高広報責任者の年収は中小企業だと年収800万円、大企業や外資系企業だと年収2,000万円になり、企業規模によって年収も変わってきます。

年収が大きく違う理由は、中小企業や大企業、外資系といった企業形態によって、最高広報責任者に求められる業務範囲が異なるからだと考えられます。

最高広報責任者へ転職するためにはどうすればいいのか?

https://unsplash.com/photos/6dW3xyQvcYE

最高広報責任者へ転職するためには、取締役やエリート社員を対象にしたハイクラス求人を扱う、ハイクラス転職サイトを利用する必要があります。

残念ながら、最高広報責任者の求人は一般の転職サイトで取り扱っていることはほとんどありません。

最高広報責任者は、企業の中核を担う存在のため、相応の能力が求められます。そのため、非公開求人として秘密裏に採用活動が行われていることが多いです。

最高広報責任者への転職を考えているなら、「BIZREACH(ビズリーチ)」や、「JACリクルートメント」といったハイクラス転職サイトがあるので、利用を検討してみてはいかがでしょうか。

もう迷わない!ハイクラス転職に成功する為のハズせないエージェントサイト5選!

2020年3月18日

まとめ

ここまで、最高広報責任者の仕事内容や求められるスキルなど、その全容について解説していきました。3つの仕事内容と求められる3つのスキルをまとめると、それぞれ以下の通りです。

3つの仕事内容
  1. 会社のマーケティングに関する戦略設計をする
  2. 設定した目標が達成できているかどうか計画を管理する
  3. 目標を達成するために他部門との連携を図る
求められる3つのスキル
  1. 市場調査などで得られたデータを分析する能力
  2. 買い手である顧客への理解
  3. 組織全体を取りまとめるリーダーシップ

最高広報責任者は、日本では一般的な役職ではありません。ただし、生活様式の多様化に伴い、顧客にピンポイントに働きかける重要性が高まってきています。

そのため、最高広報責任者の役割がより求められている時代になっています。

また、分析能力や顧客の理解、リーダーシップなど求められるハードルが高いです。責任が重いものの、社内だけでなく社外を含め組織全体を動かしていける仕事なので、この上ないやりがいを感じられます。

Excecutive Navi編集部

最高広報責任者は、会社のマーケティング戦略の舵取りを担うリーダーです。ぜひ、あなたのキャリアプランの1つに考えてみてはいかがでしょうか。

ABOUTこの記事をかいた人

ふぉむ

介護職員兼、個人事業主として活動中です。 出勤前、帰宅後、休日の時間に月10記事から20記事をメドに(1記事あたり文字数平均3,000~4,000字)納品しています。得意なことは①SEOライティング②納期厳守③ジャンルに合わせた記事執筆です。以下は記事を掲載しているメディアです。 ①Cuterest(芸能) ②やすたび(観光) ③DEBIT INSIDER(金融) ④ルアナ占い(占い) ⑤高級家具.com(インテリア) ⑥エグゼクティブナビ(転職) 水族館の情報サイト「ふぉむすい」を運営中です。 Google検索上位表示の記事多数。 水族館とwebライティングをこよなく愛するお魚さん。